【徹底解説】他者に依頼して自己分析することが重要な理由3選!

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「自己分析って依頼してまでやってもらうものなの?」 
「自己分析とか無料で転職サイトでできるよ。」 

 こんな風に思っていませんか? 

確かに、今は様々なサイトで自己分析が無料で行えます。

しかし、”無料で行える自己分析”と”他者に依頼する自己分析”
にはそれぞれメリットとデメリットがあります。 

そこで、今回は【徹底解説】他者に依頼して自己分析することが重要な理由3選!というテーマで、それぞれのメリットとデメリット、”他者に依頼する自己分析”が重要な理由3選について解説していきます。 

結論から言いますと…

”無料で行える自己分析”のメリットは、大量に、速く、自動で分析することができる。デメリットはやや抽象的。

”依頼して他者にしてもらう自己分析”のメリットは具体的にできること。デメリットは人によって精度が変わる、やや時間がかかる。

この具体的に分析できることのメリットが、私が無料の自己分析だけでなく、依頼して他者に自己分析をしてもらうことを勧める最大の理由です。

より具体的に分析することで、
面接で強くなる
得意を活かせる
自己決定できる
といった理由があります。

注意して頂きたいのは、”無料で行える自己分析”と”他者に依頼してする自己分析”どちらが良い悪いということではなく、どちらも重要ということです。

順番に解説していきます。

自己理解とは

そもそも自己理解とは何でしょう。
職業指導の父とよばれるアメリカの大学教授フランク・パーソンズ(Parsons, F.) は、自己理解とは、
「自分の適性、能力、興味、希望、資源、限界、その他資質についての自分自身を明確に理解すること」
としました。
株式会社マンダムの調査によると就職活動中”もっとやっておけばよかったと思うこと”は「企業分析」が最多で、次いで「自己分析」。企業分析や自己分析は就職活動の基本課題です。しかし、「もっとやっておけばよかった」と思うのは、もしかしたら無料で行える自己分析だけで終わらせてしまっていたのかもしれません。


自己分析のやり方

自己分析の種類2つを紹介します。

無料で行える自己分析

1つは、サイト等で行る無料の自己分析です。 
あらかじめ用意された質問にYes/Noで答え、分類し、特性や適性を導き出します。 
速く、簡単に分析することができるメリットがありますが、あらかじめ用意されたものに自分を当てはめるので、やや抽象的な印象を受けるというデメリットがあります。
例えば、職業名などが羅列される場合です。自分でも気づかなかった特性が見つかったり、自分の予想的中だったりと発見はありますが、自己PRで説明するには説得力がないです。結果にピンとこない場合もあるでしょう。

他者に依頼してする自己分析

 2つめは個別的自己分析。今回のテーマでもあるカウンセリング等、他者に自己分析を依頼する方法です。
やや時間がかかったり、実施者で結果が変わるという不安定さはありますが、本人の過去の経験や考えを聞いていくので具体的に分析できるメリットがあります。 
実際に過去の経験や今の自分の感情などと向き合い言語化していくので、具体的で個別性があります。
例えば、「同僚に言われて気付いたのですが、私は新人社員を、つい”困っていることはないかな”という視点で見てしまいます。何か困っていることはないかな、私に役に立てることはないかなと気になってしまうのです。少しでも早く入社した先輩として自分にできることはないかなと。”世話焼き”と言えば短所ですが”責任感がある”や”人の役に立ちたい”という気持ちが強いという長所でもあると思っています。」などです。

具体的に分析できることのメリット

最後に具体的に分析できるとなぜ良いのかということを説明していきます。

面接で強くなる

面接時に「私は適職検査で〇〇という結果がでました。」というよりは、「私は、新人社員を、つい…」と喋れたほうが説得力があり、自分のことが伝わりやすいです。

自分の得意を活かすことができる

仕事は様々な業務で成り立っています。私を例にすると、「利用者の方のリハビリ」が主ですが、「他職種との連携」「家族との信頼関係」「新人指導」「電話対応」「書類作成」「苦情対応」「事業所への営業」「介助指導」「交通安全指導」「利用サービス説明」等いろいろあります。
私は、説明するときに「どうしたらわかりやすいかな」などを考える傾向にあるので、「介助指導」や「利用サービス説明」は、わりと得意です。
逆に「書類作成」は気が散ってしまい、時間がかかる傾向があり、あまり得意ではありません。なので、隙間時間にちょっとずつやるようにしています。
得意不得意がわかっていると、苦手なことは割り切って控えめに、得意なことは伸ばしていけます。

自己決定できる

自己分析はなぜ必要なのかと聞かれたら、私は「自己決定するため」と答えます。

神戸大学社会システムイノベーションセンターの西村和雄特命教授と同志社大学経済学研究科の八木匡教授は、国内2万人に対するアンケート調査の結果、所得、学歴よりも「自己決定」が幸福感に強い影響を与えていることを明らかにしています。

自己決定は人を幸せにするのです。

しかし、重要な決定で迷うのは、情報が少ないからです。

仕事に関していえば…
「あなたが価値を感じる仕事は?」
「あなたが得意な仕事は?」
「あなたが興味ある仕事は?」
これがわかっているだけでかなり迷いが少なくなると思いませんか?

必ず成功するとは言えませんが、自分の事を知るだけで成功する確率はかなり上がるはずです。

もし自分のことをもっと知りたいと思ったら無料でできる自己分析だけでなく、依頼して自己分析してみませんか?

私でなくても、キャリアコンサルタントの方を見つけて自己分析・自己理解を依頼してみてください。

きっと、無料の自己分析では得られないような感覚、腑に落ちる分析結果が得られると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

あきらまこと

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