無理なく続く収納|基本編
500件以上のお宅を訪問して気づいた、無理なく続けられる収納のコツ
はじめに
せっかく片付けたのに、気づけばまた散らかっている。
そんな経験はありませんか?
時間をかけて収納を整えたのに、いつの間にかテーブルの上には物が増え、引き出しの中もごちゃごちゃ。
「どうして片付けても続かないんだろう」
そう感じている方もいらっしゃると思います。
私は整理収納アドバイザーとして、これまで500件以上のお宅を訪問してきました。
その中で大切にしているのは、見た目をきれいに整えることだけではありません。
その方の生活スタイルや価値観に寄り添い、日々の暮らしに合った収納を考えることです。
例えば、見た目はきれいに並んだ収納ケース。
でも、物を戻すために何度も扉を開けたり、ほかの物を移動させたりする必要があれば、次第に戻すことが面倒になってしまいます。
反対に、物の数を見直したり、収納する場所を少し変えたりするだけで、毎日の動作が楽になることもあります。
片付けを続けるために大切なのは、日々の暮らしに合った、無理なく続けられる仕組みをつくること。
見た目の美しさだけではなく、取り出しやすく、戻しやすいこと。
毎日の小さな動作を見直すことが、心地よい暮らしにつながっていくのだと思います。
この記事では、片付けても散らかってしまう原因と、
日々の暮らしを楽にする収納の考え方を、具体例を交えながらお伝えします。
最後には、ご自宅の収納を見直すための実践ワークもご用意しました。
ぜひ、気になる場所を一つ思い浮かべながら読み進めてみてください。

1. 片付けても散らかる6つの原因
① 物の数が多すぎる
収納を考える前に、まず見直したいのが物の量です。
例えば文房具。
同じようなボールペンが何本もあったり、インクの出ないペンが混ざっていたりしませんか?
まずは、普段使っているものを確認してみましょう。
使いやすいお気に入りのペンを厳選するだけでも、収納スペースに余裕が生まれ、必要なものを取り出しやすくなります。
大切なのは、無理に物を減らすことではありません。
今の暮らしに必要な物を、自分で選ぶこと。
収納用品を増やす前に、まずは中身と向き合ってみましょう。
よく使うものと、ストックという2種類に分けて、置き場所を分けてみてください。
② 使う場所と収納場所が離れている
例えば、ダイニングテーブルで毎日使う文房具。
収納場所が別の部屋にあると、使うたびに取りに行き、使い終わったら
戻しに行かなければなりません。
その手間が、出しっぱなしになる原因の一つです。
まずは、普段どこで使っているのかを確認しましょう。
使用頻度の高い物ほど、使う場所の近くに定位置をつくると、
戻す動作も自然と楽になります。
ここまで、片付けても散らかってしまう原因を2つご紹介しました。
でも実は、物の数や収納場所だけでなく、毎日の何気ない動作にも、
片付けが続かない理由が隠れています。
例えば、収納の前に置かれた荷物や、取り出すまでにひと手間かかる収納。
小さな使いにくさが積み重なることで、片付けが負担になっているのかもしれません。
ここからは、さらに4つの原因を詳しく解説しながら、ご自宅で実践できる改善方法をご紹介します。
最後には、収納の使いにくさを見つける7つの質問と、1週間の実践ワークもご用意しました。
ぜひ、ご自身の暮らしに合う方法を見つけていただけたら嬉しいです。
③ 収納方法が面倒になっている
扉を開けて、引き出して、ケースを取り出し、ふたを開ける。
一つひとつは小さな動作でも、毎日繰り返すとなると負担になることがあります。
例えば、ペンを引き出しから取り出すのが面倒なら、筒状のペン立てに収納してみる。
サッと取り出せて、使い終わったらそのまま戻せる。
そんなシンプルな収納が合っている方もいます。
ただ、出したままの収納では生活感が気になる方もいるでしょう。
その場合は、引き出しの中を仕切って取り出しやすくする方法もあります。
大切なのは、収納方法に自分を合わせるのではなく、自分の使い方に収納を合わせることです。
④ 収納の前に物を置いている
クローゼットや収納棚の前に、段ボールやバッグなどを置いていませんか?
収納の前に物があると、扉を開けるたびに物を移動させなければなりません。
ほんの少しの手間でも、それが積み重なると収納を使うこと自体が面倒になってしまいます。
そして、本来しまうはずの物が別の場所に置かれ、散らかる原因にもなります。
収納の前には物を置かず、いつでも出し入れできる状態にしておくこと。
収納の中だけでなく、収納までの動線を確保することも大切です。
⑤ 収納スペースに余裕がない
収納ケースに物がぎっしり詰まっていると、取り出すときも戻すときも周囲の物が引っかかってしまいます。
収納は、空間をすべて埋めることが目的ではありません。
使いやすさを考え、スムーズに出し入れできる余裕を持たせましょう。
物が入りきらないときは、収納ケースを買い足す前に、同じ用途の物が重複していないか、使っていない物がないかを確認してみてください。
⑥ 物の定位置が決まっていない
郵便物、リモコン、文房具、バッグ。
使い終わった後、なんとなく置いている物はありませんか?
物の定位置が決まっていないと、戻す場所を毎回考えることになります。
まずは、出しっぱなしになりやすい物から定位置を決めてみましょう。
家族で使う物なら、誰にとっても分かりやすく、無理なく戻せる場所を考えることが大切です。

無理なく続く収納|基本編
500件以上のお宅を訪問して気づいた、無理なく続けられる収納のコツ
はじめに
せっかく片付けたのに、気づけばまた散らかっている。
そんな経験はありませんか?
