深掘り対策できてる?チェックしよう!【ガクチカ編】

記事
コラム

本ブログでは、就活中の方に、面接の深掘り対策のチェックをオススメしています。

深掘り対策が十分なのかどうか把握しましょう。
結論
チェックして、もし不十分なら人気企業、大企業の2次選考通過の可能性は低いです。
お一人での対策がうまくいかないならば、早急に有識者を頼ってください。
「正しい方向性」で「必要十分な」対策をしましょう。

面接で重要な対策が書いてありますので、ぜひ最後までご一読下さい。


はじめまして、就活アドバイザーBohe と申します。
数あるブログから、当ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。

自己紹介します
就活アドバイザーBohe.png



面接の深掘り対策は十分ですか?

このブログを書いている5月、あなたは本選考の面接ラッシュでしょう。
学部1~3年生、修士1年生は、夏インターンの選考面接も控えていますよね。

深掘りは、本選考2次面接、最終で必ずされます。
企業によってはインターン選考でもされます。

その受け答えで、合否が決まります。
なので、対策は必須です。

あなたは深掘り対策してますか? してますよね。
でも、それが十分かどうかなんて、わかんなくないですか?

面接での企業の視点、選考基準を知りましょう
そして、あなたがそれに応じた受け答えが出来るのか、知りましょう。



深掘りって、嫌~なイメージ持ってます?

面接官はイジワルな質問して、落とそうとしてるだけなんじゃないの?
圧迫面接なんじゃないの?
って思ってます?

だとしたら、それは間違いです。

あなたが深掘りの目的を知らないから、あなたのポテンシャルを上手く伝えられないから、そう思ってしまうんじゃないでしょうか。

面接官の深掘りが、何を知ろうとして、どういう答えを期待しているかを知りましょう。
それに対応できたら、逆に他のライバルに差をつけるポイントになりますよ。



面接では、なぜ深掘りをするのでしょうか?

それは、あなたの内面を知るためです。

人気企業や大企業、まず学歴フィルターやSPI、ESで足切りをします。
その後の面接であなたの人柄、ポテンシャルを評価して、内定を出します。

ESには文字制限があります。情報量はたかが知れています。
ESは、言わば「メニュー表」です。

メニュー表に料理名が書いてあっても、素材にこだわっていたり、特別な調理法だったり、味付けが自分好みかなんて、わからないじゃないですか。

面接ではメニューを見て、その料理が美味しそうかどうか上記の質問をして(深掘りして)、注文するかどうか決める(選考する)のです。


就活生も、テンプレの受け答えをしますよね。ある程度は、ね。
そんな答えでは、あなたの内面はわからないので、深掘りをするのです。

面接官は、あなたのES、ガクチカについて、
 あなたの想い、きっかけ、
 どのように行動したか、
 問題点、課題への考え方、
 苦労、困難への対応
 気づき、成長など、を聞きたいのです。
 そしてあなたにどのような能力があるのか、
 それを自社でどのように活かせるのか
を判断したいのです。


もう一度言います。
面接官は、あなたの内面を知りたがっています。
そのために深掘りをするのです。

深掘りする理由は、実はもう一つあるのですが、それは最後に解説します。



深掘りに応えるには、自己分析が必要です

自己分析は一言でいうと、「自分の特徴を理解すること」ですね。

深掘りで、「なぜあなたは●●したのか?」、「なぜあなたは■■と考えたのか?」と質問されます。
『あなたは』と聞かれているのですから、あなたは自分を理解しておかなければなりません。

