短所はあなたの才能

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先日、八木仁平さんのワークショップに参加し、とてもハッとさせられたのでそのことをここで共有したいと思います。

八木仁平さんは、今月出版された”世界一やさしい「才能」の見つけ方”の著者で、自己理解を促すプロです。今回は才能についての話でした。


普段私たちは、長所よりも短所に注目してしまいがち

人間の生存本能として、得(快)を得ようとするよりは損(不快)を避ける傾向があります。

例えばスマホで
プランを変更することで月に1万円得をする」と言われるよりも、
プランを変更しなければ月に1万円損をする」と言われたほうが
変更しようという気持ちになりませんか?

こういうのを「損失回避の法則」と言います



この本能によって自分の短所はやたら意識が向いてしまう。
そこで克服しようとしてもうまくいかなかったり、
他人と比べて自信を失ってしまったりすることもあるのではないでしょうか?

私も自分が苦手なことを他の人が簡単にできていると落ち込んでしまいます。

短所はあなたの才能

ただ、この短所と感じるところはダメなところではなく才能なんです。
才能はきちんと活かせれば長所です。

つまり長所と短所は、どの角度から見るかによって変わるものです。

例えば
「優柔不断」という短所は、
「慎重」という長所になります。

また
「人が多いところに集まるのは苦手」という短所は、
「一人でじっくり考えることが得意」という長所につながることがあります。

上の二つは私のことなのですが、それ以外にも
「すぐに飽きてしまう」
という短所があるのですが、これも見方によっては
「好奇心が旺盛」
という才能につながることがあります。


短所をなくすと自分らしさがなくなる

短所はあなたの才能。
そう考えると才能は自分に自然と備わっているものであり、
活かせたほうが楽です。

それに短所を克服しようとすることは、長所を薄めることになります。


そのため、
・短所を長所として活かせる環境に変えること
・長所として活かせるように工夫すること
これが大事なんだと気づきました。


自信を失っている時は
自分はダメな人間だ
そう思ってしまいます。

でも実は、だからあなたという存在がダメなのではなく、
活かせる環境にいないだけなのかもしれません。

ろうそくが短所を才能に変えた話

最後にカバー写真のろうそくの話をします。

ろうそくは電灯の発明によって急激に廃れました。
そうですよね。
たしかに電気のほうが明るいからです。

でもここにきて、ろうそくは30年前のおよそ3倍の消費量になったようです。
なぜなら暗くできて程よい雰囲気が作れるからです。
あまり明るくない」という短所が
ほどよい暗さで 居心地がいい場所を提供する」という長所に変化したわけです。

ろうそくと同じように
あなたの短所をひっくり返して才能を生かせる場所を見つける。
そして今までよりももっと輝ける場所にいけますように(^^♪
それではまた!
ミカタでした。



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