介護職を10年やり学んだことは人生を楽しみたいのなら自分の置かれている環境をよくすることです。
介護職自体早番(7時〜)、日勤(10時〜)、遅番(12時〜)、夜勤(21時〜)と変則的な勤務であり、体が慣れるのが大変と言えます。
新人時代の頃、休日は家から動く気力がなく、友達の誘いも断っていたこともありました。
それが1年、2年経ち、
「今のままで人生楽しめるのか」
と疑問をもつようになりました。
自分に取り巻く環境をその時になり、人生の楽しみ方や人生の考え方を真剣に向き合いました。
その方法についてお伝えします。
1.何のために仕事をしていたのか
根本的な部分でありますが考える余裕がないくらい仕事で疲労してました。
初めての仕事は介護で
内定もらったのは今の会社で
何のためだったっけ?
という感じで思考停止してました。
確かに面接した時、
「おじいちゃん、おばあちゃんのために働きたい」
と言ってたが、結局自分のためであったのだろうかと気付きました。
自分のしたい事を考え、どうするか考えました。
2.家での環境を変えてみる
仕事で疲労して、自分の部屋は散らかっていてどれが必要かどうか分かりませんでした。
掃除する事自体好きでなかったのですが綺麗にしようと決めました。
自分にとって今必要か必要でないものを区別し、物を少なくし、シンプルな部屋に整理しました。
整理する事で自分にとって必要なものが明確になり、したい事が見つかりました。
3.自分に取り巻く環境を変えること
この時、私は今の仕事を続けていくことと介護の他の分野に目を向けて勉強する事を決めました。
福祉住環境コーディネーターと福祉用具専門相談員の勉強を始めました。
勉強する時間とることが大変でしたが仕事、プライベートが充実していました。
今までと違った視点で見えて、介護が楽しくなりました。
4.生き方は多様的でいい
4年目を迎え、いつも楽しいと思えることが楽しいと感じなくなりました。
働いても日々何かもの足りないと感じてました。
「このままだと仕事が嫌いになる。いっそのこと興味あった仕事をやってみよう。」
と決めました。
福祉用具専門相談員に転職しました。
現状ではまた介護士に戻り、介護の分野で働いていますがあの時の経験があったから今の仕事が嫌いにならず楽しく思えてます。
自分の心に素直になることはプライベート、仕事が楽しくなることを学びました。
5.もし迷った時、自分にとって居心地のいい環境で考える
自分に自信がなく、人生に迷った時、上司は
「海を見に行かない?」
と声をかけてくれました。
「え?なんで?」
と思いました。
言われるままについて行きました。
綺麗な場所ではないですか?
今まで考えてた事が馬鹿馬鹿しくなりました。
先輩に言われたのは
「ここっていいところでしょ?いつも気分転換で来ている」
と言われました。
こういう考え方があるのかと驚きました。
その時は先輩と浜辺でどーでもいいような話をしました。
お酒とおつまみを食べながらです。
今でも人生に迷った時、先輩に教わった場所でおつまみ、お酒を手にして考えています。
居心地のいい場所で考えることは気分転換になることを学びました。
まとめ
この行動が正しいかどうかで考えるとなかなか難しいと言えます。
自分の心がどのようにしたいのかを考えて素直に行動していた方が結果人生楽しくできるかもしれません。
思い悩むことがあるなら環境を変えてみましょう。
介護と言ってもさまざまな分野で活躍はできるので、いろんな仕事を探してみるときっと自分に合ったところを見つけられます。
参考してもらえたら嬉しいです。
介護の悩み相談、介護の進路相談など受け付けてますので、よかったらご利用ください。