私はDX推進コンサルタントとして、クライアント内のDXを進める際にデータ利活用の観点で”データの可視化”を行うことが多々あります。
その際にはBI(Business intelligence)ツールを使い、データの可視化を実施しております。
BIツールとは
ExcelとPower Pointが合わさったようなツールです。
ダッシュボードと呼ばれるグラフや表などが合わさった描画画面を作成して、フィルターを使用して動的にデータを操作して、直観的に各自グラフで描画することが可能です。(以下イメージ図です)
ダッシュボード
BIツール以前では、Excelで作成したグラフを張り付け、パワーポイントでスライドにて説明することが多くありました。
現在は、BIツールで作成したダッシュボードにて、フィルター操作等で動的にその場でグラフを変化させて、データを見ることができます。(その場で各自自由に操作して、見たい形に動的に変化させれる点が最大の利点です)
ここでは私がPJで経験したBIツールを記載します。(完全に個人の所感ですので、ご注意ください)
Tableau
日本でも世界的にも一番有名なBIツールです。
どの企業でもDXを進める際には、データ可視化のためにまずこのTableauから導入している印象が強いです。
私も何度もTableauでダッシュボードを作成して、納品した経験が数多くございます。
基本的にはDBやCSVと接続してビジュアライズを行います。
この接続の際には加工済みのデータであることが必須です。
SQL Serverで加工済みのテーブルと接続して、可視化を実施することが一般的てした。
データ加工の部分はSQLのコード知識など必要ですが、Tableau側ではプログラム知識はあまり必要なく、直観的なUI操作でダッシュボード作成が可能です。(シートを作成し、複数シートを1ページに足し合わせたものでダッシュボードを作成します)
さらに作成したダッシュボードでは、ページ遷移機能、シート遷移機能、ハイライト機能などアクション機能が多彩です。
Power BI
Microsoft社の製品です。Microsoft製品との互換性が高く、現職のコンサルティングファームではこのツールが使われています。
Qlick
5年前はこのクリックか、タブローかの二大巨頭の一つでした。
Qlik社の研修を受講して一応の使い方は理解しましたが、他のツールよりプログラム理解が必要で、直感的には使いにくい仕様でした。
実際のPJでも使用した経験がなく、日本国内では導入している企業は少ないかなという印象です。
Domo
芸能・音楽関係の会社が使用している印象が強いです。
データをこのツール内で腹持ちして使用することが可能です。
コネクターの種類も豊富で、SNSデータなどを接続して使用し、ビジュアライズができます。
腹持ちしたデータに対してツール内で、SQLにてデータの加工とDBの作成が可能です。