新しい自分へ…16

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いよいよ新居を決める日が近づいた。

それまでに色々内見してみたり、場所などを結構神経質になりながらも、やっと見つけたアパート。

資金のほとんどを彼が出してくれた。
さて、引っ越し間近になって、あのRさんからまた電話がきた。
度々電話を寄こしては、私の様子を探る…
私は、Rさんが母親に告げ口していないか不安になったりもした。

けれどもう引っ越しをする…。私は引っ越したらRさんとは距離を置こうと思っていた。

が、相手も強者だった。
「引っ越しの日、決まった~?」などと聞いてきた。
私は内心ドキッとして
「ん~、だいたいね~」とはぐらかそうとしたら
「引っ越し費用バカなんないでしょ!車も買ったんだし!私の車、ワンボックスだからなんでも運べるよ!一人暮らしくらいの荷物なら!」
と言い出した。
私は新居を知られるのが嫌だった…。
さっきも書いた通り、新居には母親関連の人は知られたくなかった。

なんとかズルズル引っ張っても、この人はしつこい…。

アパートを契約する日は、誰にも知らせず二人だけでやった。

そして、市役所の人たちにも「アパートを契約した」ことを伝えた。
よし!順調だ!

このまま行けば、近々息子も向かい入れることができる!

保育園も決まった!
アパートも契約した!

あとは引っ越しだ!




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