深掘り対策は、自己分析という土台の上に成り立つものなのです。

自己分析も難しいよ~、出来ないよ~って思いますよね。
みなさん、そうおっしゃいます。

それはですね、一人でやっているからです。

いいですか、自己分析は独りでやっても出来ません。
なぜなら、あなたが「自分自身を客観視」出来ているかチェックする、ということだからです。

第三者に手伝ってもらいましょう。
相手は親でも、友人でも良いです。


深掘り対策も、やりだしたらキリがありません。
お一人でやるのはとても大変だと思います。

自己分析や深掘りも、面談でしっかり支援できます。
他の対策と併せて、ぜひご依頼下さい。

今回は、「ガクチカ」を深掘ってゆきます。

では一つづつ分解して、解説と対策をしてゆきましょう。
ぜひチェックしてみて下さい。


あなたの想い

動機、きっかけですね。

【解説】
面接官は、あなたがそのガクチカに、なぜ取り組んだのか知りたがっています。
すでにハッキリとしたきっかけがあるなら、それでOKです。
そこには、あなたの想いが込められています。それを言語化してみましょう

【対策】
ガクチカを行ったきっかけ、あなたの想いを添えましょう。
そうすれば、エピソードにあなたらしさが宿ります。

困るのは、なんとな~く、たまたまガクチカしていたときですね。
なんとな~く始めたガクチカをアピールしてて、盛り上がりますか?ww
やはり、そのきっかけを用意しておくべきでしょう。

あなたは、今までにいろんな行動をしてきました。
その行動の中には、自主的に始めたものがあるはずです。
そのきっかけの中には、ガクチカに記載した行動に当てはまるものが、あるんじゃないでしょうか。

【チェック】
ガクチカに取り組んだきっかけを、伝えられますか?
それは、あなたが実際に経験した想いですか?



あなたの行動

あなたはどのように行動したか、です。

【解説】
行動をするとき、人によって初め方が異なります。
 とりあえずやってみる、
 一晩考えてから動く、
 周りの様子を見ながら動き出す。など。

また、行動の進め方も違います。
 自分で黙々とやる、
 自分で調べながら進める、
 人に相談しながらやる、
 人を巻き込んでやる、
 人と役割分担してやる、
 人を使って進める、などです。

で、その進め方にあなたなりの考え、理由があるはずです。
それを言語化してみましょう。

※行動には、GiverとTakerの概念が潜在しています。
大事なことなのですが、ここでは解説を省略します。
知りたい方は、面談で。

【対策】
ここで大事なのは、企業の求める人材とのマッチングです。
当然、企業の求める人材にマッチしたほうが、通過率は高まりますよね。

企業が求める人材は、
 リーダーシップか、共同作業か
 挑戦者か、コツコツやるか
 自分の成果か、他者への貢献か
 高い目標達成か、信頼獲得か
など、企業ごとに色があります。

実際はどっちかだけなんて、極端なことはありません。
結局は「どっちも」なんですけどねww。

でも、企業によって、そのウェイトが異なるのです。
それが「企業の色」です。

【チェック】
あなたは志望企業の色にマッチした、自分の行動を伝えられますか?



問題点、課題、対策の言葉の定義

【事前チェック】
あなたは、問題点、課題、対策の意味をわかっていますでしょうか?
就活生は、この区別、違いを理解されていない方が多いです。

これをごっちゃにして説明してしまうと、面接官は違和感を覚えます。

【用語解説】
わかりやすく説明しますので、しっかり理解して下さい。
わかっている方は、飛ばして次の項に進んで下さい。

ざっくり言うと、
問題とは、
ネガティブな状態。目標に届いていない状態=現状と目標とのGAP。
 例:店の売上が下がっている。販売数が減っている。

課題とは、
そのネガティブな状態を解決する方針。GAPを埋める方針。
 例:宣伝する。リピーターを増やす。商品の魅力UP。種類増やす。

対策とは、
問題を解決するための具体的なアクション。
 例:宣伝する⇛広告。SNS。
  リピーター⇛回数券、スタンプカード。
  商品魅力⇛味の改良。新しい使い方。
  種類増やす⇛新メニュー。カラーバリエーション。
対策は、イメージし易いですね。


では、問題と課題をもう少し詳しく説明しましょう。

問題とは、現状と目標のGAPです。
現状は、今の状態、実際の姿です。
目標は、ありたい姿、期待されている結果です。

そこにはGAPがありますね。
なにかネガティブなことがあるから、GAPができるんです。

ちなみに「問題点」とは、問題の中で改善可能なこと、手を打つことが出来ること。です。
よって、通常は「問題点」と言います。
改善できないこと、手を打てないことまで、いちいち考えないですよね。

