会社では教えてくれない営業術 60 内助の功

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ビジネス・マーケティング
お疲れ様です~
営業トレーナー&アンガーマネジメントコンサルタント
Office M & Rの坂山一哉です。
今回もご覧いただきありがとうございます。

今日は営業術ではないです。

前回は人生の転換期について書いたのです。
一つは奥様との出会いですが、恥ずかしいので中身は書きませんでしたが
気になるとおっしゃった方もいらっしゃったので少しだけ触れたいと思います。

うちの奥様、いわゆる普通の主婦です。
巷の奥様となんら変わりはないと思います。

でもある時、後輩に言われました。
坂山さん夫婦が理想ですと。
特に奥様にはお世話になっていますが素晴らしい奥様ですと。

若い頃、その後輩は私たちが新婚当時、毎週末はほぼ泊まりに来ていました。
何故なら、私はこの後輩と週末はほぼ夜中まで飲み歩き、後輩が帰れないから夜中に連れて帰ってたからです。


そんなことがあっても嫌な顔一つせず、布団をひいてくれていました。
翌朝にはちゃんと朝ごはんを作り、お昼になってもまだ帰らないので
昼ごはんを食べさせ、そしてまだ帰らない時は、夕食まで作ってもてなしていました。

私は仕事柄、飲みの席は本当に多かったです。
ひどい時はほぼ毎日。
結婚当初は共働き。
奥様の方が先に家を出るのですが、月曜の朝に奥様が行ってきます!って言って私を起こして家をでるのですが、その晩から毎日飲みにいき、気がついたら土曜日に。
流石に土曜日の朝には、久しぶりなんて言ったこと覚えています(笑)

この飲みすけに対して、結婚して30年、私の「飲みに行く」の一言に対して
一度もダメと言ったことがない。本当に記憶にないです。

ひどい時なんか、仕事が終わり夜の8時ごろに電話して「今日ご飯要らない」って言うんです。
そんな時でも、「飲み過ぎ注意」って言われるくらいでした。

ほんまに自由にさせてくれました。
酒代もかなりかかりましたよ。
気前よく出したりしたこともありましたが、
それでもほとんど何も言わなかったなあって思います。

ある時、仕事での飲み会に行こうとした時、
中学生だった娘から「また飲みに行くの」
「おとうさんが飲みに行くと、いつもご飯が一品少ないねん」ってクレームが・・・

でもこの一品少ないことに対して実は・・・
「お父さんが頑張ってお仕事してくれているから、
あなた達がご飯を食べれてるんですよ!」って
私が知らないところで言ってくれていたようです。

娘から聞いた時は、嬉しくて言葉になりませんでした。

ただこんな奥様ですが、上長に昇格する時言ってくれた言葉が今も忘れられません。
昇格の内示をもらい、喜び勇んで家に帰り奥様に報告。
当然私は奥様は喜んでくれると思ってます。
でも奥様の反応が・・・

「あんた、ほんまに出来るん?人の上に立つと言う事はめっちゃ覚悟がいるんやで。ほんまに出来るん?」と。
この時背中に衝撃が走ったのを今でも覚えています。

あの時あの一言を言ってくれた奥様。
さらにやってやるわ!って気持ちにさせてくれましたし、だから今の僕があると思います。

感謝ですね。

少々照れ臭い文面になってしまいました。


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