なんだかメディアに出ている人たちのお陰でユタの名前もだいぶ知れ渡ったらしい【独り言】

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なんだかメディアに出ている人たちのお陰でユタの名前もだいぶ知れ渡ったらしい【独り言】


前に自己紹介として書いた記事、

【かんなぎの本音】本当は霊能者って名乗りたくないんだけれども、どうしようもないから名乗っている【独り言】

では、霊能者って名乗りたくないとウダウダと書いていた。

で、以前はずっと「おばあがユタで」と言ってみたりもしていたのだが、毎回「ユタ?」と聞かれ続けていた。
ユタって当たり前に知られていると思っていた私はこの現実に打ちのめされ(いや打ちのめされてはいないが)、
つまり認知度が低いことを理解し、じゃあ一般的に知れ渡っている「霊能者」って名乗るしかないじゃんという結論に達していた。

確かにユタ・ノロという存在はエリア限定のものだけど、なぜかみんな、エリア限定の「イタコ」は知っている。
きっとこれは過去のメディアでイタコが散々取り上げられてきた名残なのだろうと思う。

イタコは、日本の東北地方の北部で口寄せを行う巫女のことであり、巫の一種。シャーマニズムに基づく信仰習俗上の職である。 南東北においては、旧仙台藩領域でオガミサマ、山形県でオナカマ、福島県でミコサマ、オガミヤと呼ばれる。福島県・山形県・茨城県ではワカサマとも呼ばれる。  -Wikipediaより引用-
調べてみるといろいろと呼び方があるんだな。
地域それぞれ、独特のシャーマニズムが存在する事、それを調べるのが大好きな私だが、イタコについてはそういえば「シャーマン」に属するという事しか知らなかった。

しかもどちらかというと「降霊術」だと思っていたのだが、調べるとそれ以外の事も色々と行っていて、結局巫女的、シャーマン的役割というとても近いものだった。

それだったら、「イタコみたいなものですか」と聞かれてきたことも、あながち間違いではないのだろう。

そうしてここ数年、メディアでユタという人たちが取り上げられている事はなんとなく把握していたのだが、
それがなぜか自分事として全然結びついておらず、過去に諦めた時の状態のまま、なんとなくモゾモゾしながら「霊能者」というワードを使っていた。

それが最近、「ユタなんですか?」とユタを認知している人が出てきたのと同時に、
ある知人から「琉球・ユタというワードをめちゃくちゃ耳にするようになったから、そろそろ表に向けて使ったら」と率直なアドバイスをいただいた。

それをあっさり受け入れた自分がいた。
ただただ「霊能者」と言うよりも自分がすっきりするから。
理由なんて単純だ。
おばあがいなかったら私は存在しなかったのだから。

あまりTVを見ないのだが、確かにメディアに出ているユタだったり琉球の人だったりの名前をお客様から良く聞く。
みんな、その人たちの事が大好きなようだ。
これだけ多くの人の心をつかむのだから、とても魅力ある方々なのだろう。
琉球、という言葉が、風土が大好きな私としてはとてもうれしい。

もちろん私は両親ともに琉球ではないので、純粋に琉球の人間かというとそうではない。
両方の血が混ざり、新しいスタイルを持っていることも否定できない。

だけれども、やはりおばあという存在は大きく、そうして、うちの家はやはりそういう家だ。

やはり琉球を、ユタを、シャーマンを、もっと知って欲しいと思い続けているこの心の声に正直になろうと思う。

だからって何が変わるわけでもない。私は私のままだ。



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