もうリリースネタがないよ!
というお悩みは特に「BtoB」の企業の方に多いようです。
確かに個人向けの商品、サービスはリリースの切り口に幅がありますが、法人向けの場合、「決裁権のある人の目にとまること」が最終的なゴールであり、どんなネタでリリース原稿をつくればいいのか悩みどころです。
でも、実は大丈夫!
究極的にいうとBtoBであっても、リリースのネタは「何でもよい」のです。
プレスリリースの目的は「どんな会社か知ってもらうこと」
BtoBでも、BtoCでもプレスリリースの目的は
「自分の会社でやっていることを正しく理解してもらい、収益拡大に繋げること」
と私は考えます。
つまり、リリースのネタは自社のことを理解してもらえそうなことなら、何でも良いのです。
事例①リモートワーク始めました!
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、リモートワークを導入した企業も少なくありません。
そんな社内で始めた取り組みをネタにしてもいいんです。特に「働き方」が分かる内容は社風や企業理念に通じるところがあるので、どんどん打ち出していきましょう。
事例②こんな調査、やってみました!
独自にアンケートをとり、そのリサーチデータを開示して、リリースとして打ち出すのもアリです。
この場合は調査系のメディアに取り上げられる可能性が高まります。
事業内容に絡ませたテーマだとなお良いですね。
事例③ウケを狙って、こんな企画を社内でやってみました!
事業とはまったく関係がない話題性のあることを社内でやってみた!というトピックをリリースに落とし込んでしまうのもアリです。
話題性という要素が高いと、メディアに取り上げられる確率も上がります。
「いや、事業と関係ない内容じゃ取り上げられても意味ないじゃん?」と思う人もいますが、
企業名を紹介する際「〇〇向けサービスを提供する〇〇(企業名)は…」と紹介されることで、これまでその企業名を聞いたことがなかった人の記憶にとまるようになります。
この場合は自社の理解を深めるのではなく、自社の認知度を上げることになりますが、0の状態から、1に上がるのってすごいことです。
プレスリリースは1本出して終わり、という認識を捨てましょう。
さまざまなリリースを数を打つことで、ボディブローのようにじわじわ効いてくるものだと思ってください。
ある1本のリリースに少し興味を持った記者が、企業名でリサーチをかけたら、いろんな切り口でリリースを出していることが分かった…となれば、メディアで紹介してもらえる切り口そのものが増えると思います。
BtoBのプレスリリースネタは意外と足元に転がっています。
考えすぎずに、頭をやわらかくしてリリースネタを見つけていきましょう♪