会社では教えてくれない営業術 55 マナーの常識・非常識

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ビジネス・マーケティング
お疲れ様です~
営業トレーナー&アンガーマネジメントコンサルタント
Office M & Rの坂山一哉です。


今日はマナーについて書きたいと思います。

自分では何気なく行っていることでも、
相手(他人も含めて)には、何気ないことでは無い。

もう少し硬い表現をすると、自分のやっていることは常識であり、相手には非常識である。


でもこの境い目って誰が決めたのか?
これって育ってきた環境が一番大きい気がしませんか?

親の躾もありますが、躾も含めて周りにいる環境が許せばその人にとっては常識なんですよね。

以前、新入社員にこんな子がいたんです。

食事中に口いっぱい食べ物がはいっているのに大きな口を開けて笑うのです。
流石にちょっとどうかな?って思って注意したんです。

「ちょっと○○君、食事中に口の中に食べ物が入っているのに、大きな口を開けて笑うのはあかんやろ。せめて口を手で塞ぐとか!」って言ってみると、

「えっ!、あきませんか?」と彼。
「そんなん常識やろ!」と私。

すると・・・
「うちの家、お父さんもお母さんも妹もみんなそうですよ。あかんなんて言われたことなくて」とのこと。
流石に周りにいた先輩たちにも、そんなん常識やで!と言われ、彼は少し落ち込んでいました。

そうなんです。
彼にとっては、口に食事が入っていても、面白いことは思いっきり大きな口を開けて笑う。これが常識だったんですよね。

でもその彼は、その後はちゃんとするようになりました。

如何ですか?
この話、注意した私が親にも友人たちにも何も言われずにやっていたことなのか?
違いますよね。
親や友人に注意や指摘をされてきたから、今となっては他人に伝えられるようになっている。そう思いませんか?

自分がやっていることが本当に正しいのか?間違っているのか?
それは本当は誰もわからないかもしれない。
でも注意や指摘をされていないから、周りと同じだから大丈夫的なところもあるかもしれませんね。

ただやはり迷惑をかけているようになるとこれは指摘が必要かもです。

歳を重ねると、注意や指摘をされることが本当に減ります。
当然、若い年代からは言い辛くなっているでしょうし、この人に言っても仕方ないか!って思われているかもしれませんね。

気をつけよ〜っと。


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