そして課題とは、その問題点を解決するために行う方針。
GAPを埋めるためにやるべきこと。やると決めたこと。です。

さて、長くなってスミマセン。話を戻しましょう。



問題点、課題への考え方

あなたの行動は、方向性が適切でなければなりません。
あなたはどう考えて問題点と課題を設定したのか、それは正しいのかということです。

【解説】
上で解説したように、問題点と課題、対策がリンクしていないといけません。

リンクしていないと、
その課題、対策で、問題点が解決するの?
目標達成できるの?
と面接官に疑問が生まれます。
そうなったら、説得力は無いですよね。

ええ、もうESは提出してるのでしょうが。
そこはまあ、言葉で補って下さい。

課題解決は、思考のプロセスが大事です。
「こう考えて」課題を設定した。「こう考えて」対策を選んだ。
この「こう考えた」というところが、あなたらしさであり、あなたの能力をアピールできるところなのです。

【対策】
課題の考え方は、いくつかあります。
ここでは「ロジックツリー」と「なぜなぜ分析」を紹介します。

このテンプレを使って、問題点に対する課題、対策を、論理的に説明できるようにして下さい。

ロジックツリー.png

なぜなぜ分析.png
引用:【無料テンプレート8選】問題・課題解決のフレームワーク8選をテンプレート付きで書き方を解説。(ビジネスフレームワーク)


問題点と課題の例

まずは問題点の原因を分析しましょう。
問題1.仕事が予定通りに進んでいない
この場合の原因は、例えば以下のことが考えられます。
 予定の見通しが甘い
 他の仕事に時間がかかる
 体調が悪い
 集中できない
 手伝ってくれる仲間がいない

原因とは、問題点を細かく分析したものです。
これらの原因に対して、問題点を解決するに最も有効であり、実現性のあるものは何なのか検討し、選択します。
特定した原因を改善する方針が「課題」になります。
課題は、上の例ならばこのようになります。
 ●原因→課題
 予定の見通しが甘い→スケジュールに余裕を作る
 他の仕事に時間がかかる→他の仕事を減らす
 体調が悪い→体調を管理する
 集中できない→職場環境を良くする
 手伝ってくれる仲間がいない→仲間に協力を仰ぐ

問題2.フリーランスで仕事が受注できない
この場合の考えられる原因は、例えばこんな感じ。
 スキル、実績が不十分
 自分の認知度が低い
 提案文がいまいち
 提案する数が少ない

ポイント:問題点に対する課題は、どのような部分を解決したいかによって変わります。
例:単価を高くしたい⇛スキルアップや交渉が重要。
  とにかく数をこなしたい⇛認知度や提案数を増やすことが必要。
問題点と解決したい部分、し易い部分を明確にして、課題を考えましょう。


課題は、原因によって複数考えられます。
その中で、どれを選んだのか、それはどのように考えたからなのかを、企業は知りたいのです。
これはとても大事なポイントです。


【チェック】
あなたのガクチカの行動と成果に、妥当性はありますか?
あなたが課題、対策を選んだ理由を、論理的に説明できますか?



苦労、困難への対応

行動すると、壁にぶち当たります。
そのときにどうやって壁を乗り越えたか、ということです。
「あなたの挫折経験はなんですか?」と、ストレートに聞かれることもあります。

【解説】
面接では、「壁に当たって乗り越えた話」が非常に好まれます。
なぜかというと、仕事で壁に当たるなんてことは、た~くさん起こるからです。
困難を乗り越えられないと、入社後に活躍出来ませんね。

必ずネタを用意しておきましょう

たまに、壁に当たった経験の無い方がいます。
その方は、よっぽどのスーパーマンか、用意周到な策士か、はたまた目標レベルが低い=チャレンジしていない、と受け取られます。

どのように受け取られるかは、あなたの行動レベルとの兼ね合いです。
スーパーマンなら、その優れた能力を、
策士なら、綿密な計画、先回りした対策を伝える必要があります。

