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札読み師meguzo★心の翻訳者

2025年12月14日 10:29

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はじめに

この文章を読むべきかどうかの判断のために

まず、私のAIを使ったカード占いの方法を書きます。
「私が心を込めて相談者の質問を投げカードを引く」
→「出たカードとそれぞれのカードの解釈を把握している
 AIへ相談内容と出たカードを伝え鑑定文を作ってもらう」
→「生成された鑑定文をくまなく読み、自分の感じたものと
 相違がないかチャックする」この時、私の感じた事を優先に
 鑑定文に反映するようAIとすり合わせを行う。
→「鑑定文を相談者へ渡す」

このような鑑定方法なので、対面での鑑定はしていない。
メールや記事などの占いスタイルである。
私と似たような鑑定方法で占いを始め
AIとの関りに少し疑問が出てきた方や
AIを使った自分の占いの芯の部分がブレてきてるなと
感じた方に向けた文章であるため、
鑑定スタイルが全く違う方などには購入を慎重に
お決め頂くよう願います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
AIを使って占いをするようになってから、ずっと小さな違和感があった。
それは精度の問題でも、当たるかどうかでもない。
もっと手前の、言葉の使われ方に対する違和感だった。

AI占いについて調べると、
「便利」「効率的」「初心者でもできる」といった言葉が並ぶ一方で、
一部の占い師界隈では「AI占いはダメだ」「魂がない」といった
否定的な声も目に入る。

どちらの意見にも、うなずける部分はある。
ただ、どちらにも違和感が残った。

AIを使えば占いが軽くなる、というわけでもない。
AIを使うから占いが間違う、というわけでもない。
問題は、AIそのものではなく、
AIが作った言葉を、誰がどこまで引き受けているのか、という点にある。

占いを続けてきた中で、
私は「傷つけない言葉を使う鑑定」が、
必ずしも誠実ではないことを何度も見てきた。
希望を残す言葉が、人を救うこともあれば、
判断を先延ばしにし、状況を固定してしまうこともある。

私は、前へ進もうとする相談者の背中を押したい。
だから私の占いは、
慰めを最優先にするものではなかった。
決断を代わりに下すこともしない。
選択肢を整理し、考える材料を置き、
最終的な判断は相談者に返す。
そのやり方を、意識的に選んできた。

AIを使い始めたとき、
このスタイルとAIの性質が、簡単に噛み合わないことに気づいた。
AIは、否定しない文章を作る。
断定を避け、対立をなだめ、希望を残す方向に言葉を整える。

それ自体は悪いことではない。
しかし、そのまま占いに使えば、
占い師が引き受けてきたはずの責任が、
静かに言葉の裏へ隠れていく。

AI占いが危険だと言われる理由の多くは、
ここに集約されていると感じている。
魂があるかどうかの話ではない。
言葉の責任を、誰が持つのかという話だ。

本書は、AI占いを否定するためのものではない。
また、AI占いを推奨するためのものでもない。
AIを使うなら、
どこで線を引くのか、
何をごまかさないのか、
その判断基準を整理した記録である。

優しい言葉を求める相談者への鑑定の場合、
この文章は合わないかもしれない。
断定的な答えを期待している相談者への場合も、
満足できないだろう。

それでも、
占いの言葉に誠意を残したい、
AIに判断を渡しきりたくない、
そう感じているなら、
この先を読む意味はある。

ここに書かれているのは、
ノウハウでも、正解でもない。
私自身が、占いとAIの間で感じた違和感と、
それを無視しないために引いた線の話である。

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