普通の人が、普通にしていることをしているだけなのに、やたらと疲れてしまう。
誰かといるだけで疲れ切ってしまう。
そんなことってない?
私がまさにそうだったのね。
でも、
「うつ病になってから体力が落ちたのかな?」
「元が怠け者だからかな・・・」
って思っていたのよ。
ところがよ!!
整体に通うようになって、先生から
身体が過緊張で、これだけ体中に力を入れて暮らしていたら、すごい疲れるでしょーー
って言われて、初めて私が、普通の人とは違うんだってことに気が付いたの。
で、色々と先生と話しているうちに、
そもそも私が普通じゃないのは、育てられ方に関係している
んだなって気が付いたのね。
子どものころから、常に親の顔色を窺わなくちゃいけなかったり。
周りの状況に、常に目を光らせなくちゃいけなかったり。
他にも、何か悪いことをしていないか、常に考えていたり。
機嫌が悪い人がいたら、自分に落ち度がないか振り返ったり。
その結果、
普通の人よりも常に気を張っているし、
何があっても対応できるように、身体もいつでも臨戦態勢、
頭の中も常に考え事でいっぱい、
という状態で生きるのが当たり前になってしまったの。
そりゃぁぁぁ、疲れるよね!!
たしかに、「体から力を抜いて」とか「あまたの中を空っぽにして」とか、全く意味不明だったもん
「力を抜く」「頭を空っぽにする」
これが、私と同じく、出来ないわ――って言う人は、育ってきた環境が、それを許さなかったのかもしれないよ?
でも、そんな私でも変わってこれたのは。
自分の気持ちを常に見つめる
という事をしてきたから。
休みたいときは、姑の目があろうが休む。
やりたくないことは、しない。
やりたいことはやる。
周りの人じゃなくて、自分を見てあげる。
それだけのことなんだけど、それだけでも大きく変われちゃう。
大丈夫。
他の人が思っていることを、一生懸命に考えなくても生きていけるからね。