会社では教えてくれない営業術 120 一生懸命やっているんですよ!

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ビジネス・マーケティング
一生懸命頑張っているんだけど、でもなかなか成果が上がらない!

メンバーにこのような方いらっしゃいませんか?
そして成果が上がらないからさらに頑張る。

そしてこう言うんです。
「俺 一生懸命頑張っているんです!」って。

そう言う方に上司や先輩は
「やり方が悪いんじゃないの?」
とか
「やり方を変えたらええのに!」って言うんですよね。

でもどうでしょうか?
このような方って、やり方を変えない方が多いと思いませんか?

このような方の特徴
誰よりも頑張っているから、絶対にいつか成果が出る。
過去には成果が出た。だからもう少し頑張れば大丈夫。
って方が多いのですが、実は変えるのが怖いって思っている方ほとんどです。

この変えるのが怖いって思っている要因は2つ。
・変えてそれでもダメならどうしよう(怒られるかも)
・もし変えて成果が出たら、今までは何だったの(失望感)

この悩み。そんなこと?って思う方も多いのでは?
実は成果が出ている方って、今やっていることがダメだったら
次の手段、次の手段ってどんどん変えていける方が多いのです。
だからこのように思っている方を驚かれるんですね。

さてではこういう方をどう変えていくか?
正直変えなくてええやん!
だって変えたく無いものを無理に変える必要ないし!
そのうち気づくでしょ!って思います。

えっ!ダメ!
そっか、やっぱり変えてあげないとダメか!
じゃ変えて上げるか。

そこで、私がとった方法です。
こういう方は一生懸命やっている。
それは本当に認めて上げる。
その上で、何かもう一つ、仕事を与えます。
今にプラスして、少しだけ負荷をかけるのです。

今の状態でも成果が出ていないのに
これ以上負荷をかけてどうするんですか?って思われますよね。

大丈夫、一生懸命やる方です。
であれば少しだけ負荷をかけるのは頑張ってやろうとします。

ここで大事なのは、時間や日にちに制限をかけることです。
1日の稼働時間を伸ばさずにとか、家にまで持ち帰ってやらないとか。

そしてもう一つ、一つ負荷がかかるから
現状の仕事の何処に入れることが出来るか?
入れることが難しいなら、何か省くことはできないか?

トータルの時間を変えずに、負荷の分をプラスして仕事をしてもらうのです。

省けることなどを自分で考えてもらう。これがとても大事です。

成果が出ていないのは、
何処かで何かが詰まっているか?
もしくは歯車が回っていないことが多い。

であれば、詰まりを取り除く作業。
歯車を回す作業をしてもらえば良いのです。

上司はそこをチェックしてあげてください。
本人が気づき出すと、無駄を省き、効率の良い仕事に変わっていきます。

上手く行っていなからといって、
成果が出ていないからといって、
決して仕事を変えさせたり、減らしたりはしない。

現状をどう変えるかを考えてもらうことを実践させるのがとても有効的だと思います。

だって、めっちゃ一生懸命する方なんですからやれますよ!絶対に!

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