やらないことがいっぱいあってもいい

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コラム
こんにちは。心理カウンセラーyouです。

さて、本日は【自分軸をもつ】というお話の続きになります。

こちらの記事の中で、やらないことをリスト化するといい、という話を少しだけしました。

普段わたしたちは脳内でやることリストをいっぱい作って、それぞれに「できた」「できなかった」と評価して一喜一憂してしまいますよね。
それももちろん大事なことですし、仕事によってはタスク管理的にリストを作っておくことで効率的に進められることもあるでしょう。

しかしながら、普段から「これをやらなくちゃ」とがんじがらめになりすぎていませんか?
疲れたな、と感じている理由はもしかしたら「やらなくちゃ」を増やしすぎているからかもしれません。

私たちは無意識でも、自分に必要な選択ができるようになっています。

あまりにもたくさんの「やらなきゃ」で苦しんでしまう前に、やらないことをあらかじめ決めておくことで心を守れるかもしれません。

身の回りを振り返ってみると、「やらなきゃ」と思い込んでいることのなかには本当は自分にとっては必要ではないことが含まれていることがあります。
現代は日々たくさんの情報に触れる機会が多いせいで、無意識のうちに刷り込まれてしまう「やらなきゃ」が発生してしまうんです。

普段、カウンセリングなどで実際にこんな言葉を聞くことがあります。

・推しのイベントのために睡眠時間削ったけど、だんだんと虚無を感じる
・ファンとして◯◯しなきゃいけない(グッズ、遠征などなど)
・創作に虚無を感じるけどやらなきゃいけない

特に趣味のことって、切り分けが難しいんです。
好きだからこそ、色々したい気持ちがあるんですもんね。

でも、いつもいつも同じように作品だったり、何かに対して向き合えるわけではありません。心が疲れてしまっているときには、元気な頃と同じように作品に向き合っても「なんだか楽しめない」状態になってしまいます。

元気がない時は、自分を守るモードに入りましょう。
趣味を楽しむのは、自分の心が守られたうえのお話です。

「〜ねばならない」という思考はとても危険です。
視野を狭くしてしまい、心も苦しくなって、動きづらくなってしまう。
したいという気持ち、しなければならないという思い、本当にしなければならないこと、これを整理しながら今の自分は省エネモードに入ったほうがいいタイミングなのか?と見極めていきましょう。

自分を甘やかすぐらいで、案外ちょうどいいんです。





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