時間をかけて収納を整えたのに、いつの間にかテーブルの上には物が増え、引き出しの中もごちゃごちゃ。
「どうして片付けても続かないんだろう」
そう感じている方もいらっしゃると思います。
私は整理収納アドバイザーとして、これまで500件以上のお宅を訪問してきました。
その中で大切にしているのは、見た目をきれいに整えることだけではありません。
その方の生活スタイルや価値観に寄り添い、日々の暮らしに合った収納を考えることです。
例えば、見た目はきれいに並んだ収納ケース。
でも、物を戻すために何度も扉を開けたり、ほかの物を移動させたりする必要があれば、次第に戻すことが面倒になってしまいます。
反対に、物の数を見直したり、収納する場所を少し変えたりするだけで、毎日の動作が楽になることもあります。
片付けを続けるために大切なのは、日々の暮らしに合った、無理なく続けられる仕組みをつくること。
見た目の美しさだけではなく、取り出しやすく、戻しやすいこと。
毎日の小さな動作を見直すことが、心地よい暮らしにつながっていくのだと思います。
この記事では、片付けても散らかってしまう原因と、
日々の暮らしを楽にする収納の考え方を、具体例を交えながらお伝えします。
最後には、ご自宅の収納を見直すための実践ワークもご用意しました。
ぜひ、気になる場所を一つ思い浮かべながら読み進めてみてください。
1. 片付けても散らかる6つの原因
① 物の数が多すぎる
収納を考える前に、まず見直したいのが物の量です。
例えば文房具。
同じようなボールペンが何本もあったり、インクの出ないペンが混ざっていたりしませんか?
まずは、普段使っているものを確認してみましょう。
使いやすいお気に入りのペンを厳選するだけでも、収納スペースに余裕が生まれ、必要なものを取り出しやすくなります。
大切なのは、無理に物を減らすことではありません。
今の暮らしに必要な物を、自分で選ぶこと。
収納用品を増やす前に、まずは中身と向き合ってみましょう。
よく使うものと、ストックという2種類に分けて、置き場所を分けてみてください。
② 使う場所と収納場所が離れている
例えば、ダイニングテーブルで毎日使う文房具。
収納場所が別の部屋にあると、使うたびに取りに行き、使い終わったら
戻しに行かなければなりません。
その手間が、出しっぱなしになる原因の一つです。
まずは、普段どこで使っているのかを確認しましょう。
使用頻度の高い物ほど、使う場所の近くに定位置をつくると、
戻す動作も自然と楽になります。
ここまで、片付けても散らかってしまう原因を2つご紹介しました。
でも実は、物の数や収納場所だけでなく、毎日の何気ない動作にも、
片付けが続かない理由が隠れています。
例えば、収納の前に置かれた荷物や、取り出すまでにひと手間かかる収納。
小さな使いにくさが積み重なることで、片付けが負担になっているのかもしれません。
ここからは、さらに4つの原因を詳しく解説しながら、ご自宅で実践できる改善方法をご紹介します。
最後には、収納の使いにくさを見つける7つの質問と、1週間の実践ワークもご用意しました。
ぜひ、ご自身の暮らしに合う方法を見つけていただけたら嬉しいです。
③ 収納方法が面倒になっている
扉を開けて、引き出して、ケースを取り出し、ふたを開ける。
一つひとつは小さな動作でも、毎日繰り返すとなると負担になることがあります。
例えば、ペンを引き出しから取り出すのが面倒なら、筒状のペン立てに収納してみる。
サッと取り出せて、使い終わったらそのまま戻せる。
そんなシンプルな収納が合っている方もいます。
ただ、出したままの収納では生活感が気になる方もいるでしょう。
その場合は、引き出しの中を仕切って取り出しやすくする方法もあります。
大切なのは、収納方法に自分を合わせるのではなく、自分の使い方に収納を合わせることです。
④ 収納の前に物を置いている
クローゼットや収納棚の前に、段ボールやバッグなどを置いていませんか?
収納の前に物があると、扉を開けるたびに物を移動させなければなりません。
ほんの少しの手間でも、それが積み重なると収納を使うこと自体が面倒になってしまいます。
そして、本来しまうはずの物が別の場所に置かれ、散らかる原因にもなります。
収納の前には物を置かず、いつでも出し入れできる状態にしておくこと。
収納の中だけでなく、収納までの動線を確保することも大切です。
⑤ 収納スペースに余裕がない
収納ケースに物がぎっしり詰まっていると、取り出すときも戻すときも周囲の物が引っかかってしまいます。
収納は、空間をすべて埋めることが目的ではありません。
使いやすさを考え、スムーズに出し入れできる余裕を持たせましょう。
物が入りきらないときは、収納ケースを買い足す前に、同じ用途の物が重複していないか、使っていない物がないかを確認してみてください。
⑥ 物の定位置が決まっていない
郵便物、リモコン、文房具、バッグ。
使い終わった後、なんとなく置いている物はありませんか?
物の定位置が決まっていないと、戻す場所を毎回考えることになります。
まずは、出しっぱなしになりやすい物から定位置を決めてみましょう。
家族で使う物なら、誰にとっても分かりやすく、無理なく戻せる場所を考えることが大切です。