とれたての野菜を自宅で楽しめる家庭菜園。ベランダでも、小さなお庭でも十分楽しめる、初心者さんにぴったりな野菜をご紹介します!それぞれの育て方のコツから、失敗したときの相談先まで掲載。この機会に、楽しい美味しい家庭菜園を始めてみませんか??
目次
家庭菜園には何が必要?
家庭菜園を始めるにあたって重要なのが、野菜を育てる環境。
どんな場所が家庭菜園に適しているのでしょうか。
また、どんな道具をそろえる必要があるのでしょうか。
家庭菜園に適した環境とは?
野菜を育てるのに必要な条件はこの2つ。
・良い風通しであること
このポイントをおさえた場所選びをしましょう!
❶良い日当たりであること
野菜の成長には、太陽の光が大切です。
屋内でも育ちますが、直射日光が当たる屋外のほうがベター◎
❷良い風通しであること
野菜を育てるのには風通しの良さも重要。
自然な風が野菜に当たる場所で育てましょう。
場所別の注意点
・ベランダ
ベランダは、庭や畑などの広い場所を持っていなくても、気軽に家庭菜園に挑戦できる場所です。
日当たりと風通しがいいベランダなら、畑のように栄養たっぷりな野菜を育てることができます。
大切なのは鉢やプランターの大きさ。
環境が良くても、野菜がのびのびと育つことのできる場所がなければいけません。
育てる野菜に十分な大きさの鉢・プランターを選びましょう。
また、強風対策も必須。 風で葉が擦れ合うと光合成が不十分になり、成長に支障をきたす場合も。 支柱を立てて野菜を支えるなどの対策が必要です。
・庭
根を伸ばして大きく育つ野菜。
鉢やプランターよりも広々としており、庭は野菜にとって最適な環境です。
しかし影になることが多く、いつもじめじめしている場所はNG。
明るくよく日の当たる場所を選びましょう。
庭で家庭菜園をする場合には、土が大きなポイントとなります。
野菜を育てるスペースの土を耕し、栄養のある土に入れ替える必要も。
屋外は虫もつきやすいため、防虫対策もしっかりとしましょう。
・キッチンなどの屋内
基本的に、屋内は野菜が育つのに適していません。
太陽の光が足りず、風通しも十分でないためです。
エアコンの風も植物は苦手。
そんな室内でも簡単に育てやすいのが、葉野菜やハーブ。
ベビーリーフなども収穫時期が早いため、失敗しにくくおすすめです。
必要な道具
初心者さんが家庭菜園を始めるときは、次のものを用意しましょう。
育てる野菜のサイズに合ったものを選びましょう。
◯野菜用の培養土
野菜が育つのに十分な肥料が含まれている用土です。
◯鉢底石
プランターや鉢の底から用土が流れてしまうのを防ぎます。
水はけを良くする効果も。
◯鉢底ネット
プランターや鉢の底から用土が流れ出るのを防ぎます。
◯ジョウロ
水やりに必要です。
◯支柱
ミニトマトやソラマメなど、生育に合わせて支柱が必要になる野菜があります。
初心者でも育てやすい定番野菜5選
家庭菜園に定番な野菜と育てる際の注意点をご紹介。
どの野菜も簡単に育てることができるため、家庭菜園初心者さんにおすすめです。
トマト
ビタミンCやリコピンなどが含まれており、栄養価がとっても高いトマト。
狭いスペースで栽培することができ、初心者でも栽培しやすい野菜なんです。
<栽培方法>
できるだけ大きなプランターで栽培しましょう。
実が小さく、小さなプランターを選びがちですが、それでは多くの実がなりません。
<種まき・苗植えの時期>
4月から5月前半に植えるのが適しています。
収穫時期は花が咲いて1ヶ月半後です。
キュウリ
夏に嬉しい野菜で、1度の収穫量が多いキュウリ。
温度と日当たりを気をつければ、ベランダでも育てやすい野菜です。
初心者さんにオススメなのが、ミニキュウリ。
病気に強いため、気にしすぎる必要がありません。
<栽培方法>
丸型なら深さのあるものを用意。
プランターなら、ある程度大型のものが必要です。
<種まき・苗植えの時期>
4月から7月の暖かい時期に種まき・苗植えをします。
花が出てから1週間という短期間で実がなるため、毎日観察することを忘れないようにしましょう。
キュウリの育て方教えます 自身でキュウリを育てて見たい方必見です!
