未来の思考法とは、正解がない。

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論理か直感か、意思決定における論理と直感の問題については、三つあり、差別化の喪失と方法論としての限界、意味をつくれないです。


一つ目の差別化の喪失については、正解のコモディティ化と表裏一体の問題といえます。


そこには論理的な情報処理のスキルが長く必須とされてきという、時代があり正しく論理的に情報処理をするということは、

人と同じ正解をだすということでもあるわけですから、必然的に差別化の喪失という問題を招くことになる。


二つ目の方法論としての限界では、これはVUCAする世界というトレンドによって発生している状況です。

このような複雑で曖昧な世界において、あくまで論理的、理性的に意思決定をしていこうとすれば、いつまでも合理性を担保することができず、意思決定は膠着することになります。


三つ目は意味を作れないという問題です。
現在の世界では役に立つよりも意味があることに高い経済的価値が認められています。


役立つということは、明確化された問題に対して解決策を提供するということで、この領域では論理や分析は大いに力を発揮します。


しかし意味があるという市場において価値を生み出すことはできません。
ゼロからイチを生み出す意味の創造は、論理でどうこうできる問題ではありません。


そのためにメタ意思決定が必要。
実験思考、多様性の受容、遊び心、
ニュータイプの考え方が明確になります。
これからの価値観や正確のない時代に求められる人材について言及していました。

問題は解決する時代から見つける時代へ大きくシフトしていく。
そのあるべき姿をイメージして、意味をつけることが大切。

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