まえがき
「色盲」って何ですか?
「色盲」の人って健常者ですか? 障害者ですか?
この問いは、生涯、私が問い続ける問題です。
一般に「色盲」は健常者に分類され、障害者手帳を受けることができません。調べると、日常生活に支障なく過ごせるからだそうです。ならば、なぜ私はこの『悪魔』に出会ってから、ずっと悩まされ続けているのでしょうか。
この『悪魔』——「色盲」はいったい何者なのか。健常者か、障害者か。私の感覚では、どちらでもありません。あるときは健常者のカテゴリーに入り、あるときは障害者扱いを受けるが、障害者にはなりきれない中途半端な人間。まるでコウモリです。
そんな『悪魔』に取り憑かれた、中途半端な人間の生き様を記してみました。決して面白い人生ではありません。この『悪魔』により、偏屈な考え方や物の見方をするようになった、どこにでもいるおっさんの話です。そして、「色盲」の苦しみや現実を少しでも知っていただければ幸いです。
色盲だから社会的に優遇してほしいと思っているわけではありません。現在、色盲は「個性」だと捉える向きもありますが、個性という言葉だけでは片づけられない苦労が多々あります。現在、学校では色盲検査が行われないことが多いようですが、自分がどのような特徴を持っているかを知ることは、人生の指針になると思います。仕事を選ぶ際、「色盲だから就けない、なりにくい」という現実をきちんと把握しておくほうが、よりベターでしょう。就職しようとしたときに初めて色盲だとわかり、採用されなかったという話も聞きます。自分は色盲だと自覚し、どのような仕事ができ、何ができないのかをしっかり把握すべきだと思うのです。
まえがき
「色盲」って何ですか?
「色盲」の人って健常者ですか? 障害者ですか?
この問いは、生涯、私が問い続ける問題です。
一般に「色盲」は健常者に分類され、障害者手帳を受けることができません。調べると、日常生活に支障なく過ごせるからだそうです。ならば、なぜ私はこの『悪魔』に出会ってから、ずっと悩まされ続けているのでしょうか。
この『悪魔』——「色盲」はいったい何者なのか。健常者か、障害者か。私の感覚では、どちらでもありません。あるときは健常者のカテゴリーに入り、あるときは障害者扱いを受けるが、障害者にはなりきれない中途半端な人間。まるでコウモリです。
そんな『悪魔』に取り憑かれた、中途半端な人間の生き様を記してみました。決して面白い人生ではありません。この『悪魔』により、偏屈な考え方や物の見方をするようになった、どこにでもいるおっさんの話です。そして、「色盲」の苦しみや現実を少しでも知っていただければ幸いです。
色盲だから社会的に優遇してほしいと思っているわけではありません。現在、色盲は「個性」だと捉える向きもありますが、個性という言葉だけでは片づけられない苦労が多々あります。現在、学校では色盲検査が行われないことが多いようですが、自分がどのような特徴を持っているかを知ることは、人生の指針になると思います。仕事を選ぶ際、「色盲だから就けない、なりにくい」という現実をきちんと把握しておくほうが、よりベターでしょう。就職しようとしたときに初めて色盲だとわかり、採用されなかったという話も聞きます。自分は色盲だと自覚し、どのような仕事ができ、何ができないのかをしっかり把握すべきだと思うのです。