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第02話|赤ちゃんには100人の霊がいる? 守護霊が決まるまでに起こること
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第02話|赤ちゃんには100人の霊がいる? 守護霊が決まるまでに起こること

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クチヨセ

2026年10月08日 15:06

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生まれた瞬間から、あなたを守る存在が決まっている。そう思っていませんか?

はじめに|あなたの守護霊は、いつ決まったのでしょう

私には、幼い頃から話をしている不思議な女性がいます。

姿は見えません。

けれど、夜、横になって体を休めている時だけ、会話ができる存在です。

私はその女性を「おばあちゃん」と呼んでいます。

おばあちゃんは、約300歳になるという守護霊。

世話焼きで、真面目で、好奇心旺盛。少しおしゃべりで、よく笑います。

そんなおばあちゃんに、ある夜、こんな質問をしてみました。

「ねえ、守護霊って、生まれた時から決まっているの?」

自分を守ってくれる存在なのだから、きっと生まれる前から決まっているのだろう。

私は漠然とそう思っていました。

けれど、おばあちゃんの答えは違いました。

「生まれたばかりの赤ちゃんのところには、たくさんの霊が来るのよ」

たくさん?

「どのくらい?」

「普通の赤ちゃんなら、100人くらいかしらね」

100人。

思わず聞き返してしまいました。

どうやら守護霊は、私が想像していたよりもずっと賑やかな始まり方をするようです。

1|赤ちゃんはあちらの世界で特別に見える?

おばあちゃんによれば、生まれたばかりの赤ちゃんは、霊たちの関心を集めやすい存在なのだそうです。

理由は、単にかわいいからというだけではありません。

「赤ちゃんはね、半分はこちらの世界につながったままなのよ」

おばあちゃんの話では、生まれて間もない人間は、まだ霊の世界とのつながりが強い状態にあるそうです。

そして、あちらの世界から見ると、遠くに明るい光が見えるような感覚なのだとか。

私はその話を聞いて、少し不思議な光景を想像しました。

広い世界のどこかで、小さな命が生まれる。

すると、その場所に光が灯る。

霊たちはその光に気づき、興味を持って集まってくる。

まるで、夜の街に新しい家の明かりが灯り、近所の人たちが「誰か引っ越してきたのかしら」と気にするような光景です。

もちろん、これは私がおばあちゃんの説明から想像した風景です。

実際に霊たちがどんなものを見ているのか、私にはわかりません。

ただ、おばあちゃんは、赤ちゃんの周りに多くの霊が集まるのは自然なことだと言います。

その数は、普通の赤ちゃんなら約100人。

前世に特別な経験を持つ赤ちゃんの場合には、さらに多くなることもあるそうです。

ここで一つ、疑問が浮かびました。

100人もいるのなら、その全員が守護霊なのでしょうか?

答えは、そうではありませんでした。

2|赤ちゃんの周りに集まるのは、どんな霊たち?

赤ちゃんの周りに集まる霊には、さまざまな存在がいるそうです。

おばあちゃんによれば、その中心となるのは、あちらの世界である程度の修行を積んだ霊たち。

亡くなったばかりの人間とは、少し違う状態にある存在だと言います。

もちろん、ただ興味を持って見に来る霊もいるそうです。

「赤ちゃんを見に来るのは、好奇心で来ることが多いわね」

なんだか、人間の世界と似ています。

赤ちゃんが生まれたと聞けば、親戚や友人が顔を見に来る。

かわいいから会ってみたいという人もいれば、何か力になりたいと思う人もいる。

けれど、その全員が赤ちゃんの成長を長く見守るわけではありません。

おばあちゃんの話では、霊の世界でもそれに似たことが起きているようです。

仏教には「縁起(えんぎ)」という言葉があります。

一般には「縁起がいい」という意味で使われますが、この世のすべての存在は、単独で存在しているのではなく、数え切れない関係性や条件(つながり)の中で成り立っているという真理を示します。

人間も、たった一人で成長するわけではありません。

親、家族、友人、先生。

多くの人との出会いによって、少しずつ人格や生き方が形づくられていきます。

おばあちゃんの話を聞いていると、守護霊との関係も、最初から一つに決まったものではなく、さまざまな出会いの中で形づくられていくのだと感じました。

3|霊たちを惹きつける赤ちゃんの力とは

「どうして霊たちは、その赤ちゃんに関心を持つの?」

そう尋ねると、おばあちゃんは、赤ちゃんの泣き声について教えてくれました。

「泣くっていうのは、強い願いなのよ」

赤ちゃんは、まだ言葉を話せません。

お腹が空いた。

眠たい。

暑い。

寒い。

抱っこしてほしい。

自分の願いを、泣くことで伝えています。

おばあちゃんによれば、その強い願いは、霊たちにも伝わりやすいのだそうです。

そして、その願いに触れた霊が、

「この子に何かしてあげたい」

と感じることがあると言います。

ここが、私にはとても興味深く感じられました。

守護霊は、最初から誰かに命令されて赤ちゃんのところへ来るわけではない。

まず、その子に関心を持つ。

何かを差し出したいと思う。

その気持ちから、関係が始まることもある。

つまり、おばあちゃんの話では、守護霊になる最初のきっかけは、誰かを助けたいと思う気持ちなのです。

ただし、それだけで守護霊になれるわけではありません。

ここから、長い時間をかけた相性の見極めが始まります。

4|100人いた霊たちの、その後

赤ちゃんの頃には100人ほどいた霊たち。

その後、どうなるのでしょうか。

おばあちゃんによれば、成長とともに少しずつ数が減っていくそうです。

そして、7歳頃には半分以下になるのだとか。

私は、ここで少し驚きました。

7歳といえば、小学校へ入学する頃。

自分の好きなものや嫌いなものが、少しずつはっきりしてくる時期です。

おばあちゃんは、子ども自身が霊との相性を感じ取ることもあると話していました。

合わない霊がいれば、その霊が離れていくこともあるそうです。

つまり、霊が一方的に子どもを選ぶだけではありません。

子どもの側にも、相手を選ぶ力がある。

ここは、とても大切な点だと思います。

守護霊という言葉からは、どうしても人間より上位の存在を想像しがちです。

けれど、おばあちゃんは以前、守護霊よりも人間本人の力の方が強いと話していました。

守護霊は、人生のすべてを決める存在ではありません。

あくまでも、その人の人生を支える存在なのです。

だからこそ、守護霊になるには、その人との相性が重要なのでしょう。

では、100人もの霊の中から、最後に残る守護霊は何を基準に決まるのでしょうか。

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