LINEとHSPの相性とは

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LINEと言うツールは非常に便利です。
一言だけでも言葉や思いを伝えられます。
メールの時代はそれなりの文章を考える必要がありました。

良い悪いはべつとして「は?」とか「え?」とか「うん」だけでも気軽に送ることができます。

といいいつつも私はそういう使い方はしません。





一方でデメリットも当然生じます。


仲良くなった人とLINE交換するものの、LINEのペースが合わないとその関係に不具合が生まれます。



何かメッセージを送ったとしても、相手が寝ているかもしれないし仕事中かもしれない。
それでも待ちきれずに「おーい」とか「起きてるー?」とか立て続けにメッセージを送る人がいます。


こういう行為をする人の心理はなかなか理解しがたい。というよりも、本当にこういう人がいるんだとびっくりします。

メッセージ交換が気軽になった分、相手の反応を「待つ」ことができなくなっているのでしょう。


また、「既読」というシステムがさらに繊細な人々の心を揺さぶることとなります。




それでも私はLINEは1対1のコミュニケーションとしては、実に有効的と思いいます。文字で感情を伝えられなければ、スタンプという方法もある。HSP気質の人にとっても比較的取り入れやすいツールではないでしょうか。










ところが、LINEの機能の一つ「グループLINE」となると話が変わってきます。

神経の使いどころが増えるだけでなく、直接相対するケースと違い、相手の表情や雰囲気が全く見えない状況で複数の人を相手にコミュニケーションをとるのは、正直しんどいことこの上ない。




私はあえてグループLINE苦手と公言し、会話には消極的にかかわることで、余計な神経を作用させないよう努めています。これに関しては、気になりだしたら終わりが見えない。







SNSの発展は、現実のコミュニケーションが苦手な人にとっても、「この世界であれば」という居場所づくりにも一役買っています。


悪しき事例もあったが、かなり評価されるべき世界ではないでしょうか。







しかし、そのマンツーマンツールが2ステップ目として「みんな」で楽しむツールになっていくというのはこの界隈の流行りなのでしょうか。

そういえば家庭用ゲームや携帯ゲームだって同じ。もはや「1人で」でも「2人で」でもなく「みんなで」楽しむものとなりつつあります。




 私は一人で楽しむものは一人で楽しみたいし、何もすべてのことを「みんなでワイワイ」やりたいわけではない。

このような流れを汲むと、せっかく居場所を見つけた人も1人、2人とその輪から落ちて行ってしまいます。









有意義なツールである一方で、繊細な心にジャブを打つ性質もあるということを認識し、せっかくのテクノロジーを「生きづらさ」の軽減につなげられるよう、活用できることを願ってやみません。




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最後に個人的な思いだけ。




「みんなでワイワイ」

「家族集まって」

「友達一杯集めて」




この類のキャッチフレーズは神経を逆なでします。

私はこのようなツールには合わないと自覚しているので、無理にかかわって傷つけられないよう細心の注意を払っています。





皆さんも宣伝文句や流行だけを追わず、自分に合った活用を。






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