そもそも強さとは何か、

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強さと一口に言ってもいろいろあるじゃないか、と思いますよね。
確かに、格闘技の試合に挑む上で求められる強さと、日常生活の上での強さは、ちょっと毛並みが違います。


ですが、実はその両方に共通する重要なポイントがあるんです。
もしかしたらそれは、あらゆる場面、あらゆる人に対して共通するものかもしれない。

それくらい僕が重要だと思っているポイントがあります。
それが、「自分を客観視する」ということです。

自分を客観視できれば、自分の強みや弱みを的確に把握できます。
孫子の言葉に「敵を知り己れを知れば百戦殆うからず」というものがありますが、敵を知るだけでなく、自分を知ることがとても大切です。


自信を持つことは大切なんですが、自分の強みばかりに目を向けて、俺は最強だ、なんて思い込んでいるのは過信です。


そうすると自分の弱点を突かれて敗北なり失敗なりをしてしまいます。
しかも、その原因である弱点から目を背けているから、改善ができない。
他方で、自分の弱みにばかり注目してしうのも考えものです。そうすると過剰に自虐的になってしまう。


本当に弱みしかないんだったら仕方ないし、また別の問題だと思うんですが、実際にその可能性は低い。

何かしら人に評価されていたり、得意だったりする分野があるはずです。
それを自分でわかった上で弱さを受け止めるならいいんですが、自分なんてどうせ弱いんだ、という風にふてくされてしまうとまずい。

弱みにばかり注目する人は、謙虚なように見えて、実は自分を客観視することができていないだけなんです。

もしかしたら、客観視してしまった結果、本当に自分には何もないということがわかってしまうかもしれなくて、それがこわいのかもしれないですね。

でも、自分に強みがあるのなら、それを生かして物事に取り組めばいいんだし、弱みしかないのだったら、その中で何かを選んで弱みを潰せばいいんですよ。

客観視したからといって、何かを失うわけじゃない。
むしろ、正しく前に進むために必要な手段だと思います。
強い人は自分を客観視できますが、むしろ強くなるために、自分を客観視する必要があるんです。


本日の最高の一冊は
朝倉未来著【強者の流儀】です。
内面を見つめ、強みを見極め、その可能性を広げるためには
自己認識が欠かせません、その自己認識はどうのように育み、
見つけるのか、それは新しい言語のシャワーを浴びることです。

それが読書でできるとしたらいかがでしょうか。みなさんも
音楽を聴くように、空気を吸うように、自然に読書を楽しみませんか。

学び直しと、それに伴う豊かな時間は
読書と新しい体験を通じて身に付きます。是非一緒に学びましょう。
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