会社では教えてくれない営業術 43 文字で伝える時代

記事
ビジネス・マーケティング
お疲れ様です~
営業トレーナー&アンガーマネジメントコンサルタント
Office M & Rの坂山一哉です。


今日の大阪は雨!

さて今日は文字で伝えるについて書きたいと思います。
以前、私の上司から部下20名以上に飛んできたメール。
部下の一人がミスをしたのですが、連帯責任的にミスを指摘したのです。

当然、ミスをした本人はすぐに「申し訳ございません。以後気をつけます」って謝罪メールを返信。
そこまでは良かったのですが、なぜか他の方も思い当たる節があったのか、
「申し訳ございません。私も気をつけます。」
「申し訳ございません。今後問題が起きないように気をつけます」など、ほぼ全員が返信することに。
逆に送らなかった私は、なんか悪いことをしたのは私?って気分になってしまいました(笑)

上司の気持ちはわかります。
小さなミスでも、ほっておくと大きくなることもあるので、
全員これからも気をつけましょう!的な意味もあったと思います。
でもなぜこのようにほの全員が反応したのか?

それは、この上司は事あるごとに全員へのメールを配信していたからです。
でその後どうなったか?

お察しですよね。
全体がモチベーションが上がらず、「またメール来たわ」「また怒ってるで」
「適当に謝っておこうか」
本当にしらけたムードにいつもなっていました。

現在は、メールやラインなど、文字で伝える時代です。
先日、うちの娘と買い物に出かけましたが、お互いが見たいものもあるので
ショッピングモールでは別行動。
で、適当に買い物して連絡するのに、ラインで「今どこ」って送ってきます。
電話すれば早いやん!って思う私は古い人間なのでしょうか?(笑笑)

上長の話に戻りますが、当然メールでの指示、注意も含めて私もやっていたことあります。
また時と場合には、全員へのメールも配信してきました。

でも今こうして振り返ると、文字で伝えるということは、
送られてきた方はその文字を読む時に、その相手の顔を浮かべて読みます。

もし優しいメールなら、機嫌の良い顔。
怒りのメールなら、怒っている顔と。

なので、怒りのメールに対しては、もう謝罪するだけになりがち。
そしてそれが続くと適当にってなってしまいがちです。

喜怒哀楽。できる限り直接会って、言葉で伝えたいって思うこの頃です。
上司という立場は、やはり上から目線になりがちです。
気を付けていきたいですね。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す