介護未経験コミュニケーション力0でも利用者さんとの会話が今すぐうまくなるコツ4選

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人見知りでもコミュニケーションがうまくなれます。

私自身昔から人見知りの性格で話すことがとても苦手です。

・美容院に行くとき、いつも会話が続かない
・親戚、友達付き合いが苦手
・不特定多数の場所に行くことが苦手
必要最低限の会話しかやってないですし、1人の方が気楽だと思っています。

そのようになってしまったのは
・友達作りが苦手
・同級生と話が合わず孤立した
ことがきっかけで、相手の言ってる言葉・表情を伺い、考えながら話すことが「しんどい」と思うことが多くなり、苦痛になりました。

高齢者認知症となると
「どんな話題を振れば喜ぶのか?」
「反応が薄い人、耳が遠い人の喋り方が分からない」
と世代間のギャップ、喋り方が分からないのでより話しにくさが倍増しました。

新人時代は先輩に利用者とうまく喋れてない姿を見られ
「辞めるのでは…」
と心配されてたくらいです。

そんな私が人並みのコミュニケーションがとれるようになり、リーダーになるなんて誰も想像もしていなかったでしょう。

先輩の話しかけ方などで学んだ介護未経験コミュニケーション力0でも会話が今すぐうまくなるコツ4選お伝えします。

⒈聞き取りやすい声で会話する

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人間は若いころから、徐々に高い音が聞こえにくくなっていきます。

体温計の電子音や蚊の羽根音・モスキート音が聞こえなくなります。

なので低めの声で、はっきりと喋ることが大切です。

喋る時、口の動きもあると聞き取りやすくなります。

できるだけ正面で話すことも大切です。

⒉メラビアンの法則を知る

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人間は人とのコミュニケーションをとる時に、言葉以外の情報を見ています。

聴覚情報・視覚情報があります。

その重要具合はバラバラで、
聴覚情報が38%
視覚情報が55%
言語情報が7%
という結果になってます。

※聴覚情報
話し手の声の大きさやトーン、速さのこと
※視覚情報
話し手の服装や表情、仕草、身振り手振り(ボディーランゲージ)のこと
※言語情報
話し手の話の内容のこと
文字よりも声、文字よりも見た目で相手の気持ちが伝わるというものです。

話す内容よりも話し方やリアクションによって、コミュニケーションをしているということになります。

このことを考えると
・利用者さんとコミュニケーションを取る時に表情を穏やかにする
・うなづきながら楽しそうに話を聞く
・ジャスチャーを踏まえたコミュニケーションをする
・人の目を見て話す
といったように話を聞いている素振りを見せたら相手も楽しくてコミュニケーションできます。

⒊よい聞き手になる

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つまり、傾聴です。

利用者さんの話に熱心に耳を傾け、肯定し、共感することが大切になります。

短期記憶を忘れやすい人の場合、同じ話をされることも多いですが、話を飽きたと否定してはいけません。

仕事をしながら関わっていくとなると傾聴は余裕がないと思います。

できるだけ時間を作ることで良い聞き手になることができます。

聞き手になっていくことが信用に繋がり、よりコミュニケーションが深まるかもしれません。

新人時代の頃、話が長く、耳が遠い利用者さんを担当したことがありました。

スタッフの話がなかなか聞こえないので筆談するくらいでした。

他のスタッフからは傾聴が難しいと言われてました。

私は積極的に時間を作り、外食や施設にいても話をする時間を持つようにしてました。

いつしか廊下を歩き私に会うと私のお尻を叩き、逃げるというおちゃめな姿を見せるようになりました。

「しっかり仕事しなさい。」
「怖い顔しないで。」
突然に変顔を見せる
などなど気を遣ったり、ユーモアな一面を見せるようになりました。

傾聴することでそれぐらいの変化はあるはずなので試してみてください。

⒋相手を知る

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相手が知ることがコミュニケーションを円滑にするための非常に重要な手段です。

・一度話した内容を覚えるようにする
・どんなことが好きなのか?
・どんな人生を歩んできたのか?
を把握することがコミュニケーションが途切れさせない最大の武器になります。

全部を知ることが難しいかもですが利用者さんの生い立ちを知ることで考え方、興味ある事、苦労した事、家族関係などなどを先輩スタッフまたはそういう内容をまとめたものを見るとより理解が深まるでしょう。

理解することで
「こういう話は嫌がりそう」
「料理をしていたなら料理の話すると盛り上がるかもしれない」
などといった利用者目線で考えることができるからです。

昔の誇っていた話をふれることで嬉しそうに喋ってくれます。

そのことにより、ちゃんと見てくれていると利用者さんが思い、よりコミュニケーションができるようになります。

まとめ

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人それぞれの生き方は違い、性格や好みは違います。

認知症になると病気が原因で怒りっぽくなったり、感情の浮き沈みが多くなります。

介護歴10年でたくさんの利用者さんを見ましたが、同じ人はいないです。

利用者さん自身は一人一人を見てほしいと思っています。

思いやりの心が一番重要です。

うまくコミュニケーションがいかなくても伝わるはずです。

これらの経験をして、人見知りというのは利用者さんの気持ちを察すことができる最大の長所かもしれないと思ってます。

参考になれたらうれしいです。

介護の悩み相談など受け付けてますのでよかったらご利用ください。



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