「不登校を問題行動と判断してはならない」

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お読みいただきありがとうございます。
今回も不登校についてです。
我が家の事例もお伝えします。


「不登校を問題行動と判断してはならない」



2016年の9月に文部科学省が出した通知です。


しかし、

登校拒否や不登校は早期に対策し、

「休み癖」がつかないように無理に登校させたり、

別室登校や放課後登校など少しでも学校とのつながりを

というのはいまだに残っていると思います。


確かに、私も息子が行き渋っている時期は

友だちに迎えにきてもらって登校させたり、

休みの日や放課後に積極的に友だちと遊ぶように

声をかけてみたりしていました。


実際にはその対応で、復帰できる子もいます。


私の子どもたちの場合は

逆効果だったんですね。。。


息子には半年ほど登校させようと

あの手この手で対策していました。


登校を少しあきらめた後は、

個別の塾や家庭教師、通信教育など

まだどこか、勉強にこだわった

関わり方をしてしまっていました。


結果、2年以上経った今も登校はしていません。

そして、はっきりとした理由もわかりません。


(今は、私も息子も登校にこだわってないし、

イキイキとした毎日を過ごしているので問題はありません。)


娘は幼稚園を行き渋っている頃、園の先生方は、

「小学生の不登校とは違って、
幼稚園の場合は無理にでも連れてきてください」

という方針だったので、

2ヶ月ほどは無理矢理に抱きかかえて、

母娘で泣きながら、

パジャマのまま登園させることもありました。


でも、娘を見ていて

単なる入園当初によくある母子分離不安のような

嫌がり方ではないことがわかっていたし、


このままでは私も娘も

「心が壊れる」と危機感を覚え、


私の判断で先生方に

「まずは1週間しっかりと休ませます」と

宣言しました。



先生方は反対しましたが、

結果的にはしっかり休んだことで、

娘自身も落ち着いたのか、

幼稚園で苦手なこと(給食)、嫌なこと、

苦手な先生がいることなどを話してくれました。


そして、休んでいる間は、

家でお絵描きしたり、工作したり、

ピアニカ吹いたり、歌ったり。


とても意欲的で、無理矢理連れて行って

わざわざ園でやらなくてもいいやと思うほどでした。



そして本当に1週間がすぎたら、

娘は自ら登園することを選びました。



無理矢理連れて行ったあの2ヶ月よりも、

ストレスのない1週間の方が効果があったのです。



そして、登園できるようになったら、

苦手なこと、嫌なことも、平気でできています。

給食も残さず食べます。


親子の信頼とでもいうのでしょうか、

精神面ってものすごく影響ありますね。



先生方も、不登校の児童と

「繋がっていたい」と

思ってくださってるのは

本当にありがたいのですが、


そっとしておいていただく方が

「今のままのあなたでいいんだよ」と

信頼を得て、効果的なこともあるんです。


その子の特性や状態を見極めることが重要です。


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