スピ、占いの世界の光と闇 (2話構成 後編)

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占い
ENA:
『それでね、ある時にその状況を見ていたパートナーのHIROさんからこう指摘されたんですよ。 
「ねぇ、先生? 最近の先生って何か変なのと繋がってることが多くない? 
もしかしてそれって低級霊とか、まがい者達と繋がってるのかも知れないよ?」ってね…。 

正直、もうその時辺りは自分でもそういうのが感じられていたのは事実でしたからね。 
その後そういったことが本当に自分の中に腑に落ちた時あたりからはね。 
「あぁ、もうこれ以上はこんな状態で鑑定はしてはいけない。  
こんな状態で神様ごとなんかやっちゃいけない」って思ったんですよね…。 

そしてね、そう思った後はその時に受けていた鑑定予約を全てキャンセルしてお休みをとってですね。 
もう私はこのパイプ(繋がる力)は閉じようと思い、その時は本気でこのお仕事から手を引くことを決心したんですよね…。 
でね、この先は、神様ごとが出来ないのであれば、以前の司会業やカルチャーの仕事に戻る為に頭を切り替えないといけないとな…と思ってた時にね。 
そう、あれは、その力を封印して3週間くらいが過ぎたくらいのことだったかな…? 

ある時、私の頭の中に一方的にダイレクトにメッセージが入ってきて。 
「あなたの気持ちに変化が生まれた時よりエネルギーが変わり、私達は途中からあなたと繋がることが困難になっていっていたのです」 
ということを観世音菩薩様から言われたことがあったんですよね…。 

そこで、その後は観世音菩薩様に色々と聞いて分かったことがあったんですけどね。 
あぁ…、私がその時に体験したことは、私が自分自身でその原因を作っていたもの〟だったんだって。 
その全ては〝その時の私の慢心から来ていたものだったんだ…〟っていうことが分かったことがあったんですよね…』

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アシュタール:
『そう、そういうことなのよ。 今あなたが言ったことというのはね。 そういうのは普段、あなた達(人間達)がどうしても陥ってしまいがちなことで、よくあることなのよ。 それらの浮ついた気持ちに傾いた時…。
そのような時には、あなた達の中ではそれまでとは違ったエネルギーが放たれてしまい、またそれによって波動自体も乱れることになるのよね。 

そしてね、それは先程言っていた存在(観世音菩薩様のこと)が言ってた通りのこと。 そのようなことが続いていくとね。  
そこからは次第に、私達からはその人達の姿は見えにくくなっていってしまい、更にはそれがエスカレートすると最後は本当に見えなくなってしまうものなのよ。

そうするとね、今度はその人達がその時に発しているエネルギーには、それに便乗して乗っかってくる存在達(まがい者)がいてね。 
その存在達は、その人達が求めているものの姿に成りすましては「ワレハ神だ!」とか「ワタシは仏陀だ!」「自分はキリストだ!」とか色々なことを言ってくるようになるものなのよね。 

そしてね、大体そういう存在達が言うことは決まっていてね。 
「この聖なる力を持つ我らと繋がることが出来るあなたは凄い人! 特別な人! 選ばれた人だ!」ってね。 
そのようなことを繰り返し言っては、益々その時のその人の浮ついた心のスキに入り込んでくるものなのよね。

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そしてね、その結果というのは、このような仕事をしていたら大体想像が付くと思うんだけどね? 
その存在達はその相談者達に不安や心配を感じさせることをわざと言っては、 それらのことにいちいち翻弄され、右往左往している人達の姿を見ては楽しんでるものなのよね。 

例えばね、何か心配ごとがあって相談に来た人には、「あなたは普段ご先祖様の供養をしてないからご先祖様達が怒ってます。今、心を改めないと今後は今よりもっと大変な目に合いますよ。でも、この壺が手元にあれば大丈夫。
これを手にすればそれから救われますよ」なんてことを言ったりね。

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後は、「それらから救われる為には私達の信仰している教えを学ばないとダメです。今すぐ入信しなければ今後はとんでもないことが起こりますよ」とかね。 

まぁ、実際にもそういうのは他にも色々とあるのは想像が付くでしょう? 
そう、そうやっていつからかそんな存在達と繋がるようになったその人達というのはね。 
大抵の場合は、それが本物の凄い存在なんだと信じ切っては、その後も益々その自分の力を誇示していくパターンがとても多いものなのよね。

実際、そういうことはあなた達の世界でもよく目にすることじゃない?
以前は凄く良いことを言っていた尊敬出来る人が、ある時からガラッと雰囲気が変わって、おかしなことを言うようになってきたとか。 
以前は凄く愛に溢れていて、神々しく見えていたような人が、ある時から地位や名誉、お金なんかに執着をし始めて、人が変わったようになっていったとかね。 

