はじめに
ココナラでホームページ制作を出品して、ゴールドランクまで来ました。
でも、ランクが上がった理由は「新規をたくさん取ったから」ではありません。納品したお客様と、毎月の更新契約が続いているからです。
この記事で伝えたいことは1つだけです。
HP制作を単発で受け続けるモデルは、いつまでも楽になりません。
30万円の制作を1件納品して、翌月またゼロから探す。この繰り返しは、集客の手を止めた瞬間に収入がゼロになります。制作スキルがいくら上がっても、この構造は変わりません。
変わるのは、毎月更新(月額保守)に持っていったときです。契約が積み上がっていくので、新規を取らない月があっても収入がゼロになりません。 そして何より、同じお客様との仕事は圧倒的に楽です。仕様の説明もヒアリングもいらず、サイトの構造も自分が一番よく知っています。
制作1件にかかる労力で新規を追い続けるのか、それとも一度つないだ関係を続けるのか。後者のほうが、単純に消耗しません。
この記事では、その持っていき方を全部書きます。実際に毎月やっている更新内容を12か月分、具体的に並べます。 ここが本題です。
この記事の対象
この記事で分からないこと
前提:この記事を書いている人
ココナラでホームページ制作を出品し、ゴールドランクに到達
制作するのは、就労支援事業所、放課後等デイサービス、失語症のデイサービスといった地域密着の小さな福祉事業所が中心
納品して終わりではなく、複数の事業所と毎月の更新契約が継続中
収入額は書きません
先に断っておきます。この記事に「月収〇〇万円」という数字は出てきません。
契約金額は事業所さんとの取り決めに関わる部分なので、公開しないと決めています。稼いだ額を見せて期待を煽る記事にはしません。
代わりに載せるのは、実際に使っているものです。
お客様に送っている提案の文面(そのまま)
毎月送っている報告の文面(そのまま)
12か月分の更新メニュー(実際にやった作業)
金額より、こちらのほうが再現の役に立つはずです。そのまま真似して使ってください。
1. なぜ「毎月更新」が成立するのか
「更新なんて、そんなに毎月やることある?」と思うかもしれません。これは発注側の事情を知っているかどうかの話です。
小さな事業所には、更新する理由が必ずある
行事やイベントのお知らせ(毎月ある)
職員の入退職に伴うスタッフ紹介の差し替え
空き状況・受け入れ状況の更新
料金やサービス内容の変更
採用募集の出し入れ
つまり放っておくとサイトが確実に古くなるということです。更新が止まったサイトは「この事業所、今もやってるのかな」と思われます。事業所側もそれは分かっています。
でも、自分では更新できない
WordPressで納品して「ここから更新できます」と説明しても、実際に更新し続けられる事業所は多くありません。理由は簡単で、現場が忙しいからです。管理者さんは利用者対応と請求業務で手一杯で、ログインして記事を書く時間はありません。
「更新しなきゃ」と思っているのに、できていない。 ここが、月額保守が成立する理由のすべてです。
そしてこれは、営業ではなく「困りごとの解決」
だから保守の提案は売り込みになりません。「毎月更新しておきますね」は、相手が困っていることを引き受けるだけです。押し売り感がまったくない状態で継続契約が作れるのが、この分野の一番おいしいところです。
2. どのタイミングで、どう提案するか
タイミングは「納品直後」ではなく「納品の2週間後」
納品と同時に保守を提案すると、「制作費とは別にまだ払うの?」という反応になりがちです。制作費を払った直後は財布の警戒心が最大です。
私は納品の1〜2週間後に一度様子を伺う連絡を入れています。
「先日納品したホームページ、その後いかがですか? 何か気になるところがあれば遠慮なくおっしゃってください」
この連絡がとても効きます。だいたいこう返ってきます。
「実は写真を差し替えたいのですが、やり方が分からなくて…」
ここが提案の入り口です。 相手が困りごとを言った直後なので、保守の話が自然に流れます。
提案の言い方
「保守契約はいかがですか」とは言いません。やることを具体的に言います。
「よろしければ、毎月こちらで更新作業をまとめてやる形にしませんか。写真の差し替えやお知らせの追加はもちろんですが、それ以上に大きいのが検索対策です。『〇〇(地域名) 就労支援』のように、近くの方が地域名で検索したときに見つけてもらえる状態を、毎月少しずつ作っていけます。月額〇〇円で、その月にやった内容は毎回ご報告します」
