巫女のお仕事ってどんな感じ?【助勤Ver.】宝城あやの

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いつもありがとうございます。
ルノルマンカードカウンセラー・講師の宝城あやのです。
今回は神社記事に続いて、
巫女さんのお仕事の雰囲気をご紹介します💡
一般的なお仕事とはまたひと味違う言葉遣いや表現、ならではのことがあり、
これからお正月巫女として助勤などで神社にご奉仕される若い方もおられるのではないかと思い、書いてみたいと思います。

私が神社参拝を始めたのが10代の終わり頃で、心霊体験で紆余曲折を経てから20代になると巫女さんの職もいいなぁと考えるようになりました💡

そこで、ある年にどうしても巫女さんをしたい!と思い、本業がWワークを禁じていなかったので、お正月巫女に応募することにしました。
スケジュールとしては
ほぼ強行突破のような、
1/4~本業出勤なのですが、
年末~1/3なら巫女ができる!!★▽★g!!!
と、燃えてやる気に満ちた私は、
この年を逃したら後は巫女をできる機会がない!と真剣に考えて気合で履歴書を書き、お願いします!!という気持ちで応募したのでした🙏

長年の神社参拝、御朱印収集の熱意を盛り込んで書き、晴れて助勤巫女の採用となりました。
歳はギリギリ25歳の頃でした。
伊勢の神宮では20歳かな?23歳だったか、かなり早く定年が来るのですよ💡と聞いていたので、これはギリギリ25歳で応募せねば!!となったのでした(;^_^A💦

その後、晴れて採用となり、早速巫女の心得の読み合わせや装束の着装といった研修がありました。
mikosetumei.jpg
都内某神社の説明より

言葉遣いの変換必須
一般
→神社ならでは

売り切れ
→全て出てしまったのです。

いらっしゃいませ!
→おめでとうございます。

ありがとうございます
→ご苦労様でした。
→ご苦労様です。
→良いお年をお送り下さい。
→寒い中のご参拝ご苦労様でした。
→お健やかにお過ごし下さい。

◎巫女は神に奉仕することが大前提

◎参拝される方に「清々しい気持ちになれた」という印象を与えるような態度・行動を心がけること

◎商売ではなく、参拝者の幸を願う場所

と教わりました💡
そして服装・身だしなみは
1.黒髪・ひとつに縛る
2.マニキュア不可
3.ピアス・装飾品不可
4.薄いお化粧
5.清潔感ある雰囲気に
と、巫女さんらしい指定がありました💡 
日本の女性という雰囲気が1番出る感じですね🌸

asikagaorihime.jpg

研修を終え、いよいよ当日!
年末の22:00出勤となり、当たり前ですが、寝ずに年越しをしてしばらく授与所にいます💡
1番心配だったのがお金の計算だったのですが、あんちょこを持って電卓も一応卓上OKの神社でしたので、非常に安堵致しました(ホッ❇️)
当時の授与品一覧メモには種別、番号、価格が書かれていたのですが、
今見返したらものすごい数と、書き込みばかりしてあって、笑ってしまいました(笑)。

授与品34体!!
+その他1:気学運勢暦
意外と多い!

自分の書き込みを見ると

◎ストラップ御守500円
→勾玉青ピ黄
◎飾矢(箱入り)
◎飾矢(筒型)
→コンパクト飾りやすい!
◎交通安全御守6種(!)
→ナンバー、こけし、つるし、他小

などと、細かくメモってありました(笑)

当時は間違えないか心配だったのだなぁとわかります❇️💡
あと、面白かったのが、毎年こちらの神社参道脇に個人のおみくじの露店が出るようで、神主さんから、
『毎年、神社脇におみくじのお店が出ますが、「鳥居入口のおみくじは関係ないものなので答えられません。」と答えて下さい真顔』
と文言を教わってから、各持ち場につきました💡!(^^)!
沢山の方が鳥居入口のおみくじを引いていかれ、意味を聞かれたりするのでしょう。

私は授与所とテント担当で、寒いので、
◎ヒートテック
◎ホッカイロ沢山
◎見えないように沢山着る
で乗りきりました!
巫女は本職と助勤を合わせて10名ほど
男性陣5名、内勤3人と小規模のお宮でしたが、大好きな神様でしたので\(^o^)/と大喜びでした✨

このような感じで事前に研修、巫女装束着装も習ってからのお正月でしたので、とても安心して当日を迎えられました。
何より、いつもと違い巫女としてお正月と参拝者の人々を迎えられることで、明るい笑顔を届けよう!という気持ちになり、
「あけましておめでとうございます」

と、出会う人々にご挨拶することは非常に貴重な体験で、幸福感もその場その場で共有体験をしているようなそんな気持ちになりました。
しばらく目の前で、御守りの種類で悩む学生さんもいて、微笑ましい場面もありました(#^_^#)🌸✨

いよいよ来年がやって来ますね。
お正月巫女の募集もあると思います。
巫女助勤のお仕事も期間が短くはありますが、なかなか判らない部分を学べたり、意識がより神様に集中して向くので非常に良い経験となりました💡

最後に神社の方がお雑煮を作って振る舞ってくださり、とっても思い出になった記憶があります。
そして巫女陣は男性陣から箸袋に連絡先を書かれてそれぞれこそっと渡されましたが、
え!!皆でまさかの連絡先交換?!
とびっくりエピソードがありました。

今はスマホでポチッとな!なので、
時代を感じる思い出です。
以上、お正月巫女のお話でした!

宝城あやの

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