でもね、もうそのようなところにまでなってしまい、完全にそこに溺れてしまった時というのはね。 
残念だけど、もうその時はその人は余程のことが無ければ普通はそこからは抜け出せないもの。 
その存在達(まがい者達)は、そうやって楽しんでる自分達の遊びを手放したくはないからね。 
その本人(繋がってる人)にはありとあらゆることを言っては、その真実には絶対に目を向けさせないようにするものなのよね。

例えて言うとそういうのはね。 
「周りの人間が言うことなんか信じるんじゃない。あなたは選ばれた人、あなただけが特別な人。 あなたは他の人間とは違うんだから、あんな訳の分からないことを言っている連中のことは相手にしてはいけないよ」ってね。 

でもね、笑っちゃうけど本当は「あんな訳の分からないことを言ってる連中」というのはその存在達自身なのにね。 
さっきも言ったけど、その存在達は自分達のその遊びを無くしたくはないから、その時はありとあらゆるトリックを使って引き止めようとしてくるものなのよね』

ENA: 
『いや〜、もう本当にアシュタールが今説明してくれた通りですよ…。 
私もですね、あの時は、最後のほうは自分が何んの存在達と繋がっているのかが分からなくなっていたのは本当のことでね。 
また実際にも、その時にはマイナス的なことをよく言ってたから、最近の神様達はどうしてこんなことを言うんだろう…って腑に落ちないことが凄く多かったんですよね…』 

アシュタール: 
『でもね、今となってはそれらのことも全てはあなたにとっては大切な学び。  そういうことは知っておかないといけないことだって、それがよく分かったでしょう?』 

ENA: 
『えぇ、本当にそうですよ。今アシュタールが言ってることは、私自身も心からそう思いますね…。 
慢心した気持ち…。 それらの浮ついた気持ちを持ち始めた時からは、そのようなことは誰にでも起こり得ることだっていうこと。 
それらのことは今では私自身も、これからもこのお仕事を続けていくからには本当に気をつけておかないといけないことだなぁ…って思ってるんですよね…』 

アシュタールとの会話の回想が終わり、ゆうこさん(当日のお客様)との会話に戻ります。

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ENA: 
「この話しは、アシュタールと2回目に繋がった時に交わしたものだったんですけどね。 やっぱり私達はこのお仕事をしていく以上は、ココは本当に気をつけておかないといけないところだと思うんですよね…」 

ゆうこさん: 
「いやぁ〜、本当にそうですよね。 先程も言いましたけど、最初に恵奈先生を訪れた時には、いきなりアシュタールから問答無用で切り捨てられちゃいましたけどね… 笑 
でも、後でその経緯を伺ったら、以前先生も私と全く同じことを体験していたことを知って本当に驚きましたからね…」

ENA: 
「でもですよ? 今考えると、そのタイミングがあの時で良かったですよね…? だって、後もう少し遅かったらゆうこさん、本当に今のお仕事を辞めていたかも知れなかったんでしょう? 」

ゆうこさん: 
「えぇ、そうですよ…。 だってそんな変な存在達と繋がってですよ?  
その存在達が言ってることをお客様に伝えて、お金を頂くことを続けていくなんて、私的にはどうしても出来ないことですからね…。

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冗談抜きで先生のところに来る前の数ヶ月の間は、ホントに色々な意味でトラブル続きだったんですよね…」 

ENA: 
「えぇ、あの時そう言われてましたよね…?」 

ゆうこさん: 
「やっぱりそういう存在達って、総じて皆んなおかしなことを言うものなんですよね…。 実際、私は先生みたいにダイレクトに声を出すことは出来ないから、その場でハッキリとそれを伝えることは無いんですけどね。 

でもね、そういうのはイメージとしてはちゃんと受け取ることは出来るから、その来たイメージをその通りに伝えたらですね。 
中にはこちらが思っている以上に怯えたり、怖がってしまう方もがいるのも事実なんですよね…。

そしてね、ある時に私が伝えたその内容に、この先の不安を感じた方がですね。 
そこからはちょっとした鬱というか、引きこもりのようにもなってしまってですね…。 
その後ある時に、そのご両親の方がお見えになられては、あなたが変なことを言うからウチの子がこんなおかしな状態になってしまったじゃないの、どうしてくれるのよー!? みたいなことになったことまでもあったんですよね…」 