ポイントは3つです。
相手が今困っていること(写真差し替え)を先に言う — 想像できる
すぐに検索の話に移る — ここが本命です。事業所が本当に欲しいのは「近くの人に見つけてもらうこと」であって、写真の差し替えではありません
「毎回報告します」を約束する — 一番の不安である「払い損」を先に潰す
「検索」と「近所検索」は、提案で必ず前に出してください。 私の経験では、ここに反応しなかったお客様はいません。逆に「ブログを書けます」「サイトにコンテンツを足せます」から入ると、反応が薄くなります。事業所にとってそれはまだ先の話だからです。
価格の決め方
金額そのものは書きませんが、決め方は書きます。ここは自分で計算してください。
やってはいけないのは、相場を調べて真似することです。 相場は他人の作業速度と生活費で決まった数字なので、自分に当てはまる保証がありません。
計算はこうします。
1件あたり毎月かかる時間を見積もる(作業+やり取り+報告文の作成。報告を書く時間を忘れないでください)
自分が納得できる時給を決める
掛け算する
見積もった時間を1.5倍する — 必ず想定より伸びます
この計算で出た額が下限です。それを下回る提案はしないでください。
そしてプランは2つ用意します。
Bを標準として先に提示してください。 Aだけを見せると「更新だけでいい」と言われて安いほうに固定されます。逆に、AとBを並べて出すと、多くのお客様はBを選びます。やることが具体的に見えるほうが、金額の納得感が出るからです。
安く受けた契約は、必ず自分から手を抜くようになります。それは相手にも伝わります。適正価格で受けて、その分きちんとやるほうが双方のためです。
3. 【本編】実際の更新メニュー12か月分
ここがこの記事の核心です。
保守契約で一番多い失敗は、「今月やることがない」と言ってしまうことです。そう言った瞬間に、お客様は「じゃあ今月は払わなくていいのでは」と考えます。
対策は単純で、最初から1年分のメニューを持っておくことです。私が実際に回している順番を並べます。
順番には理由があります ― 最初の4か月は全部「検索」
先に結論を言います。お客様が保守にお金を払う理由の第1位は、検索で見つけてもらうことです。
はじめに
ココナラでホームページ制作を出品して、ゴールドランクまで来ました。
でも、ランクが上がった理由は「新規をたくさん取ったから」ではありません。納品したお客様と、毎月の更新契約が続いているからです。
この記事で伝えたいことは1つだけです。
30万円の制作を1件納品して、翌月またゼロから探す。この繰り返しは、集客の手を止めた瞬間に収入がゼロになります。制作スキルがいくら上がっても、この構造は変わりません。
変わるのは、毎月更新(月額保守)に持っていったときです。契約が積み上がっていくので、新規を取らない月があっても収入がゼロになりません。 そして何より、同じお客様との仕事は圧倒的に楽です。仕様の説明もヒアリングもいらず、サイトの構造も自分が一番よく知っています。
制作1件にかかる労力で新規を追い続けるのか、それとも一度つないだ関係を続けるのか。後者のほうが、単純に消耗しません。
この記事では、その持っていき方を全部書きます。実際に毎月やっている更新内容を12か月分、具体的に並べます。 ここが本題です。
この記事の対象
ココナラでHP制作を出品している/これから出品する人
納品はできるけれど、そこで関係が終わってしまう人
制作の単価を上げる以外に収入を伸ばす方法を探している人
この記事で分からないこと
HTML/CSS/WordPressの書き方そのもの(別の教材を当たってください)
大企業案件の取り方
前提:この記事を書いている人
ココナラでホームページ制作を出品し、ゴールドランクに到達
制作するのは、就労支援事業所、放課後等デイサービス、失語症のデイサービスといった地域密着の小さな福祉事業所が中心
納品して終わりではなく、複数の事業所と毎月の更新契約が継続中
収入額は書きません
先に断っておきます。この記事に「月収〇〇万円」という数字は出てきません。
契約金額は事業所さんとの取り決めに関わる部分なので、公開しないと決めています。稼いだ額を見せて期待を煽る記事にはしません。
