【report】ワクチン接種 1回目

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私は昨日、コロナウイルスワクチン、1回目の接種をした。
息子と母は、既に2回の接種を終えている。

接種前から咳をしていた母は
接種後、咳がひどくなり続いている。
息子は、2回目の接種後
高熱が続き、水も飲めない状態が2日程続いた。

はじめての接種をした私は、
接種から9時間ほど経った頃、
接種部に重さを感じた。

今日、息子の学校で、学年合同の進路説明会があった。
親子で参加しなければいけないものだった。
でも、息子は欠席した。

欠席理由はわからないけど、
私は学校へ、欠席の電話をした。

先生は電話口で
「この前、3日間のテストのうち、
1日は欠席したし
来た日も、名前しか書いていなかったし、
追試も出ずに帰ったし、
提出物も何も出していないし、
学校来ても、毎日何度も“低血糖だ”と言うし、
身体大丈夫でしょうか。
留年しそうですけど、勉強大丈夫でしょうか。」と言われた。

振り返れば
想像を超える生活が数年続き
ある日、息子は、インスリンが必要な身体になった。
それを機に、生活を改めるかと思いきや、そうでもない。

でも、それは、もしかして、
私の理想が高いだけなのかもしれない。

だって、昼夜逆転は、だいぶ改善し、
同級生から1年遅れて高校受験したし。
なんとか入学させてもらったし。
春からは、
学校に行くことが多くなったもの。

ただ、母からお菓子を貰いたい放題の癖が、
ど~しても治らず
食事時間はバラバラ、
バランスの良い食事を作っても食べず
やっぱり母の所に行って、
お菓子や菓子パン、スーパーの弁当などをもらう。
何度もインスリンを打つのが嫌だから、と
インスリンを一気に大量に打って低血糖になる。

「食事、睡眠、運動は、健康な人も大事。
病気になったら一層気をつけなきゃ」などと
いくら言っても、
息子も母も聞く耳を持たない。

それもそう。
だって、最初の何年間は、
家族み~~んなグルになって、
私に内緒でしていたことだらけの結果だし。

「おかしいな」と思って聞いても
誰も認めないから、
「私の気のせいか」と思うしかなかったし。

念のため、約束をこまめにしても
家族み~~んなで破ったことを隠蔽するし。

「子供を信じなきゃ」
「家族を信じなきゃ」って自分に言い聞かせ、
明るみに出たのは、癖を直すのが難しくなってから。

「自分の人生は自分で背負わなきゃいけないんだから」
「自分の身体はずっと付き合っていかなきゃいけないんだから」
「約束を破ると信用を失う」
「他人の時間や気持ちを踏みにじることはしないで」
などと言い方やタイミングを変え、何度言ってきたことか…。

言ってもわからないのではなく
たぶんわかっている。
わかっているけど
”もう出来そうもない所にいる”のだと思う。
だから、
言われるとかえってストレスになるのだと思う。

「免疫耐性が低い生活を続けている人を相手に
ストレスを与えると、ますます免疫が下がるはずだ」と思い
言わないようにした。

それに、私はもう、言う気力もない。

欠席の連絡をしてから、1学年上の息子の彼女が来た。
彼女は玄関で、
「先生が心配しています」と話してくれた。

息子が部屋から降りてきた。
私は、学校に電話した時に言われたことを息子に伝えた。

息子は「うっせーな!」「黙れ!」と言って、
私に向かって突進し、
私の左の鎖骨を強く押した。
次は、少しずれ、左の三角筋を押してきた。

「あ、“重い”とだけ思っていた接種部が“痛い」と思った。

2回目の接種はどうだろうか。

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