「ネガティブな自分は嫌」「ネガティブを直したい」
そう思っている人も結構いると思います。
日本では今、「ポジティブ思考が善」という風潮があります。
確かに、ポジティブは前向きで周囲にも良い影響を与えますが、決してネガティブイコール悪いというものではありません。
何かを努力したときに、よく「ネガティブな発言は一切せず、目標まで頑張った」と褒める表現を使う人がいますが、ベアたんは個人的にはあまり好きではありません。
ポジティブ思考には「楽天的」と「楽観的」の2種類があり、後者は悲観的現実も検討できる、成功者に多いパターンと言われています。
ネガティブ思考の何が悪いと言われているかというと、「考えすぎて何も出来なくなること」だと思います。
しかし、物事を捉える時に、このネガティブ要素というのも実は大事だったりします。
ネガティブ思考の良い面
1.慎重にアイデアを練るため洗練されたものが生まれやすい
ネガティブ思考の人は、自己満足が遅く、何度も納得がいくまで案を練り直します。問題発掘能力にも長けているため、ポジティブ思考の人より慎重に問題を解決したものを生み出します。
2.経営や製品・サービスの質を高める
これは1.でも述べたように、慎重な一面があるため、投資1つにしてもよく調べ、イケイケ判断をしないため、成功しやすいと言われています。
サービスについても多角的に考えるため、質の向上が見られると言われています。
つまり、人より慎重に物事を進めるため、今より良いものを生み出す、現状打破の一面を持つということです。
また、ネガティブ思考をポジティブ思考にと意識しすぎてしまうと、「ポジティブにならなければいけない」というネガティブな意識が強くなりすぎてしまい、返ってネガティブになってしまうという一面もあります。
書籍も出ていますが、3:1の法則、と呼ばれるものがあります。
これは、ポジティブ:ネガティブが3:1の割合の黄金比と呼ばれるもので、思考がこの割合の時が幸福度や生産性が高いと言われているものです。
良い面も悪い面も意識した上で検討を行うことが良い、ということですね。
ネガティブを無理に直すのではなく、まずは一旦ネガティブを受け入れ、その上でどうするかを考える(この時点ですでにポジティブですね)ことが良いのでは、とベアたんは考えます。
ネガティブ発言をしたくなったら、ぜひベアたんにも相談してください(*´ω`*)吐き出すだけでもグッと楽になります。