代わりに載せるのは、実際に使っているものです。
お客様に送っている提案の文面(そのまま)
毎月送っている報告の文面(そのまま)
12か月分の更新メニュー(実際にやった作業)
金額より、こちらのほうが再現の役に立つはずです。そのまま真似して使ってください。
1. なぜ「毎月更新」が成立するのか
「更新なんて、そんなに毎月やることある?」と思うかもしれません。これは発注側の事情を知っているかどうかの話です。
小さな事業所には、更新する理由が必ずある
行事やイベントのお知らせ(毎月ある)
職員の入退職に伴うスタッフ紹介の差し替え
空き状況・受け入れ状況の更新
料金やサービス内容の変更
採用募集の出し入れ
つまり放っておくとサイトが確実に古くなるということです。更新が止まったサイトは「この事業所、今もやってるのかな」と思われます。事業所側もそれは分かっています。
でも、自分では更新できない
WordPressで納品して「ここから更新できます」と説明しても、実際に更新し続けられる事業所は多くありません。理由は簡単で、現場が忙しいからです。管理者さんは利用者対応と請求業務で手一杯で、ログインして記事を書く時間はありません。
「更新しなきゃ」と思っているのに、できていない。 ここが、月額保守が成立する理由のすべてです。
そしてこれは、営業ではなく「困りごとの解決」
だから保守の提案は売り込みになりません。「毎月更新しておきますね」は、相手が困っていることを引き受けるだけです。押し売り感がまったくない状態で継続契約が作れるのが、この分野の一番おいしいところです。
2. どのタイミングで、どう提案するか
タイミングは「納品直後」ではなく「納品の2週間後」
納品と同時に保守を提案すると、「制作費とは別にまだ払うの?」という反応になりがちです。制作費を払った直後は財布の警戒心が最大です。
私は納品の1〜2週間後に一度様子を伺う連絡を入れています。
この連絡がとても効きます。だいたいこう返ってきます。
ここが提案の入り口です。 相手が困りごとを言った直後なので、保守の話が自然に流れます。
提案の言い方
「保守契約はいかがですか」とは言いません。やることを具体的に言います。
ポイントは3つです。
相手が今困っていること(写真差し替え)を先に言う — 想像できる
すぐに検索の話に移る — ここが本命です。事業所が本当に欲しいのは「近くの人に見つけてもらうこと」であって、写真の差し替えではありません
「毎回報告します」を約束する — 一番の不安である「払い損」を先に潰す
「検索」と「近所検索」は、提案で必ず前に出してください。 私の経験では、ここに反応しなかったお客様はいません。逆に「ブログを書けます」「サイトにコンテンツを足せます」から入ると、反応が薄くなります。事業所にとってそれはまだ先の話だからです。
価格の決め方
金額そのものは書きませんが、決め方は書きます。ここは自分で計算してください。
やってはいけないのは、相場を調べて真似することです。 相場は他人の作業速度と生活費で決まった数字なので、自分に当てはまる保証がありません。
計算はこうします。
1件あたり毎月かかる時間を見積もる(作業+やり取り+報告文の作成。報告を書く時間を忘れないでください)
自分が納得できる時給を決める
掛け算する
見積もった時間を1.5倍する — 必ず想定より伸びます
この計算で出た額が下限です。それを下回る提案はしないでください。
そしてプランは2つ用意します。
A:更新作業だけ(写真差し替え、お知らせ追加など)
B:更新+毎月1テーマの施策(検索対策、記事、改善など)
Bを標準として先に提示してください。 Aだけを見せると「更新だけでいい」と言われて安いほうに固定されます。逆に、AとBを並べて出すと、多くのお客様はBを選びます。やることが具体的に見えるほうが、金額の納得感が出るからです。
3. 【本編】実際の更新メニュー12か月分
ここがこの記事の核心です。
保守契約で一番多い失敗は、「今月やることがない」と言ってしまうことです。そう言った瞬間に、お客様は「じゃあ今月は払わなくていいのでは」と考えます。
対策は単純で、最初から1年分のメニューを持っておくことです。私が実際に回している順番を並べます。
順番には理由があります ― 最初の4か月は全部「検索」
先に結論を言います。お客様が保守にお金を払う理由の第1位は、検索で見つけてもらうことです。