ナス
プランターで栽培でき、失敗の少ないナスは初心者にピッタリ。
育てる過程や収穫時も楽しく、どんな料理にも使える野菜です。
夏の暑さに強く、秋頃まで収穫できるのもおすすめポイント。
<栽培方法>
深型プランターを用意しましょう。
長い期間の栽培となるため、よく根を広げます。
小さいプランターでは根詰まりを起こすこともあるので、できる限り大きなプランターを選びましょう。
<種まき・苗植えの時期>
4月下旬から5月中旬頃に行います。
ナスは寒さが苦手なため、気温が暖かくなってから種まき・苗植えをしましょう。
小ネギ
薬味として欠かせない小ネギは、小さめなプランターで栽培可能。
暑さにも弱さにも強く、初心者でも育てやすい野菜です。
<栽培方法>
浅めのプランターでOK。
<種まき・苗植えの時期>
暖かい7月から11月がベストな時期。
1ヶ月程で成長します。
バジル
様々な料理に活用できるバジルは、その育てやすさから、自宅栽培に適したハーブとして有名です。 日当たりが良い場所を選べば、庭だけでなく室内でも簡単に育てることができます◎
<栽培方法>
プランターでの栽培がおすすめ。
幅のあるプランターに間隔をあけて育てましょう。
繁殖力がすごいので地植えは危険です。
<種まき・苗植えの時期>
バジルの種の発芽温度は20度以上です。
4月から6月頃が種まきや苗植えの適期になります。
野菜を育てるときに気を付けること
防虫対策
せっかく育てた野菜に虫がついてしまったら、ショックですよね。
快適に家庭菜園を楽しむためにも、防虫をしっかりとしましょう。
1番簡単な防虫対策は、プランターに害虫ネットをはることです。
害虫ネットもさまざまな種類があります。
自分が育てているスペースに合わせて設置することが大切です。
また防虫対策に最も肝心なのが「毎日のチェック」。
毎日数分でも目をかけることで、野菜への被害が大きくなる前に対処できます。
水やり
家庭菜園で失敗する一番のポイントは「水やり」。
基本は1日1回、朝にたっぷりと与えます。
植物は午前中に盛んに光合成を行うので、活動をし始める朝8時ごろに与えるのがGOOD。
プランターや鉢で育てている場合は、プランターの底から水が流れ出てくるくらいたっぷりと与えましょう。
水をかける場所は、基本的に土です。
日差しの強い日に葉に水をかけてしまうと、葉焼けを起こす可能性があるため注意が必要です。
水を頻繁にやりすぎることも、枯れてしまう原因になります。
土の中に水分が多い状態が続くと、根は呼吸できず腐ってしまいます。
また、カビなどの菌も増えやすくなり、野菜が枯れたり腐ったりする原因となります。
最初は苗から
初心者さんは、種からではなく苗から育てましょう!
種から育てるのには過程も多くコツが必要。
まずは苗を買い、慣れてきたら種からチャレンジしましょう。
なかなかうまく育たない……
「水やりも肥料も気をつけているのに、野菜が元気に育たない!」
野菜によって必要な環境は様々ですし、家の環境も人それぞれ。
ピッタリの解決策を見つけるのは大変ですよね。
野菜にトラブルが起きたときは、ココナラで相談しましょう。
農業の知識に精通したアドバイザーが、あなたの環境に合ったアドバイスをいたします。
これから育てたいと思っている方でも大丈夫!
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まとめ
小スペースで始めることができ、初心者でもチャレンジしやすい家庭菜園。
気を付けることは多いですが、一生懸命育てた野菜はとっても美味しく感じるはず!
まずは育てやすい野菜を選び、楽しい家庭菜園をスタートさせてみませんか?