ワイ「地震が多いと不安になりませんか?」
助手「日本の立地からしたら仕方ないとは思うけど。」
ワイ「もし地震が来たら守ってくれませんか?」
助手「いや、逆でしょ。アナタが私を守りなさいよ。」
ワイ「だって怖いじゃないですか。」
助手「自分のことばかり守ろうとせずに日本の宝である私を守りなさい。」
ワイ「大きく出ましたね。どこからそんな自信が生まれるんですか?」
助手「だって事実だもん。」
ワイ「そもそも自信とは何か?」
助手「突然の話題チェンジ。」
ワイ「自信とはすなわち自分を信じる心だと思うのです。」
助手「アナタは自分しか信じてないもんね。」
ワイ「他人は他人でしかないですからね。」
助手「自信のない人ってどうしたら良いのかしら?」
ワイ「自信のない人の特徴ってご存知ですか?」
助手「え?分かんない。共通項があるの?」
ワイ「はい。それは自分のことが好きじゃないってところです。」
助手「そうなの?」
ワイ「私が持つ膨大なデータベースで算出した結果ですから間違いありません。」
助手「信頼度低そう。」
ワイ「これまで出会った人たちを見てきて確信を得ました。」
助手「リアルな体験から出てきた結論なのね。」
ワイ「自信がない人の特徴を挙げると、
①自分の長所に気づかない
②自分の短所ばかり気にしている
③ネガティブな言葉を発する
ってところが分かりやすいですね。」
助手「へぇ。」
ワイ「あなたの長所は?と聞かれても答えられない人ばかりです。」
助手「解決方法ってあるのかしら?」
ワイ「一筋縄ではいきませんが全く無いわけではありません。」
助手「どんな方法?」
ワイ「自分が他人に優っていることを知ることですね、まずは。」
助手「それが無いから自信が持てないんでしょ?」
ワイ「無いのではなく気づけないんですよ。」
助手「どう言うこと?」
ワイ「例えば就活生であれば、すでに人生20年生きてきてるわけでしょう。ではその人生において何も残してこなかったなんてあり得ないわけです。」
助手「うん。」
ワイ「親や先生に褒めてもらえたこと、バイト先で喜んでもらえたこと、友達に感謝されたこと・・・全ては自分の行動が起点となって得られた結果です。」
助手「褒められたことと自信ってどう繋がるの?」
ワイ「褒められたのであれば自分の行動が他人から評価されたことと同じです。」
助手「確かに。」
ワイ「と言うことは周囲から見て評価に値する人物であった、とも言えます。」
助手「そう考えるんだ。」
ワイ「ひとつだけでなく、これまでの人生を振り返っていくつも思い出して書き出していけば良いと思いますよ。」
助手「そこからどうすればいいの?」
ワイ「書き出した言葉を冷静に読んでみて、そこから共通項を導き出してください。それがその人の強みであり誰にも負けない部分ですから。」
助手「自信の持てない人にとっては朗報ね。」
ワイ「自分の素質に気づき、こんなに自分は素晴らしんだ!と言う気持ちになってほしいと思います。」
助手「自分を好きになる要素を見つけることが大切ってことね。」
ワイ「その通りです。」
助手「アナタにしては珍しく人の役に立つ話だったね。」
ワイ「いつもそのつもりですけど。」
助手「アナタいっつも持論ばっかり語って満足して終わってるじゃない。」
ワイ「そんなこと言われたら自信を失います。」
助手「アナタは自信が過剰すぎるので少しくらい削り取っておいた方が最適なのよ。」
ワイ「ナイーブな私は自信が揺らぐかもしれませんよ。」
助手「地震が来ても揺るがないほど自信過剰だから大丈夫よ。」