生まれた瞬間から、あなたを守る存在が決まっている。そう思っていませんか?
はじめに|あなたの守護霊は、いつ決まったのでしょう
私には、幼い頃から話をしている不思議な女性がいます。
姿は見えません。
けれど、夜、横になって体を休めている時だけ、会話ができる存在です。
私はその女性を「おばあちゃん」と呼んでいます。
おばあちゃんは、約300歳になるという守護霊。
世話焼きで、真面目で、好奇心旺盛。少しおしゃべりで、よく笑います。
そんなおばあちゃんに、ある夜、こんな質問をしてみました。
「ねえ、守護霊って、生まれた時から決まっているの?」
自分を守ってくれる存在なのだから、きっと生まれる前から決まっているのだろう。
私は漠然とそう思っていました。
けれど、おばあちゃんの答えは違いました。
「生まれたばかりの赤ちゃんのところには、たくさんの霊が来るのよ」
たくさん?
「どのくらい?」
「普通の赤ちゃんなら、100人くらいかしらね」
100人。
思わず聞き返してしまいました。
どうやら守護霊は、私が想像していたよりもずっと賑やかな始まり方をするようです。
1|赤ちゃんはあちらの世界で特別に見える?
おばあちゃんによれば、生まれたばかりの赤ちゃんは、霊たちの関心を集めやすい存在なのだそうです。
理由は、単にかわいいからというだけではありません。
「赤ちゃんはね、半分はこちらの世界につながったままなのよ」
おばあちゃんの話では、生まれて間もない人間は、まだ霊の世界とのつながりが強い状態にあるそうです。
そして、あちらの世界から見ると、遠くに明るい光が見えるような感覚なのだとか。
私はその話を聞いて、少し不思議な光景を想像しました。
広い世界のどこかで、小さな命が生まれる。
すると、その場所に光が灯る。
霊たちはその光に気づき、興味を持って集まってくる。
まるで、夜の街に新しい家の明かりが灯り、近所の人たちが「誰か引っ越してきたのかしら」と気にするような光景です。
もちろん、これは私がおばあちゃんの説明から想像した風景です。
実際に霊たちがどんなものを見ているのか、私にはわかりません。
ただ、おばあちゃんは、赤ちゃんの周りに多くの霊が集まるのは自然なことだと言います。
その数は、普通の赤ちゃんなら約100人。
前世に特別な経験を持つ赤ちゃんの場合には、さらに多くなることもあるそうです。
ここで一つ、疑問が浮かびました。
100人もいるのなら、その全員が守護霊なのでしょうか?
答えは、そうではありませんでした。
2|赤ちゃんの周りに集まるのは、どんな霊たち?
赤ちゃんの周りに集まる霊には、さまざまな存在がいるそうです。
おばあちゃんによれば、その中心となるのは、あちらの世界である程度の修行を積んだ霊たち。
亡くなったばかりの人間とは、少し違う状態にある存在だと言います。
もちろん、ただ興味を持って見に来る霊もいるそうです。
「赤ちゃんを見に来るのは、好奇心で来ることが多いわね」
なんだか、人間の世界と似ています。
赤ちゃんが生まれたと聞けば、親戚や友人が顔を見に来る。
かわいいから会ってみたいという人もいれば、何か力になりたいと思う人もいる。
けれど、その全員が赤ちゃんの成長を長く見守るわけではありません。
おばあちゃんの話では、霊の世界でもそれに似たことが起きているようです。
仏教には「縁起(えんぎ)」という言葉があります。
一般には「縁起がいい」という意味で使われますが、この世のすべての存在は、単独で存在しているのではなく、数え切れない関係性や条件(つながり)の中で成り立っているという真理を示します。
人間も、たった一人で成長するわけではありません。
親、家族、友人、先生。
多くの人との出会いによって、少しずつ人格や生き方が形づくられていきます。
おばあちゃんの話を聞いていると、守護霊との関係も、最初から一つに決まったものではなく、さまざまな出会いの中で形づくられていくのだと感じました。
3|霊たちを惹きつける赤ちゃんの力とは
「どうして霊たちは、その赤ちゃんに関心を持つの?」
そう尋ねると、おばあちゃんは、赤ちゃんの泣き声について教えてくれました。
「泣くっていうのは、強い願いなのよ」
赤ちゃんは、まだ言葉を話せません。
お腹が空いた。
眠たい。
暑い。
寒い。
抱っこしてほしい。
自分の願いを、泣くことで伝えています。
