「本のたった一冊の読書に期待しすぎていませんか」

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コラム

一冊の本を1週間かけて熟読しても、1ヶ月後には「1%」しか残らないのだとしましょう。だとしたら、同じ1週間で10冊の本をすばやく読んで、1年後「10%」を得たほうがいいと思いませんか。


一冊を深く読むのではなく、たくさんの本から「小さなかけら」を集めて、「大きなかたまり」をつくっていく。それが遅読家の人に決定的に欠けている発想なのです。


小さなかけらが集まってくると、それらは次第につながっていき、より大きな知識として成長していきます。
イメージとしては、組み立てブロックの「レゴ」でなにか大きなものをつくる感覚です。


一冊を熟読していきなり大きなブロックを手に入れようとするのではなく、まずはたくさんの本をすばやく読んで手持ちのブロック数を増やす。


レゴで遊ぼうと思ったら、一定の数のブロックがないと楽しめませんよね。
読書がなかなか楽しくならない」という人は、そもそも手持ちのブロックが少なすぎて、そこから新しいものが組み上がっていく醍醐味をまだ味わえていないのです。

本日の最高の一冊です。
これは印南敦史著「遅読家のための読書術」からの引用です。
多読を通じてたくさんの情報に触れ、その情報と情報をつなぎ合わせ、新しいブロックを創っていく。

本を利用してクリエイティブな発想を生みだしましょう。

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