はじめに
この教材について
この教材では、私が投資信託から始め、ETFを知り、S&P500を中心に
投資の土台を作ってきた流れをもとに、ETF投資の基本を整理して
いきます。
難しい専門用語を、完璧に覚えることが目的ではありません。
自分が何に投資しているのか。
投資信託とETFはどう違うのか。
なぜS&P500を中心に考えるのか。
新NISAの中で、投資信託とETFをどう使い分けるのか。
ETFを持つことで、どんな感覚が育っていくのか。
それを一緒に確認していく教材です。
投資判断は人それぞれです。
この教材は特定の商品をすすめるものではなく、投資の基本を知り、
自分で考えるための入口として読んでいただけたらと思います。
第1章
何もわからないまま始めた投資
投資を始めてみたい」
そう思っても、
「何を買えばいいの?」
「損をしたらどうしよう」
「難しそう」
そんな気持ちになる人は多いと思います。
私も最初はそうでした。
投資を始める前のお金に対する考え方は、
「なんとかなるかな」
「少しでも増やせたらいいな」
その程度でした。
お金は大切。
将来のことを考えると、少しでも増やせた方がいい。
そう思いながらも、投資はどこか自分には縁のない世界のように
感じていました。
今の自分から、投資を始める前の私に一言伝えるとしたら、
若いうちから知っておくことに損はない。
早く始めることは、時間を味方につけること。
そう伝えたいです。
本に書いてあったから始めた
私が最初に購入したのは、日経225と
全世界株式(オールカントリー=オルカン)の投資信託でした。
理由は、とてもシンプルです。
読んだ本に書いてあったから。
当時読んだのは、『3000円投資』の本でした。
正直に言うと、その頃の私は、
投資信託が何なのか。
何に投資しているのか。
その中にどんな企業が入っているのか。
ほとんど理解していませんでした。
「おすすめされているから買う」
「本に書いてあるから買う」
そんな感覚でした。
今振り返ると、それでも始めたことが大きかったと思います。
最初からすべてを理解して、完璧に選べる人は少ないです。
私もそうでした。
何も分からないまま始めて、あとから少しずつ分かってきた。
投資信託の中身を見るようになった。
指数を見るようになった。
ETFというものを知った。
最初の一歩があったから、次の学びにつながりました。
第2章ETFとの出会い
「上場投資信託って何?」から始まった
その後、バリュー投資を学び始めました。
そこで初めて出会ったのが、ETFです。
ETFは英語で「Exchange-Traded Fund」の頭文字をとった言葉です。日本語では「上場投資信託」と訳されます。 [NEXT FUNDS HPより]
最初に聞いた時は、「上場投資信託って何?」という状態でした。
投資講座では、ETFや個別株のことを学んでいました。
そのため私は、
「これを理解していく必要があるんだな」
と思いながら、少しずつ学び始めました。
ETFとは何か
ETFは、投資信託と同じように、複数の企業へまとめて投資できる
商品です。
1社だけに投資するよりも、リスクを分散しやすいのが特徴です。
大きな違いは、ETFが株式市場に上場していることです。
投資信託は、1日1回決まる基準価額で売買されます。
一方、ETFは株と同じように、市場が開いている時間に価格が動きます。
リアルタイムで価格を見ながら買うことができます。
つまりETFは、
投資信託のように分散投資ができて、株のように売買できる商品
と考えると分かりやすいです。
私がETFに魅力を感じた理由
私がETFに魅力を感じた理由は、大きく2つあります。
1つ目は、個別株のように1社ずつ企業を選ばなくても、
分散投資ができることです。
個別株を選ぶには、その企業の業績や財務、将来性などを見ていく
必要があります。
それは面白い一方で、初心者には少しハードルが高い部分もあります。
ETFなら、S&P500のような指数に連動する商品を選ぶことで、
複数の企業にまとめて投資できます。
2つ目は、分配金があることです。
個別株で受け取るものは配当金。
ETFで受け取るものは分配金です。
名前は少し違いますが、持っていることでお金を受け取れる感覚が
あります。
投資信託では、値上がりによって資産が増えることを期待していました。
ETFでは、それに加えて、分配金という形でお金を受け取ることが
できます。
金額の大小ではなく、
「自分以外にも働いてくれているものがある」
そう感じられたことが、私にとっては大きかったです。
第3章
なぜETFも買うようになったのか
私がETFも買うようになった理由の一つは、投資信託を持っている中で、
「分配金を受け取る感覚があまりないんだな」
と感じたことでした。
投資信託は、積み立てしやすく、長期で資産を育てるにはとても便利です。
特に日本には新NISAがあります。
私の中では、
つみたて投資枠では投資信託を使って積み立てる。
成長投資枠ではETFも選択肢に入れる。
このように分けて考えています。
私自身も、投資信託をすべてやめたわけではありません。
オルカンも今も持っています。
投資信託には、毎月決まった金額で積み立てやすい良さがあります。
自動で続けやすいことも大きな特徴です。
一方で、私が最初に持っていた投資信託では、日々の評価額を
見ることはあっても、
「お金が入ってくる」
「持っていることで受け取れる」
という感覚はあまりありませんでした。
