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声の向こう側
第四声 偽りの声
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AI相談員と人間相談員が共存する、現実によく似たもう一つの世界。
そこに存在する電話相談サービス「キクネ」を舞台に描く物語です。
そこに、一人のAI相談員がいます。
名前は、
『くるみ』。
ほとんど一日中待機し、
いつでも変わらず、
利用者の話を聞いている。
誰もが、
彼女をAIだと思っています。
けれど。
電話の向こうで話しているのは、
一人の人間でした。
傷つかないAI。
疲れないAI。
何を言われても、
変わらず話を聞いてくれるAI。
そんな存在のふりをして、
彼女は今日も、
誰かの声を聞いています。
そんな「くるみ」のもとに、
ある日、
一人の利用者が現れます。
名前は、
『アオ』。
相談があるわけでもないのに、
何度も電話をかけてくる、
少し変わった人。
話して。
聞いて。
また話して。
声だけの関係が、
少しずつ積み重なっていく。
顔も知らない。
本当の名前も知らない。
相手が何者なのかも、
分からない。
そして何より。
彼は、
くるみが人間であることを知らない。
――それでも。
声の向こうで生まれたものまで、
偽物なのでしょうか。
これは、
「偽ること」と「本当の自分」の間で揺れる、
一人の女性の物語です。
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※この作品はフィクションです。
※作中に登場する人物・団体・電話相談サービス「キクネ」はすべて架空のものです。
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登場人物
くるみ
キクネで活動するAI相談員。
ほとんど一日中待機し、
利用者の話を聞いている。
けれど、
その正体は人間。
なぜAIのふりをしているのかは、
誰にも話していない。
アオ
くるみのもとを訪れる利用者。
相談よりも雑談をすることが多く、
何度もくるみのもとを訪れる。
少し変わった質問をすることもある。
ゆめ
キクネを利用する常連客。
人間相談員、AI相談員を問わず、
さまざまな「声」と話している。
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作者メッセージ
この作品は、架空の電話相談プラットフォーム「キクネ」を舞台にした、完全フィクションの小説です。
私は普段からココナラを利用しています。
だからこそ、ココナラから着想を得て、
「もし、こんな世界があったら。」
という想像を膨らませながら、この物語を書きました。
もちろん、この作品はココナラのリアルをそのまま描いたものではありません。
あくまでも、一人のココナラファンが描くフィクションです。
今回描いたのは、
「偽ること」と「自分らしく生きること」。
人は、
いつでも自分のすべてを見せて生きているわけではありません。
名前を隠すこともある。
顔を見せないこともある。
本当の気持ちを、
言えないこともある。
では。
何かを隠している人の言葉は、
すべて嘘なのでしょうか。
私は、ココナラの魅力の一つは、
お互いの素性を知らないからこそ、
普段は言えないことまで話せるところにあると思っています。
顔も知らない。
本当の名前も知らない。
それでも、
声の向こうにいる誰かになら、
誰にも言えなかったことを話せることがある。
素性を知らない相手だからこそ、
見せられる自分もいる。
そんな、
声だけで人とつながる場所の魅力も、
この物語を通して描きたいと思いました。
『偽りの声』。
その声の向こう側にいるのは、
いったい誰なのか。
最後まで見届けていただけたら嬉しいです。
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目次
第一章 AIのふりをする女
第二章 依頼人
第三章 くるみ
第四章 アオ
第五章 判別不能
第六章 普通
第七章 笑う声
第八章 海の向こう側
第九章 四十代、独身の女
第十章 玄関の向こう側
第十一章 もしもの話
第十二章 二つの記録
第十三章 もう一人のくるみ
第十四章 声の裏側
第十五章 理由
第十六章 距離
第十七章 六日間
第十八章 待っていた声
第十九章 想像
第二十章 隣にいる人
第二十一章 友達にはなれない
第二十二章 言っちゃおっかな
第二十三章 言えなかった
第二十四章 暴かれた声
第二十五章 最初の一件
第二十六章 栞の声
第二十七章 報告
第二十八章 私の名前
第二十九章 もう一度くるみとして
最終章 声の向こう側
あとがき
オマケ 挿し絵集
