会社では教えてくれない営業術 13 ちょっとした気配り②

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ビジネス・マーケティング
こんばんは〜
営業トレーナー&アンガーマネジメントコンサルタント
Office M & R 代表の坂山一哉です。

さて、今回もちょっとした気配りを。
私が二年目の頃の先輩のお話です。
ある整形外科を担当していた先輩。
その整形外科はとても流行って、患者さんが凄く多い。
面会に待たされる事もしばしばです。
それを覚悟で訪問してる先輩。
いつも訪問時にしていたことがあったんです。

それは患者さんの靴や患者さんが履くスリッパを丁寧に並べてたんです。

訪問する度にですよ。
誰かに言われた訳では無く、自らせっせと並べてた。一年以上も!

その姿をみた受付の方が、先生にそれをこっそり伝えたんですね。

先生は、「好かれたいからしてるんだろ!」って最初は思ってたそうです。
でも訪問する度にずっとずっとしている。
それは好かれたいことでは無い!って、先生も感じたんです。

その後は言うまでも無く、先生の信頼を得て、当然売上も上がったのです。

でもこの後が実は凄いんですよ。
とうとう先輩にも担当交代の時がきました。
当然後任は靴やスリッパを並べなくては!って考えますよね。
でも先輩は先生にあることをお願いしたんです。

「私は好きで靴を並べてました。
でも私の後任には求めないでほしい」

実はその後任は私です。
私が担当後、先生から言われました。

「君の先輩の様に、靴は並べなくて良いからね。もし並べたりしたら、君は訪問しなくていいよ!」って。
ここまで先生に言わせた先輩。
凄い❗️の一言です。

では私はどうしたものか?
悩みました。
でも私は結局靴は並べませんでした。
私なりの別の方法で先生に好かれました。

その方法はまた別の機会にでもお話します。
ちょっとした気配り。大事でしょ。
まだまだこれからもお伝えしますね。



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