人一倍繊細なひと~HSP~

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みなさんはHSPとは何かご存知でしょうか?

HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)、人一倍繊細な人を意味する言葉で、人の「気質」を表す名称です。

HSPは、新生児のときから刺激に対し強い反応を示すと言われています。
日本人の5人に1人が該当すると言われています。
有名な方だとロンドンブーツの田村さん、元でんぱ組.incの最上さんなどがご自分がHSPであることを公表されていますね。

HSPの人は感覚的な刺激に対して扁桃体の機能が過剰に働きがちで、HSPでない人に比べて、刺激に強く反応し、不安や恐怖を感じやすいことがわかっています。

HSPのセルフチェック表は様々なサイトで公開されているため、割愛します。

では、自分がHSPかも?と思った時に取りたい行動についてお話していきます。

HSP・疲れないコツ

1.HSPを理解する

まずはHSPという気質を理解しましょう。
自分にはどのような特徴があるのか、どのような時に生きづらさを感じているのかを理解すると対処しやすくなります。
エッセイ本や体験談などを見ると理解が深まることもあります。

2.不快なものから距離を取る

刺激が強いと感じたら距離を取りましょう。
光・匂い・音、様々なものが刺激になります。
何もせずじっとする時間を取ることも効果的だと言われています。

3.苦手な人と距離を取る

HSPさんは、その気質から苦手な人と距離を取ることも苦手なことが多いですが、出来るだけ距離を置きましょう。
誰かが近くにいると、その人のマイナスな感情をキャッチしてストレスを感じてしまうかもしれません。
普段からパーソナルスペースを広めに取り、踏み込まれたと感じた時は一歩引くようにすると効果的だと言われています
人に感情移入をしすぎないこともコツの1つです。

4.自分を労う

HSPさんは周囲の負の感情を敏感に察知し、落ち込んだり傷ついたりすることが多いです。
そんな時は自分自身を優しくいたわってあげましょう。
自分を労う言葉を自分にかけ、自分自身を肯定しましょう。

5.理解してほしい、を手放す

自分を理解して欲しいという気持ちがあまりに強すぎると、理解されなかったときの悲しみや失望はより強いものになります。

6.他者を助けすぎない

HSPさんはその気質から困っている人を放おっておけないことが多々あります。
それ自体は素晴らしいことですが、度を過ぎれば逆にあなたが負担を抱え、あなた自信が苦しくなってしまいます。
これは3.で述べたパーソナルスペースともかぶりますが、他人にどこまで手を貸すかは線引をしておき、それを超えたら助けないようにしてください。

7.リフレーミングをする

ネガティブなことを別の角度から見直し、前向きに解釈することです。
まず、事実を事実として受け止め、その物事の特徴のプラス面やメリットを考えるようにします。
紙に書き出すとわかりやすいですね。

HSPについては今様々な書籍も発行されています。
そうしたものを読んだりすることで、様々な状況や気持ちに対応出来ることも多いと思います。
自分がHSPだからといって深く落ち込む必要はありません。

HSPさんは繊細がゆえに感じられることも多く、深く多角的に物事を考えることが出来、危機管理能力が高かったり、共感力が高いという素晴らしい面も持っています。
それらを活かして生きることを楽しむ事も出来ます。

まずは落ち着いて、自分を見つめ直してみましょう。


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