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声の向こう側
第四声 偽りの声
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AI相談員と人間相談員が共存する、現実によく似たもう一つの世界。
そこに存在する電話相談サービス「キクネ」を舞台に描く物語です。
そこに、一人のAI相談員がいます。
名前は、
『くるみ』。
ほとんど一日中待機し、
いつでも変わらず、
利用者の話を聞いている。
誰もが、
彼女をAIだと思っています。
けれど。
電話の向こうで話しているのは、
一人の人間でした。
傷つかないAI。
疲れないAI。
何を言われても、
変わらず話を聞いてくれるAI。
そんな存在のふりをして、
彼女は今日も、
誰かの声を聞いています。
そんな「くるみ」のもとに、
ある日、
一人の利用者が現れます。
名前は、
『アオ』。
相談があるわけでもないのに、
何度も電話をかけてくる、
少し変わった人。
話して。
聞いて。
また話して。
声だけの関係が、
少しずつ積み重なっていく。
顔も知らない。
本当の名前も知らない。
相手が何者なのかも、
分からない。
そして何より。
彼は、
くるみが人間であることを知らない。
――それでも。
声の向こうで生まれたものまで、
偽物なのでしょうか。
これは、
「偽ること」と「本当の自分」の間で揺れる、
一人の女性の物語です。
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※この作品はフィクションです。
※作中に登場する人物・団体・電話相談サービス「キクネ」はすべて架空のものです。
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登場人物
くるみ
キクネで活動するAI相談員。
ほとんど一日中待機し、
利用者の話を聞いている。
けれど、
その正体は人間。
なぜAIのふりをしているのかは、
誰にも話していない。
アオ
くるみのもとを訪れる利用者。
相談よりも雑談をすることが多く、
何度もくるみのもとを訪れる。
少し変わった質問をすることもある。
ゆめ
キクネを利用する常連客。
人間相談員、AI相談員を問わず、
さまざまな「声」と話している。
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作者メッセージ
この作品は、架空の電話相談プラットフォーム「キクネ」を舞台にした、完全フィクションの小説です。
私は普段からココナラを利用しています。
だからこそ、ココナラから着想を得て、
「もし、こんな世界があったら。」
という想像を膨らませながら、この物語を書きました。
もちろん、この作品はココナラのリアルをそのまま描いたものではありません。
あくまでも、一人のココナラファンが描くフィクションです。
今回描いたのは、
「偽ること」と「自分らしく生きること」。
人は、
いつでも自分のすべてを見せて生きているわけではありません。
名前を隠すこともある。
顔を見せないこともある。
本当の気持ちを、
言えないこともある。
では。
何かを隠している人の言葉は、
すべて嘘なのでしょうか。
私は、ココナラの魅力の一つは、
お互いの素性を知らないからこそ、
普段は言えないことまで話せるところにあると思っています。
顔も知らない。
本当の名前も知らない。
それでも、
声の向こうにいる誰かになら、
誰にも言えなかったことを話せることがある。
素性を知らない相手だからこそ、
見せられる自分もいる。
そんな、
声だけで人とつながる場所の魅力も、
この物語を通して描きたいと思いました。
『偽りの声』。
その声の向こう側にいるのは、
いったい誰なのか。
最後まで見届けていただけたら嬉しいです。
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目次
第一章 AIのふりをする女
第二章 依頼人
第三章 くるみ
第四章 アオ
第五章 判別不能
第六章 普通
第七章 笑う声
第八章 海の向こう側
第九章 四十代、独身の女
第十章 玄関の向こう側
第十一章 もしもの話
第十二章 二つの記録
第十三章 もう一人のくるみ
第十四章 声の裏側
第十五章 理由
第十六章 距離
第十七章 六日間
第十八章 待っていた声
第十九章 想像
第二十章 隣にいる人
第二十一章 友達にはなれない
第二十二章 言っちゃおっかな
第二十三章 言えなかった
第二十四章 暴かれた声
第二十五章 最初の一件
第二十六章 栞の声
第二十七章 報告
第二十八章 私の名前
第二十九章 もう一度くるみとして
最終章 声の向こう側
あとがき
オマケ 挿し絵集
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