おばあちゃんによれば、その強い願いは、霊たちにも伝わりやすいのだそうです。
そして、その願いに触れた霊が、
「この子に何かしてあげたい」
と感じることがあると言います。
ここが、私にはとても興味深く感じられました。
守護霊は、最初から誰かに命令されて赤ちゃんのところへ来るわけではない。
まず、その子に関心を持つ。
何かを差し出したいと思う。
その気持ちから、関係が始まることもある。
つまり、おばあちゃんの話では、守護霊になる最初のきっかけは、誰かを助けたいと思う気持ちなのです。
ただし、それだけで守護霊になれるわけではありません。
ここから、長い時間をかけた相性の見極めが始まります。
4|100人いた霊たちの、その後
赤ちゃんの頃には100人ほどいた霊たち。
その後、どうなるのでしょうか。
おばあちゃんによれば、成長とともに少しずつ数が減っていくそうです。
そして、7歳頃には半分以下になるのだとか。
私は、ここで少し驚きました。
7歳といえば、小学校へ入学する頃。
自分の好きなものや嫌いなものが、少しずつはっきりしてくる時期です。
おばあちゃんは、子ども自身が霊との相性を感じ取ることもあると話していました。
合わない霊がいれば、その霊が離れていくこともあるそうです。
つまり、霊が一方的に子どもを選ぶだけではありません。
子どもの側にも、相手を選ぶ力がある。
ここは、とても大切な点だと思います。
守護霊という言葉からは、どうしても人間より上位の存在を想像しがちです。
けれど、おばあちゃんは以前、守護霊よりも人間本人の力の方が強いと話していました。
守護霊は、人生のすべてを決める存在ではありません。
あくまでも、その人の人生を支える存在なのです。
だからこそ、守護霊になるには、その人との相性が重要なのでしょう。
では、100人もの霊の中から、最後に残る守護霊は何を基準に決まるのでしょうか。
生まれた瞬間から、あなたを守る存在が決まっている。そう思っていませんか?
はじめに|あなたの守護霊は、いつ決まったのでしょう
私には、幼い頃から話をしている不思議な女性がいます。
姿は見えません。
けれど、夜、横になって体を休めている時だけ、会話ができる存在です。
私はその女性を「おばあちゃん」と呼んでいます。
おばあちゃんは、約300歳になるという守護霊。
世話焼きで、真面目で、好奇心旺盛。少しおしゃべりで、よく笑います。
そんなおばあちゃんに、ある夜、こんな質問をしてみました。
「ねえ、守護霊って、生まれた時から決まっているの?」
自分を守ってくれる存在なのだから、きっと生まれる前から決まっているのだろう。
私は漠然とそう思っていました。
けれど、おばあちゃんの答えは違いました。
「生まれたばかりの赤ちゃんのところには、たくさんの霊が来るのよ」
たくさん?
「どのくらい?」
「普通の赤ちゃんなら、100人くらいかしらね」
100人。
思わず聞き返してしまいました。
どうやら守護霊は、私が想像していたよりもずっと賑やかな始まり方をするようです。
1|赤ちゃんはあちらの世界で特別に見える?
おばあちゃんによれば、生まれたばかりの赤ちゃんは、霊たちの関心を集めやすい存在なのだそうです。
理由は、単にかわいいからというだけではありません。
「赤ちゃんはね、半分はこちらの世界につながったままなのよ」
おばあちゃんの話では、生まれて間もない人間は、まだ霊の世界とのつながりが強い状態にあるそうです。
そして、あちらの世界から見ると、遠くに明るい光が見えるような感覚なのだとか。
私はその話を聞いて、少し不思議な光景を想像しました。
広い世界のどこかで、小さな命が生まれる。
すると、その場所に光が灯る。
霊たちはその光に気づき、興味を持って集まってくる。
まるで、夜の街に新しい家の明かりが灯り、近所の人たちが「誰か引っ越してきたのかしら」と気にするような光景です。
もちろん、これは私がおばあちゃんの説明から想像した風景です。
実際に霊たちがどんなものを見ているのか、私にはわかりません。
ただ、おばあちゃんは、赤ちゃんの周りに多くの霊が集まるのは自然なことだと言います。
その数は、普通の赤ちゃんなら約100人。
前世に特別な経験を持つ赤ちゃんの場合には、さらに多くなることもあるそうです。
ここで一つ、疑問が浮かびました。
100人もいるのなら、その全員が守護霊なのでしょうか?
