「未完成の夢の国」

記事
小説
展示用_edited.jpg

背景展示用_edited.jpg




【怖い乗り物】



9歳の時親公認で平日に学校を休み
開園5日後のディズニーランドに行き
昼食がナポリタンの貧乏旅だったけど
平日の閑散とした中遊んできた
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°


平日だった為か人も全然いないし
当時はミッキーやドナルドもいないし
エレクトリカルパレードもないし
スペースマウンテンも無かった


しかもジェットコースター式の
スピード感あるアトラクションもなく
俺的には苦手な乗り物だからホッとし
安心してどんな乗り物にも乗れる


でも並ばずどんどん乗れるから
弟のヨッチと色々乗りまくってると
ヨッチが「怖い乗り物が無いと
なんか物足りない」と言い出した


仕方なく地図を見て怖そうな名前の
カリブの海賊と言う恐怖感ありそうな
アトラクションにのる事にして向かい
早速中に入って乗ってみた
((o(*´∀`*)o))ワクワク♪


すると船に乗って真っ暗闇の中を行き
しばらくすると海賊やお化けの人形が
わんさか出て来て凄く楽しくなって
俺は大満足できる


そしてヨッチに感想を聞くと
「乗り物が遅くて全然スリルが無い」
そう言っててヨッチが望むものは
スピードとスリルだと解った

OzmIzF8CEN8RIX91714338912_1714338951.jpg

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓





【花火】



すぐ近くに清掃員がいたからその人に
スピードとスリルがある乗り物は
どんな物があるのか聞いてみたら
「まだないんだよ」と言われてしまう


当時まだジェットコースタの様な
スピード感と恐怖を体感する物が無く
全部ゆっくり動く乗り物ばかりで
ヨッチがとても残念がってた


でも俺はこの手の乗り物が苦手だから
これでまたヨッチにつき合って乗り
半べそかかなくて済んだと安心して
心底ホッとしてしまう
ε-(・д・`;)フゥ…


なので俺は嬉しくなって他の乗り物の
ジャングルクルーズや空飛ぶダンボや
蒸気船マークトゥエイン号とか
目に映る物にどんどん乗っていった


そして日が暮れた頃になると母親が
「もうクタクタで疲れたから帰ろう」
そう言ってきたので「なら最後に
花火を見てから帰ろう」と伝える


俺はディズニーランドに来る前
雑誌ボンボンでディズニーランドの
情報を仕入れていて夜7時から花火が
打ちあがる事を知ってた


なのでシンデレラ城が見える場所の
ベンチに座り俺が飲み物を買ってきて
ここで少し待つと盛大に花火が上がり
腹に響く音と綺麗さで感動した!
∑(゚Д゚)スッ、スゲー!!

Lw2KJPq1pECB61v1714339221_1714339269.jpg

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓





【楽しい疲れ】



その後花火が終わったので帰る事にし
お土産屋に寄ってガラスのミッキーと
革のキーホルダーを購入して
興奮が冷めないまま駐車場に向かった
ランラン♪((ヽ(*'ェ'*)ノ))


そして車に乗ると母親が「疲れたから
行きは下道だったけど帰りは高速使い
家まで帰ろう」と言ってくれたから
とても早く到着する事が出来た


来る時1時間半もかけてきたけど
高速道路を使うと1時間位で到着し
その間俺とヨッチは寝てしまてて
あっという間に到着し起こされる


車を降りて家に入ると
既に父親が仕事から帰宅してて
ビールを飲んで完全に出来上がり
とても上機嫌でいた
( ´∀`)ウィース🍺


母親は先に1人でお風呂に入って
既に作ってあった食事を温めて出し
その後テレビも見ないで布団に入り
そのまま熟睡してしまった


食事が終わった俺とヨッチは
2人でお風呂に入る羽目になり
俺がヨッチの頭と体を洗ってあげて
お風呂から出たら疲れがどっと出る


その後ヨッチとで学校をズル休みし
ディズニーランドに行った事は
絶対に内緒だと口裏を合わせて
我々も疲れてそのまま寝てしまった

S__11026445.jpg

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す