凱旋門賞に登録したドウデュースは皐月賞でどうでゅす?

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ドウデュースが凱旋門賞に登録へ

13日(水)ドウデュースを管理する友道先生が、凱旋門賞へ登録する意向を示したそうです。

本馬の馬主キーファーズの松島正昭代表は、馬主になったときから「武豊騎手で凱旋門賞を勝つ」と公言(というかこれが目的で馬主になった気がします)してましたし、まずは今週末の皐月賞で結果を、といったところでしょうか。

そんなかんじで、丁度いい感じのネタができたので、せっかくだから、皐月賞のドウデュース。

これを考えてみましょう。

ドウデュースのお母さんは皐月賞向き

血統マニアの独り言なんで、まずは血統から。

父ハーツクライは、もう説明しなくてもいいですよね。

日本が誇るサンデー系のトップサイアーで、クラシック好走馬も多数輩出。

近年の皐月賞だと、一昨年2着のサリオス、2019年2着のヴェロックスも父ハーツクライ系でっす。

注目したいのは、母ダストアンドダイヤモンズ。

米国産の米国調教馬で、主な勝ち鞍は、ダート6ハロンのシュガースウィールS(G3)、ダート6.5ハロンのギャランブルームH(G2)。

そして、牝馬の短距離女王決定戦に位置づけられるBCフィリーアンドメアスプリント(ダート7ハロン・G1)2着の実績を持つ快速馬。

先日の記事で取り上げたように、スピード指向が強い近年の皐月賞は、距離延長馬、マイル実績馬、そして、父が主要のサンデー系×母方が米国型の快速型、てき組み合わせも有利のレース。

一昨年の勝ち馬コントレイルを筆頭に、19年3着ダノンキングリーや17年1着アルアインなんかも、この血統構成に当てはまったお馬さんでっす。

なので、良馬場なら、母ダストアンドダイヤモンズ。

この母の血は有利と見ます。

先日の皐月賞の記事↓

ドウデュースは朝日杯FS1着馬です。

昨年の皐月賞で6人気3着ステラヴェローチェは、朝日杯FS(阪神芝1600m・G1)2着馬。

一昨年3人気2着のサリオスは、朝日杯FSの勝ち馬。

2017年の皐月賞は、1600mに勝利実績のある馬が3着以内を独占して3連単の配当金が106万円オーバーの大波乱決着に。

てなかんじで、近年の皐月賞は朝日杯FS好走馬、1600mの実績馬もバシバシ走ります。

ドウデュースは朝日杯FS1着馬。

ハーツクライ産駒で、母方がスピード系、んで朝日杯FS1着という意味では、一昨年のサリオスに近いタイプ、みたいな見方もできますね。

前走の弥生賞も、弥生賞必殺の緩い流れと直線で前が壁になったシーンも重なって差しきれず、みたいな競馬でしたが、そこまで悲観する必要もないレース、にも映りました。

てなかんじで、臨戦過程、戦歴的にも、買い。

そういう締め方にしておきます。

ドウデュースの朝日杯の相手関係について。

母が高速皐月賞に合う米国の快速型で、皐月賞に相性の良い朝日杯勝ち馬。

ここまではいい材料づくしですが、せっかくなんで気になることも少々。

朝日杯の相手関係て、実際どうなの?

一部メディアや、コアな競馬ファンの皆様の中で、まことしやかに囁かれているか、囁かれていないか不明の、この疑問について、軽く掘り下げていきましょう。

朝日杯FS2着のセリフォスは、新潟2歳S、デイリー杯2歳Sと連勝。

確かに、新潟2歳S、デイリー杯2歳Sは、お世辞にもハイレベルとは言い難いメンバー構成。

3着ダノンスコーピオンは、萩Sで後のホープフルS勝ち馬キラーアビリティを差し切った馬。

4着アルナシームは、気性的に能力の選別が難解な馬。

5着ジオグリフは、次走の共同通信杯で勝ち馬ダノンベルーガとの着差はあったものの2着好走。

こうやって改めて朝日杯の上位組を精査してみると、それなりに能力上位であることは示している、って言えるとは思います。(謎の日本語ですんません)

少なくとも、人気を分け合うであろうキラーアビリティ、ダノンベルーガと同等、そのくらいの相手とは戦っています。

ちなみに、そのキラーアビリティに先着した実績を持つ朝日杯3着馬ダノンスコーピオンは、なんと前日のアーリントンCに出走を予定しています。

恐らく断然の人気も濃厚ですが、この馬のパフォーマンス次第で、ドウデュースの皐月賞における最終的な立ち位置を解釈する、みたいなノリでもいいかもしれません。

ドウデュースはアルアインにも似ている。

血統、実績、相手関係と模索してみたので、最後の締めはどうしよーってかんじですが、やっぱり「血」で締めようと思います。

ドウデュースの母父は、米国型ボールドルーラー系のVindication。

現役時代は4戦4勝。無敗で2歳G1ブリーダーズCジュヴェナイル(ダ9F・G1)を制した快速の早熟型、みたいなキャラクター。

2017年の皐月賞で9人気1着アルアインは、母父がボールドルーラーを経由する米国型エーピーインディ系Essence of Dubai。

Essence of Dubaiも現役時代に3歳前半のUAEダービー(ダ2000m・G2)を制した仕上がり早の馬力型。

ドウデュースとアルアインは、父が主要のサンデー系で、母父がダート、早熟、スピード指向の強い米国型のボールドルーラー系と、類似する部分が多く、ユタカさんやし、良馬場ならそれなりに走りそうやなー。

って、締め方にしておきます。

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