自己否定について

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コラム
前回、年下の子に怒られたときの話を題材に、自己肯定について書きました。
今回は僕が思う自己否定について書こうと思います。

当時、職場で年下の子に怒られ、ショックを隠し切れなかった僕、、、その後、その子のことを苦手に感じる時期がありました。家にいる時も、その子の顔が頭に浮かび、「次にまた同じミスをしたら許さない!」「タロウさんは仕事が出来ない人ですね。」と囁きます。その囁きを聞くたびに、さらにその子への苦手意識を強めていき、最終的には僕の中のその子は大魔王みたいな人になっていました(笑)

しかし、いざ職場で現実のその子と会うと、その子は大魔王ではなく、フツーのその子なのです。家では、心の中でその子を大魔王化させ、その子は大魔王だと信じて疑わないが、実際に職場でその子と会うと、大魔王では無かったと思いなおすことを繰り返していました。そんな日々を繰り返しているとき、僕の中のその子は、現実のその子とは大きく違うということに気が付きました。そして、さらに気が付くことがありました。それは、僕の中の大魔王なその子は、実は自分自身だったということです。僕自身がその子の皮を被って、僕に否定的な言葉を囁いていたのです。「次にまた同じミスをしたら許さない!」「タロウさんは仕事が出来ない人ですね。」これは僕が思っていたことだったのです。

皆様も苦手な人や嫌いな人が頭の中で否定的な言葉を囁いているとき、是非その人はその人の皮を被った自分自身なのではないかと疑ってみてください。そして、否定的な言葉を囁いているのが自分自身だと分かったら、無条件に自分を肯定する言葉を自分に投げかけてあげてください。「同じミスをしてしまう、そんな自分でも良いんだよ。」「仕事ができない、そんな自分でも良いんだよ。」これだけで不思議と心が軽くなり、次へと踏み出せる勇気が湧いてきます。ぜひお試しあれ!


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