答えは、そうではありませんでした。
2|赤ちゃんの周りに集まるのは、どんな霊たち?
赤ちゃんの周りに集まる霊には、さまざまな存在がいるそうです。
おばあちゃんによれば、その中心となるのは、あちらの世界である程度の修行を積んだ霊たち。
亡くなったばかりの人間とは、少し違う状態にある存在だと言います。
もちろん、ただ興味を持って見に来る霊もいるそうです。
「赤ちゃんを見に来るのは、好奇心で来ることが多いわね」
なんだか、人間の世界と似ています。
赤ちゃんが生まれたと聞けば、親戚や友人が顔を見に来る。
かわいいから会ってみたいという人もいれば、何か力になりたいと思う人もいる。
けれど、その全員が赤ちゃんの成長を長く見守るわけではありません。
おばあちゃんの話では、霊の世界でもそれに似たことが起きているようです。
仏教には「縁起(えんぎ)」という言葉があります。
一般には「縁起がいい」という意味で使われますが、この世のすべての存在は、単独で存在しているのではなく、数え切れない関係性や条件(つながり)の中で成り立っているという真理を示します。
人間も、たった一人で成長するわけではありません。
親、家族、友人、先生。
多くの人との出会いによって、少しずつ人格や生き方が形づくられていきます。
おばあちゃんの話を聞いていると、守護霊との関係も、最初から一つに決まったものではなく、さまざまな出会いの中で形づくられていくのだと感じました。
3|霊たちを惹きつける赤ちゃんの力とは
「どうして霊たちは、その赤ちゃんに関心を持つの?」
そう尋ねると、おばあちゃんは、赤ちゃんの泣き声について教えてくれました。
「泣くっていうのは、強い願いなのよ」
赤ちゃんは、まだ言葉を話せません。
お腹が空いた。
眠たい。
暑い。
寒い。
抱っこしてほしい。
自分の願いを、泣くことで伝えています。
おばあちゃんによれば、その強い願いは、霊たちにも伝わりやすいのだそうです。
そして、その願いに触れた霊が、
「この子に何かしてあげたい」
と感じることがあると言います。
ここが、私にはとても興味深く感じられました。
守護霊は、最初から誰かに命令されて赤ちゃんのところへ来るわけではない。
まず、その子に関心を持つ。
何かを差し出したいと思う。
その気持ちから、関係が始まることもある。
つまり、おばあちゃんの話では、守護霊になる最初のきっかけは、誰かを助けたいと思う気持ちなのです。
ただし、それだけで守護霊になれるわけではありません。
ここから、長い時間をかけた相性の見極めが始まります。
4|100人いた霊たちの、その後
赤ちゃんの頃には100人ほどいた霊たち。
その後、どうなるのでしょうか。
おばあちゃんによれば、成長とともに少しずつ数が減っていくそうです。
そして、7歳頃には半分以下になるのだとか。
私は、ここで少し驚きました。
7歳といえば、小学校へ入学する頃。
自分の好きなものや嫌いなものが、少しずつはっきりしてくる時期です。
おばあちゃんは、子ども自身が霊との相性を感じ取ることもあると話していました。
合わない霊がいれば、その霊が離れていくこともあるそうです。
つまり、霊が一方的に子どもを選ぶだけではありません。
子どもの側にも、相手を選ぶ力がある。
ここは、とても大切な点だと思います。
守護霊という言葉からは、どうしても人間より上位の存在を想像しがちです。
けれど、おばあちゃんは以前、守護霊よりも人間本人の力の方が強いと話していました。
守護霊は、人生のすべてを決める存在ではありません。
あくまでも、その人の人生を支える存在なのです。
だからこそ、守護霊になるには、その人との相性が重要なのでしょう。
では、100人もの霊の中から、最後に残る守護霊は何を基準に決まるのでしょうか。