【転職エージェントの裏話】企業に面接後の意欲を伝えることの大切さ

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本業では現役の転職エージェントとして、年間約500人の転職活動の支援を行なっております、転職アドバイザーのダッツと申します!

ココナラでは職務経歴書の添削、面接対策など、おかげさまで多数のご依頼を頂いております。

そんな私が日々、転職エージェントとしてお客様と面談をする中で、ふと思う「生の声」を皆さまにこのブログを通じて届けることで、気持ちよく転職活動に臨んでいただきたいと思い、記事を書いております!

みなさまが利用する「転職エージェント」というサービスですが、よりうまく利用することで、内定を勝ち取る可能性が上がる秘訣が存在します。

これは、サービスを普通に利用するなかではあまり教えられるものではないかもしれません。

今回はそんな秘訣の中でも、「面接後の感想をエージェントに伝える重要さ」を解説していきたいと思います!


面接後の感想をエージェントに伝えよう


面接を受けた後、何とか終わった安心感を抱きますよね。。。


しかし、そのまま結果を待つのはNGです!

転職の支援をする中で、このような面接を受けっぱなしにする方が結構いらっしゃいます。

転職エージェントの私が、面接が終わった後に連絡をしても、感想の返事を頂けない方もございます。

このような、面接の感想を伝えられていない方ですが、なんと「面接の合格率を下げている可能性」があります!

少々手間はかかるのですが、しっかり転職エージェントに終わった感想を伝えるようにしましょう。

なぜ感想を伝えた方が合格率が上がるのかでしょうか? 企業の採用の立場から振り返ってみましょう。


企業は「意欲が高い人」を優先的に採用したい

この内容を説明する前に、中途採用の前提を教えます。

企業の採用担当者は、複数の候補者の中から1人を採用していることがほとんどです。

「中途採用」は新卒採用と違って「採用人数が1人」であることが多いです。

なぜなら、中途採用の目的は、「急遽辞めた方がいる場合の補充」や「事業が好調なので増員のために補充」という理由が多く、1人採用すればOKなのです!

そのため、新卒の一括の「複数人採用」とは立場が異なるのです。

企業は1人の採用枠に対して、「複数の候補者」を比較して1名を選びます。

その際に採用担当者(人事部)はどんなことを考えているのでしょうか?

以下、3つのポイントをご確認ください。

①採用を失敗したくない

②意欲が高い人を採用したい

③経験はあるけど意欲が低い人には、内定出しても辞退される

①採用を失敗したくない
会社の人事も人材を探すためには、ある意味「営業」のような役割があります。

たとえば、「事業計画として4月入社で1名採用すること。」のような目標が人事にセットされていることも多いです。

人事の立場からすると、この目標は絶対に達成したい。
そのため、採用が失敗しないような選択を優先します。

その前提で、人事が心がけているのが②です。

②意欲が高い方を採用したい
仮に内定を出した際に来てくれる可能性が高い人に内定を出せば、
採用目標の達成の可能性が高いです。

そこで企業の人事は転職エージェントにこのような連絡をします。

「○○さんって意欲高い?」

転職エージェントも意欲が高い方に関しては、
「意欲が高いです!内定がでれば入社する可能性ありますよ!」
などと企業に連絡します。

このときに企業の人事としては、
「よし!内定出れば入社してくれるんだな。。。
 内定出すように役員や現場に働きかけよう!」
と考えて採用に力を入れるのですね。
社内でもゴリゴリ内定が出るように根回ししてくれるでしょう。


③経験があっても意欲が低い方に内定出しても辞退される
仮に「自分より求めるスキルや人物像にマッチしていた人」もライバルにいたとしましょう。
しかし、その人は「意欲はそこまで高くない」と仮定します。

この場合、人事はこの人を採用しようか結構迷います。。。

そんなときの頭の中はこうです。

「経験も魅力的だし、意欲を上げて、内定が出れば入社するようにしようかな。」

「でも、それで結局辞退になってしまったら目標が達成できないな…」

「よし!やっぱり入社が確実な意欲が高い人に内定を出そう!」

そうなんです。人事も色々葛藤はあるのですが、

意欲が高い方に内定を出そうというロジックが働くのですね。

企業の人事が採用で考えていることを、図でまとめるとこうです!

採用心理.jpg

重要なのは右下の「第2優先」 結局は「意欲が高い人」が得をするわけです!

このようなカラクリがあるのです。
ぜひ、転職エージェントには意欲をしっかり伝えましょう!


併願先と迷っている場合でもエージェントにはしっかり伝えよう

ただ、併願先と迷っている場合も転職活動では発生しますよね。。。

たとえば、「この点ではA社のほうが良いけど、この点はB社のほうが良いな。」のような甲乙付けがたいことって普通にありますよね。

そのようなときには、エージェントに「どの部分で迷っている」のかしっかり伝えるようにしましょう!

企業様も、ある程度活躍してくれそうだと考えている方であれば、
前向きに採用しようと考えます。

その際に、エージェントから「この点で迷っている」という懸念材料を頂ければ、その方の望むような条件を提示したり、より詳しいお話をしてくれることがあります!

たとえば、「併願先のほうが年収が高そう」という場合でも、それだったらウチも「その併願先に並ぶような年収を提示しよう!」と頑張ってくれるケースもあります。

仮に、先ほどの図で説明したような、「第3優先」の「スキルはあるけど意欲が低い人」でも、しっかり迷いどころをエージェントに伝えておけば、その迷いが解消するように企業を説得してくれることがあります。

ここが「転職エージェント」を利用する最大のメリットなのですね!


おさらいです!
3つのポイントでまとめました!
①面接が終わったらそのままにしない。必ず感想をエージェントに伝える!

②意欲が高い場合は、具体的になぜ高いのかも伝える。

③意欲が低い場合でも迷いどころを具体的にエージェントに伝える。
これを守って、少しでも納得できる転職活動を進めていきましょう!


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