そうでなければ、目標レベルが低い、または周りが勝手に助けてくれてラッキーでしたねww、と受け取られてしまいます。

助けてもらっても良いんです。
あなたから自主的に頼ったのであれば、ね。
でももし、勝手に周りが助けていたなら、あなたは評価されません。

【対策】
あなたのガクチカで、苦労した、困難だった経験はありませんか?
行動してもうまくいかなかった、トラブルが起きたなど、新しいことにチャレンジしたら、何か起きるのが当たり前です。

それをどのように考えて行動し、修正し改善し、乗り越えたのかを伝えられるようになりましょう。

【チェック】
あなたの説明を客観的に聞いて、「よく乗り越えたね」と感心するような伝え方が出来ますか?


【参考】
挫折を乗り越えた話は、自分から能動的に活動したネタが好ましいです。
つまり、より高みを目指して壁にぶつかった、でもその壁を乗り越えて達成したという話が良いです。

逆に、一旦凹んで戻った話、しなければならなかった活動は、インパクトが弱いです。

弱い例)
・浪人して第一志望に合格。
 ⇛あなたと同じ大学の現役生のほうが、単純に優れています。
・ケガをして、リハビリして回復した。
 ⇛その結果、あなたは元通りになったわけです。
 しかしどちらかというと、頑張ったのは医師や訓練士です。

しかしよっぽど凹んだ境遇にあって、それを乗り越えたのなら、評価は高いでしょう。



気づき、成長

ガクチカを通じて、あなたは何を学びましたか、どのように成長しましたか、ということです。

【解説】
人間は、行動して、失敗して、学び、成長してゆくものです。
そうやって、今のあなたの人格、能力が養われたのです。

面接官は、それを知りたいのです。

【対策】
これも、行動の対策で書いた、企業の求める人材とのマッチングが大事です
ガクチカの経験や成果と照らし合わせて、「その結果、(御社が求める)●●の能力が養われました」と言えればよいですね。

【チェック】
そのストーリーに矛盾はないでしょうか
志望企業の色にマッチした、人柄、能力が言えますか?



あなたの能力を、御社でどのように活かせるのか

さあ、最後です。
企業があなたを採用するメリットを示す、ということです。

【解説】
ここで、あなたに意識して欲しいことがあります。
それは、企業のほとんどは「営利企業」ということです。
つまり、あなたの能力で、御社に利益をもたらす事ができます、と伝えなければなりません。

ESに書いてなければ、口頭で伝えましょう。

【対策】
これも上に書いたように、自己と企業のマッチングです。

あなたの能力は、企業の業務にマッチしていないと活かせません。
業務に対するメリットを具体的に示す、ということです。

正直、ここは難しいと思います。
その場合「入社後すぐ」ではなくて、「将来」という視点で語りましょう。

「私は御社に入社して、将来●●をしたいと思います!
 出来るようになります!御社の利益に貢献できます!」
と、自信を持って言い切って下さい。

ココは、情熱、熱意ですよ!

【チェック】
あなたは、(将来)企業に利益をもたらせることを、伝えられますか?
自信をもって、情熱をもって、伝えられますか?



深掘りするもう一つの理由

面接官は、深掘りを「ウソ発見器」として使います。

【解説】
面接官は深掘り質問をしようと、初めから決めているわけではありません。
面接官は、就活生の答えを受けて、「矛盾があるな」「ウソついているんじゃないか」と思ったときにも、深掘りを繰り出します。

これは就活生にとっては、圧迫面接と感じるかもしれません。

でもそれは違います。
あなたがあやふやで、矛盾のある答えをしているから、なのですよ。

【チェック】
あやふやな答え、矛盾のある答えをしていませんか?
また、自信の無い話し方をしていませんか?



人を頼るということ

さて、【チェック】の結果は、いかがでしたでしょうか。
対策を実行しても、あなた一人では、うまくいかないことがあると思います。

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このことは、以下のブログにも解説しています。


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よろしければ、こちらのブログもご一読下さい。


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