罪悪感をなくす

記事
学び
生きているうちに誰しもが
一度は抱くであろう

”罪悪感”

「あぁ、またやってしまった・・・」
「あの時、ああしてれば・・・」
「私のせいでこのプロジェクトは
失敗に終わってしまった。」

などの罪悪感は私たちを苦しめて
幸せを感じる事を許してくれません。

本日はそんな”罪悪感”に
ついて話していこうと思います。

「愛」があるから罪悪感が沸く
私たちは罪悪感があると、自分を罰し、
自分が幸せになれないような道を
”無意識”に選択してしまいます。

そうした罪悪感のさらに
裏側には大きな「愛」が存在します。

子供の事を愛しているからこそ
子供に罪悪感を覚えます。

パートナーを愛しているからこそ、
ふがいない自分を罰しようとします。

人が大好きだから人間関係のトラブルを
自分のせいだと感じてしまいます。

罪悪感の裏側にある、「愛」に意識を向けることで
私たちは自分を肯定し、許し、そして
ずいぶんと生きやすくなります。

罪悪感は幸せの邪魔をする
心理学の格言に
「もしあなたが今、幸せを感じられないので
あれば、あなたは自分を許していない」
というものがあります。

つまりあなたが今、幸せでないのは
理由はともかくとして
罪悪感を覚え、自分が幸せを感じる事を
許せていないという事を表しています。

罪悪感という感情は
「自分が悪い」「自分のせいだ」
という明らかなものから
潜在意識の奥に潜んで自分を
罰するように動くものまで様々な形態をとります。

潜在意識の奥深くに眠る、罪悪感は
気づくにくいです。

幸せを感じる事ができないという方は
「私には罪悪感が潜んでいるのかも?」
という視点を持ってみて下さい。

次の章でどのタイプの
罪悪感に当てはまるか
見ていきましょう。

罪悪感には7つのタイプがある
【タイプ1】 誰かを傷つけてしまった。
最も分かりやすい罪悪感が
この「加害者の心理」です。

自分がなんらかの言動により相手を
傷つけてしまったという罪悪感。

【タイプ2】 助けられなかった、役に立たなかった
加害者の心理にも近いものがありますが、
助けたい、救いたい、役に立ちたい、迷惑をかけたくない
と思って頑張ったが、力及ばずうまくいかなかった場合に
生まれる罪悪感です。

【タイプ3】 何もしてない、見捨ててしまった
最も許し難い罪悪感を作るのがこのタイプ。
”何もしてない罪悪感”は何もしてないからこそ
表向きは罪に問われることはなく、また
周りも見方してくれる事が多い為、
ひとり自分を攻め続け、また
「あの時、こうしておけばよかった」
と後悔することになります。

【タイプ4】 恵まれている事への罪悪感
あまり自覚しにくい罪悪感としてこのタイプがあります。
恵まれていること自体は素晴らしいことなのですが
その価値を受け取れない為に
罪悪感に転じてしまう事があります。

【タイプ5】 自分は毒であり、自分は穢れている
罪悪感が潜在意識の深いところに溜まっていくと
この感覚が芽生え自分が幸せになれない選択を
繰り返してしまいます。

この罪悪感はとくに原因が特定できる訳でなく
様々な罪悪感の蓄積によるものなので
自覚もしにくいです。

【タイプ6】 親やパートナーから受け継いだ罪悪感
愛する人を助けたいという気持ちが強い為
その相手が背負っている
罪悪感を自らも背負おうとします。

そしてその罪悪感をコピーしてきて
自分のもののように扱ってしまう状態です。

その為、”自分じゃない人の感情で苦しむ”という
すぐにはピンときにくい状態に陥ります。

【タイプ7】 その他の罪悪感
キリスト教には「生まれながらにして罪を背負っている」
という”原罪”という教え方があり
また仏教でも殺生を禁止する教えがあります。
熱心な信者ほど、「私は罪な存在だ」と思い込み
罪悪感が生まれやすくなります。

思い込みが罪悪感を生む
例えば、”働かざる者食うべからず”という”観念”
をもっていると、仕事をしていないだけで
罪悪感を覚えるものです。

他にも、”時間は守るべきだ”という
観念をもっている人がたまたま遅刻すると、
もの凄いことをしたような気持になります。

こうした観念を人は数千~数万もっていると言われており
ほとんどが自分にとっては”当たり前のこと”と認識されて
いる為にその存在にすら気づくことができません。

「こうしなければいけない」
「これをしてはいけない」

という観念を持っていると、
それに反したことをしてしまった時に
強烈に自分を責めてしまい、罪悪感が生まれ
自分に対して寛容に振舞えなくなるものなのです。

自分軸で生きる
他人軸の生き方になっていると、
問題が起きたときも
「自分は悪くない」
というふうに解釈し
問題解決を相手に任せてしまいます。

たとえば
「夫が浮気をした。私に謝罪し罪を償うべきだ」
というものがあるとします。

夫が反省して浮気相手と別れて
あなたの元に戻ってきたとしても
「また裏切られるんじゃないか?」
と不安になって夫を監視して縛り付けることに
膨大なエネルギーを使ってしまいます。

自分軸で生きるとはその時に
「なぜ私は夫の浮気問題の解決を
今必要としているんだろうか?」

もっと言えば
「なぜ、私は夫に浮気されたのだろう?」
と主体的に問題を受け止める事をいいます。

自分の中にある何かが、
この問題を引き起こしているのではないか
という見方をする事でこの問題に
主体的に取り組む事が出来るようになります。

自分を責める事が「自分軸」で生きる
という事ではありません。
罪悪感を感じた時に自分の課題として捉え、
どう解決していくかを考える事が
罪悪感を払拭する、
最善の方法といえます。


-まとめ-
冒頭でもお伝えした通り、
罪悪感の裏には「愛」が潜んでいます。
愛があるから罪悪感を感じます。
罪悪感を感じるという事は
その事にちゃんと「関心」があるし、
「愛」があるんだなと気付かされる
事もあります。
罪悪感を
無理に排除しようとせずに
上手く付き合っていけるように
なると、不思議なくらいに心は軽くなり
幸せを感じられるようになれるでしょう。

ではまた!
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す