ENA: 
「そう、確かあの時に最初に私のところに見えたのは、その件があった2日後のことだと言われてましたよね?」 

ゆうこさん:
「えぇ、あの時は私もこれは絶対にちょっとおかしいんじゃない?ってね。 
それは私自身がおかしくなってしまったのか。  
私に何か変なものが取り憑いてしまったのか。  
私の繋がるものが本当に何かの邪悪なものと入れ替わったのかとか…。 

もうね、あの時はその全てが本当に自分の中でも訳が分からなくなってしまっていたのはホントのことなんですよね。 
それでね、あの時はこんなことを相談出来るのは誰だろうってネットで調べてたら、先生のブログを見つけてね。 
それを見た瞬間、あぁ! 私この人にすぐに会わなきゃいけない!って。 
そう思ってその2日後に先生に会いにきたという訳だったんですよね…」

 ENA: 
『でも、これは今だから正直に言うんですけどね。最初にお話しを聞いた時というのはなんだか凄く大変そうな内容、これはかなり時間かかりそうだなーってね…。 
実際、ゆうこさんは過去に相当な経験をつまれてきた霊媒師さんだから、余計そういう風に思ったんですよね… 

でもね、実際にはアシュタールが出て来て〝まずは自分の中にそれを(私は普通の人とは違うのよ。 私は特別なのよという気持ちがあること)を認めて!〟と言ってきて…。 

次に、〝私にはあなた達の正体(繋がっている存在達)が分かったわ!もう私には必要ないから繋がらないで!私は今後はそれを許可しない!って宣言してみて!〟って言ってたからその通りにしたら、その後は嘘みたいにピタッと消えちゃいましたものね…」 

ゆうこさん: 
「いや〜、もうあの時はハッキリとそれが、あっ、いなくなったって分かりましたものね…」 

ENA: 
「ねぇ…。本当にあの時におこなったことは、その時の自分の内側(心)の状態をまずは一度認めるということ。
そして、自分にとって必要の無いものと縁を切る(私にあなたは必要無い!と宣言し、繋がる許可を与えない)こと。

たったこれだけで、除霊やお祓いなどしなくてもそれらは一瞬で消えちゃうんだから、本当に凄いなーって思いましたよね…」 

ゆうこさん: 
「いや〜、あれは本当にこれまで自分が頑なに信じていた概念が吹っ飛んだ出来事でしたよね…。 
私ね、あの時にそれを体験しなかったら多分、そういう邪悪な者を自分の中から消し去る為には、あの後はまた昔やってた荒業とか絶対にやってたんじゃないかって思うんですよね…」

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ENA: 
「荒業って、あの滝に打たれる滝行とか、真夜中に高野山に登ったりとか、あんな感じのことですか?」 

ゆうこさん: 
「そうそう、そういう感じのこと!」 

ENA: 
「いや〜、でもそういうのが好きならやったらいいと思うんですけど、ゆうこさん実際にはそういうのが本当に好きなの?」 

ゆうこさん: 
「いやいや、もう今はこんなに楽な方法を知ってしまったからですね…。 うーん、もう私の中では今後は荒業を選ぶことはないかな〜って思いますよね…」 

ENA: 
「そうですよね〜〜?」 

ゆうこさん: 
『あっ、でもね…。私最近ちょっと体重増えてきちゃったから、たまにはダイエットがてらに断食とか、行けるところだけお百度参りをするのも悪くはないのかなってね…。 
あっ、そうだ!?
恵奈先生、今度一度私と一緒にかる〜くでいいからそういうのにちょっと付き合ってみません?」 

ENA:  
「わ、私がですかーー? いや〜、私の普段からのモットーは、ゆる〜〜く、らく〜〜に、たのし〜〜くですからね…。 
それだけはいくらゆうこさんのお誘いでもちょっとご遠慮願いますよね〜… 笑」 

ゆうこさん: 
「ですよね〜… 笑」

ENA:
「えぇ…… 笑」 

ゆうこさん: 
「まぁ、確かに恵奈先生がお遍路さんしてる姿なんか絶対に想像が付かないかなーって思いますしね〜 笑 
うーーん。 
ゆる〜〜く、らく〜〜に、たのし〜〜くか…。 
先生のモットー、いいですね!! 
そうだな〜、今後は私も先生のその考えを真似して、これからは出来るだけその路線で行けるよう頑張りますね!😆」

ENA: 
「えぇ!お互いこの一度っきりの人生を、後で絶対に後悔することのないように全力で楽しみましょうね!!😆」

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いかがでしたでしょうか?

今回のこの記事がこれを読んで下さった方々の何かの気づきとなれば嬉しく思います。

最後までご拝読頂き誠にありがとうございました!💕

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