採血は、センスや経験だけでなく、
ルーティンを固定することで安定させることができます。
ミスや不安の多くは、
「その場の判断」に頼ってしまうことで起こります。
あらかじめ流れを決めておくことで、
迷いが減り、結果的に安定した採血につながります。
今回の記事では、総合病院と健診クリニックで約9年間採血を行ってきた
臨床検査技師が、実際どのように
安定した採血につながる採血ルーティンを組んでいるか、
採血に不安がある方や、
これから経験を積んでいく方に向けてまとめました。
■ 刺す前の考え方
■ 指を固定して血管を探す
血管を探すときは、
左手の指を固定した状態で触れるようにしています。
これには2つの目的があります。
・余計な動きを減らし、患者さんに不安を与えにくくする
・触れる感覚を安定させ、指の感覚を育てる
安定した状態で触れ続けることで、
感覚が身につきやすくなると考えています。
■ 腕は基本「患者に任せる」+判断で広げる
腕は基本的に、患者さんが出した側で行います。
ただし、
「どちらでもいい」と言われた場合は、
利き手ではない側をおすすめしています。
このように“選ばない患者さん”は、
・採血経験が少ない
・血管が見えにくい/取りにくい
・逆にどこでも問題なく取れる
といったパターンが多い印象です。
■ 最初から“両腕を見る前提”で動く
見た目で血管が分かりにくい場合は、
駆血帯を巻くタイミングで
「見にくかったら、反対も見させてくださいね」
と一言伝えています。
これは患者さんを構えさせないためというよりも、
後から提案したときに
「見つけられなかったのでは?」と受け取られないようにするためです。
先に伝えておくことで、
流れとして自然に反対側を見ることができるようになります。
■ 出された腕が難しい場合の対応
患者さんが自分で腕を選んできた場合でも、
実際に見てみると難しいこともあります。
その場合は、
「いつもこの腕で採血していますか?」
と確認するようにしています。
「この腕は採りにくそう」というニュアンスではなく、
“普段どうしているかを軽く確認する”イメージで聞くことがポイントです。
ここでの返答によって
・いつも見えにくい
・いつも反対側
・特に決まっていない
などの情報が得られるため、
必要に応じて
自然な流れで反対側も見せてもらうようにしています。
ここまでが採血前の準備の考え方です。
ここから先は、
実際に“差がつくポイント”になる
・刺す直前の判断
・採血中の対応
・抜いた後の処理
についてまとめていきます。
採血は、センスや経験だけでなく、
ルーティンを固定することで安定させることができます。
ミスや不安の多くは、
「その場の判断」に頼ってしまうことで起こります。
あらかじめ流れを決めておくことで、
迷いが減り、結果的に安定した採血につながります。
今回の記事では、総合病院と健診クリニックで約9年間採血を行ってきた
臨床検査技師が、実際どのように
安定した採血につながる採血ルーティンを組んでいるか、
採血に不安がある方や、
これから経験を積んでいく方に向けてまとめました。
■ 刺す前の考え方
■ 指を固定して血管を探す
血管を探すときは、
左手の指を固定した状態で触れるようにしています。
これには2つの目的があります。
・余計な動きを減らし、患者さんに不安を与えにくくする
・触れる感覚を安定させ、指の感覚を育てる
安定した状態で触れ続けることで、
感覚が身につきやすくなると考えています。
■ 腕は基本「患者に任せる」+判断で広げる
腕は基本的に、患者さんが出した側で行います。
ただし、
「どちらでもいい」と言われた場合は、
利き手ではない側をおすすめしています。
このように“選ばない患者さん”は、
・採血経験が少ない
・血管が見えにくい/取りにくい
・逆にどこでも問題なく取れる
といったパターンが多い印象です。
■ 最初から“両腕を見る前提”で動く
見た目で血管が分かりにくい場合は、
駆血帯を巻くタイミングで
「見にくかったら、反対も見させてくださいね」
と一言伝えています。
これは患者さんを構えさせないためというよりも、
後から提案したときに
「見つけられなかったのでは?」と受け取られないようにするためです。
先に伝えておくことで、
流れとして自然に反対側を見ることができるようになります。
■ 出された腕が難しい場合の対応
患者さんが自分で腕を選んできた場合でも、
実際に見てみると難しいこともあります。
その場合は、
「いつもこの腕で採血していますか?」
と確認するようにしています。
「この腕は採りにくそう」というニュアンスではなく、
“普段どうしているかを軽く確認する”イメージで聞くことがポイントです。
ここでの返答によって
・いつも見えにくい
・いつも反対側
・特に決まっていない
などの情報が得られるため、
必要に応じて
自然な流れで反対側も見せてもらうようにしています。
ここまでが採血前の準備の考え方です。
ここから先は、
実際に“差がつくポイント”になる
・刺す直前の判断
・採血中の対応
・抜いた後の処理
についてまとめていきます。