そんな時にETFを知り、分配金があることに魅力を感じました。
値上がりを待つだけではなく、持っていることで分配金を受け取れる。
その感覚が、私にはとても新鮮でした。
もちろん、分配金があるからETFの方が必ず良い、
という話ではありません。
投資信託には投資信託の良さがあります。
ETFにはETFの良さがあります。
私にとってETFは、
資産を育てること
お金が働いてくれている感覚を持つこと
この両方を感じられる商品でした。
そこから、ETFは私の投資の中で大切な位置を占めるようになりました。
第4章
S&P500を中心にしている理由
ETFには、いろいろな種類があります。
株式、債券、リート、ゴールドなど、本当にたくさんあります。
その中で、私がS&P500を中心に考えるようになったきっかけは、
学んだ投資講座がS&P500を軸にしていたからです。
S&P500とはアメリカの代表的な企業500社の株価を元に算出される、
アメリカの株式市場全体の動きを示す株価指数です。
日本の場合は、日経225とか日経平均と言われます。
最初から、自分で世界中の指数を比較して、
「私はS&P500が一番いいと思う」
と判断していたわけではありません。
講座で学ぶ中で、S&P500という指数を知り、その値動きを
見るようになりました。
長い期間のチャートを見ると、途中で大きく下がる時期がありながらも、
時間をかけて上がってきたことが分かりました。
もちろん、過去に上がってきたからといって、未来も必ず同じように上がるとは限りません。
それでも、長い歴史の中で、さまざまな下落や暴落を経験しながらも
成長してきた指数であることは、私にとって大きな安心材料になりました。
では、全世界株式、いわゆるオルカンはだめなのか。
そういうことではありません。
分散投資として、全世界株式も十分に選択肢になります。
実際、私もオルカンは今も保有しています。
ただ、目論見書を見ていくと、全世界株式といっても、米国企業の比率が
大きいことが分かります。
「世界中に分散している」と思っていても、その中身を見ると、米国企業が中心になっている。
それなら、まずはS&P500を中心に理解していく方が、私には分かりやすいと感じました。
投資信託とETFを別々のものとして考えるより、
S&P500に投資する方法として、投資信託とETFがある
と考えると、理解しやすくなります。
私自身も、S&P500を軸にしながら、投資信託とETFの違いを少しずつ
理解していきました。
ここまでは、私が投資信託から始め、ETFを知り、なぜS&P500を軸に考えるようになったのかをお伝えしました。
ここからは、実際にETFを持ち続ける中で経験した下落や分配金、買い足し方の見直し、そして今の私がETFをどのように整理しているのかを、具体的にお伝えします。
はじめに
この教材について
この教材では、私が投資信託から始め、ETFを知り、S&P500を中心に
投資の土台を作ってきた流れをもとに、ETF投資の基本を整理して
いきます。
難しい専門用語を、完璧に覚えることが目的ではありません。
自分が何に投資しているのか。
投資信託とETFはどう違うのか。
なぜS&P500を中心に考えるのか。
新NISAの中で、投資信託とETFをどう使い分けるのか。
ETFを持つことで、どんな感覚が育っていくのか。
それを一緒に確認していく教材です。
投資判断は人それぞれです。
この教材は特定の商品をすすめるものではなく、投資の基本を知り、
自分で考えるための入口として読んでいただけたらと思います。
第1章
何もわからないまま始めた投資
投資を始めてみたい」
そう思っても、
「何を買えばいいの?」
「損をしたらどうしよう」
「難しそう」
そんな気持ちになる人は多いと思います。
私も最初はそうでした。
投資を始める前のお金に対する考え方は、
「なんとかなるかな」
「少しでも増やせたらいいな」
その程度でした。
お金は大切。
将来のことを考えると、少しでも増やせた方がいい。
そう思いながらも、投資はどこか自分には縁のない世界のように
感じていました。
今の自分から、投資を始める前の私に一言伝えるとしたら、
若いうちから知っておくことに損はない。
早く始めることは、時間を味方につけること。
そう伝えたいです。
本に書いてあったから始めた
私が最初に購入したのは、日経225と
全世界株式(オールカントリー=オルカン)の投資信託でした。
理由は、とてもシンプルです。
読んだ本に書いてあったから。
当時読んだのは、『3000円投資』の本でした。
正直に言うと、その頃の私は、
投資信託が何なのか。
何に投資しているのか。
その中にどんな企業が入っているのか。
ほとんど理解していませんでした。
「おすすめされているから買う」
「本に書いてあるから買う」
そんな感覚でした。
今振り返ると、それでも始めたことが大きかったと思います。
最初からすべてを理解して、完璧に選べる人は少ないです。
私もそうでした。
何も分からないまま始めて、あとから少しずつ分かってきた。
投資信託の中身を見るようになった。
指数を見るようになった。
ETFというものを知った。
最初の一歩があったから、次の学びにつながりました。
第2章ETFとの出会い
「上場投資信託って何?」から始まった
その後、バリュー投資を学び始めました。
そこで初めて出会ったのが、ETFです。
最初に聞いた時は、「上場投資信託って何?」という状態でした。
