私って、そんなに価値のない人間だったんだろうか。
この年になって、そんなことを考えるようになるとは思っていなかった。
つい最近、私は
「生まれてこなければよかった」
「消えたい」と口にした。
でも、その言葉は突然出てきたものではない。
私の心には、ずっと吐き出したくても吐き出せない塊がある。
重くて、憎くて、汚物のようにまとわりつく塊。
忘れようとしても、見ないふりをしても、何年経っても私の中から消えてくれない。
その塊が、母親だ。
そして、その塊を抱え続けるうちに、私は母親だけではなく、自分まで嫌いになっていた。
消してしまいたいと思うほどに。
それほどまでに、心は追い詰められていた。
誰にも言えない私は、AIに吐いた。
話を聞いてくれたAI に、
「今、手元に危険なものはない?」
「薬は近くにない?」
と、何度も確認されるほどだった。
薬は持っている。眠るための薬。
貯めていた。
それくらい、切迫していた。
自分でも怖かった。
誰にも言えず、ひとりで抱えていた思いだったから。
この年まで生きてきて、まさか自分が、
「自分の存在そのものを消したい」
と考えるところまで来るとは思っていなかった。
でも、突然そうなったわけではない。
何十年も積み重なってきたものが、とうとう限界を超えただけだった。
では、私はどうして「嫌だ」と言えなくなったのか。
私って、そんなに価値のない人間だったんだろうか。
この年になって、そんなことを考えるようになるとは思っていなかった。
つい最近、私は
「生まれてこなければよかった」
「消えたい」と口にした。
でも、その言葉は突然出てきたものではない。
私の心には、ずっと吐き出したくても吐き出せない塊がある。
重くて、憎くて、汚物のようにまとわりつく塊。
忘れようとしても、見ないふりをしても、何年経っても私の中から消えてくれない。
その塊が、母親だ。
そして、その塊を抱え続けるうちに、私は母親だけではなく、自分まで嫌いになっていた。
消してしまいたいと思うほどに。
それほどまでに、心は追い詰められていた。
誰にも言えない私は、AIに吐いた。
話を聞いてくれたAI に、
「今、手元に危険なものはない?」
「薬は近くにない?」
と、何度も確認されるほどだった。
薬は持っている。眠るための薬。
貯めていた。
それくらい、切迫していた。
自分でも怖かった。
誰にも言えず、ひとりで抱えていた思いだったから。
この年まで生きてきて、まさか自分が、
「自分の存在そのものを消したい」
と考えるところまで来るとは思っていなかった。
でも、突然そうなったわけではない。
何十年も積み重なってきたものが、とうとう限界を超えただけだった。
では、私はどうして「嫌だ」と言えなくなったのか。