『週1de学ぶ音楽の話』第5話【電車と音楽】

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音声・音楽
みなさん、こんにちは!
早いもので5回目となりました、「週1de学ぶ音楽」シリーズ!
前回の内容は「インコ」でしたが、おうちのインコさんを見る目が変わった!!な〜んて方もいらっしゃるのではないでしょうかっ!?
さて、今回も身近に感じる音楽の話をご用意したので、ぜひ最後まで読んでくださいね!

第5回目のテーマは・・・
【電車と音楽】
みなさんは、駅のホームで流れている電車の発車音、「あ!聞いたことある!」って思ったことありませんか?
ここ最近はテレワーク導入などにより、通勤で電車を使わなくなった方も多いかもしれませんが、実は全国のいたる駅で、電車の発車音が楽しく工夫されています。
今回は、そんな全国の駅で流れている発車音についてご紹介していきます!

みなさんは、「駅メロ」という言葉は聞いたことがありますか?
「駅メロ」は、その名の通り「駅メロディー」のこと。
その中でも「発車メロディ」は、電車が発車することを知らせるメロディーのことです。
最近は、その駅でしか聞けない「ご当地メロディー」や、期間限定駅メロなんかもあるようです。

国鉄だった時代は、発車音はプルルルル〜とただの電子音。
耳障りでけたたましくなる発車音は、当時すごく不評だったようで・・・
それから民営化された1989年。新宿駅と渋谷駅で、初めて発車メロディーが鳴ったそうです!((諸説あるそうです
この発車メロディーが、現在の全国の発車メロディーの流れを作るきっかけになったみたいですよ。((諸説あるそうです

まずご紹介するのは東上線池袋駅!
私もとっても驚いたのですが、聴いたら本当にどクラシック!!笑
モーツァルトやベートーベンのワンフレーズが発車メロディーとして優雅に流れていました。
なぜ!?と思いますよね。
そもそも池袋には「東京芸術劇場」や「豊島区芸術文化劇場」などの劇場も多くあり、芸術文化新興に力を入れている街なんです!

そして東上線もその芸術文化振興の試みとして駅メロを変更したそうです!

癒し効果もあると言われるクラシックの曲を発車メロディーに!
混雑する駅では束の間の癒しですね〜

また、私たちに馴染みがある発車メロディーで有名なのは「舞浜駅」ではないでしょうか。
舞浜駅では、「駅でもディズニーを感じられるように!」「電車に乗る人が楽しく電車に乗って欲しい!」などの思いを込めて、ディズニーの曲を駅メロに採用しているそうです。

舞浜駅では、ディズニーの記念イベントに合わせて、曲も限定で変えることがあるそうです。
ディズニーや、舞浜に行く機会がある方はぜひ駅メロ聞いてみてくださいね!

他にも、その土地に関連している駅メロもあるようです!
例えば、京浜急行電鉄の浦賀駅。
こちらは、到着メロディーとして「ゴジラ」のフレーズが使用されています。

ぜひ調べて聴いていただきたいのですが、電車というよりゴジラがやってくる感じ・・・

なんとゴジラ初上陸の地だからだそうです!

また、駅によっては、その駅出身のアーティストさんの曲を使用することもあるようです。
例えば・・・
「日比谷線 秋葉原駅」→「恋するフォーチュンクッキー/AKB48」
・・・AKBグループ発祥の地だから
「小田急線 海老名駅」→「いきものがかり/SAKURA」
・・・デビュー曲に小田急線の歌詞があるから
「大阪環状線 天満駅」→「aiko/花火」
・・・大阪府出身のアーティストだから
「京急線 金沢八景駅」→「EXILE/道」
・・・EXILEのリーダーHIROさんの母校があるから

このように、アーティストさんの出身地やゆかりの地などで曲を使うことも多いようです!
私たちが知っている曲の感じよりも、発車音としてワンフレーズ使用されていたり・・・
知っている曲が駅で流れているだけでも、すごくワクワクしますよね!!

ただ、音楽ということもあり色々な問題が絡んでいてここで実際の音をご紹介できるのはほんの少し・・・
録音したものをアップしている方もたくさんいらっしゃいますが、みなさん混雑の駅の中録音されていると思うと簡単にご紹介できないことをお許しください・・・・
気になった方はぜひ調べてみてくださいね!


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