投資講座では、ETFや個別株のことを学んでいました。
そのため私は、
「これを理解していく必要があるんだな」
と思いながら、少しずつ学び始めました。
ETFとは何か
ETFは、投資信託と同じように、複数の企業へまとめて投資できる
商品です。
1社だけに投資するよりも、リスクを分散しやすいのが特徴です。
大きな違いは、ETFが株式市場に上場していることです。
投資信託は、1日1回決まる基準価額で売買されます。
一方、ETFは株と同じように、市場が開いている時間に価格が動きます。
リアルタイムで価格を見ながら買うことができます。
つまりETFは、
投資信託のように分散投資ができて、株のように売買できる商品
と考えると分かりやすいです。
私がETFに魅力を感じた理由
私がETFに魅力を感じた理由は、大きく2つあります。
1つ目は、個別株のように1社ずつ企業を選ばなくても、
分散投資ができることです。
個別株を選ぶには、その企業の業績や財務、将来性などを見ていく
必要があります。
それは面白い一方で、初心者には少しハードルが高い部分もあります。
ETFなら、S&P500のような指数に連動する商品を選ぶことで、
複数の企業にまとめて投資できます。
2つ目は、分配金があることです。
個別株で受け取るものは配当金。
ETFで受け取るものは分配金です。
名前は少し違いますが、持っていることでお金を受け取れる感覚が
あります。
投資信託では、値上がりによって資産が増えることを期待していました。
ETFでは、それに加えて、分配金という形でお金を受け取ることが
できます。
金額の大小ではなく、
「自分以外にも働いてくれているものがある」
そう感じられたことが、私にとっては大きかったです。
第3章
なぜETFも買うようになったのか
私がETFも買うようになった理由の一つは、投資信託を持っている中で、
「分配金を受け取る感覚があまりないんだな」
と感じたことでした。
投資信託は、積み立てしやすく、長期で資産を育てるにはとても便利です。
特に日本には新NISAがあります。
私の中では、
つみたて投資枠では投資信託を使って積み立てる。
成長投資枠ではETFも選択肢に入れる。
このように分けて考えています。
私自身も、投資信託をすべてやめたわけではありません。
オルカンも今も持っています。
投資信託には、毎月決まった金額で積み立てやすい良さがあります。
自動で続けやすいことも大きな特徴です。
一方で、私が最初に持っていた投資信託では、日々の評価額を
見ることはあっても、
「お金が入ってくる」
「持っていることで受け取れる」
という感覚はあまりありませんでした。
そんな時にETFを知り、分配金があることに魅力を感じました。
値上がりを待つだけではなく、持っていることで分配金を受け取れる。
その感覚が、私にはとても新鮮でした。
もちろん、分配金があるからETFの方が必ず良い、
という話ではありません。
投資信託には投資信託の良さがあります。
ETFにはETFの良さがあります。
私にとってETFは、
資産を育てること
お金が働いてくれている感覚を持つこと
この両方を感じられる商品でした。
そこから、ETFは私の投資の中で大切な位置を占めるようになりました。
第4章
S&P500を中心にしている理由
ETFには、いろいろな種類があります。
株式、債券、リート、ゴールドなど、本当にたくさんあります。
その中で、私がS&P500を中心に考えるようになったきっかけは、
学んだ投資講座がS&P500を軸にしていたからです。
S&P500とはアメリカの代表的な企業500社の株価を元に算出される、
アメリカの株式市場全体の動きを示す株価指数です。
日本の場合は、日経225とか日経平均と言われます。
最初から、自分で世界中の指数を比較して、
「私はS&P500が一番いいと思う」
と判断していたわけではありません。
講座で学ぶ中で、S&P500という指数を知り、その値動きを
見るようになりました。
長い期間のチャートを見ると、途中で大きく下がる時期がありながらも、
時間をかけて上がってきたことが分かりました。
もちろん、過去に上がってきたからといって、未来も必ず同じように上がるとは限りません。
それでも、長い歴史の中で、さまざまな下落や暴落を経験しながらも
成長してきた指数であることは、私にとって大きな安心材料になりました。
では、全世界株式、いわゆるオルカンはだめなのか。
そういうことではありません。
分散投資として、全世界株式も十分に選択肢になります。
実際、私もオルカンは今も保有しています。
ただ、目論見書を見ていくと、全世界株式といっても、米国企業の比率が
大きいことが分かります。
「世界中に分散している」と思っていても、その中身を見ると、米国企業が中心になっている。
それなら、まずはS&P500を中心に理解していく方が、私には分かりやすいと感じました。
投資信託とETFを別々のものとして考えるより、
S&P500に投資する方法として、投資信託とETFがある
と考えると、理解しやすくなります。
私自身も、S&P500を軸にしながら、投資信託とETFの違いを少しずつ
理解していきました。
ここまでは、私が投資信託から始め、ETFを知り、なぜS&P500を軸に考えるようになったのかをお伝えしました。
ここからは、実際にETFを持ち続ける中で経験した下落や分配金、買い足し方の見直し、そして今の私がETFをどのように整理しているのかを、具体的にお伝えします。