
はじめに。
この「はじめに。」では、このコンテンツを公開する動機を書いています。
パース・スキルの具体例をさっそく見たい読者は、この部分は読み飛ばしても構いません。
現在、流通する漫画制作の形が変化してきています。
現在、流通する漫画制作の形が変化してきています。
アシスタントと呼ばれる背景製作陣が漫画家の先生の仕事場に出向き、締切までの数日間で紙の原稿用紙に絵を入れていく昔ながらの環境ももちろん存在しています。
その一方で、デジタル環境が充実し、漫画作成アプリも高機能になって読む側も作る側もネット経由で関われる様に変わりました。
作家の生まれ方も、かつてのように出版社の雑誌から、という形に入らないタイプも出てきています。
企画が立てられ、その内容に合うスキルを持った人がその作品の為にチームを組んで数十話分の漫画作りをするという形もあります。
生まれた場所、住んでいる場所に縛られないで漫画に関われる機会が増えるのは良い事で、豊かな事とも言えるでしょう。
ところが、古くからあるスタイルの漫画制作現場で普通に行われていた事が難しくなっている事もあります。
このコンテンツの筆者であるドローマシーナはアナログ制作の現場からプロの漫画の仕事に関わる様になりました。
ベテラン、その仕事場のことをよく知る人、プロの現場は知らない当時の私のような新人のいる、漫画家の仕事場としてよくイメージされる通りの仕事場でした。こういう現場では他の人の仕事の進め方が意識しなくても吸収できます。各人の出来る事が増えれば、全体としての効率も上がるメリットもあります。
結果、それなりな自信を持って入った筆者も仕事場で覚えた事が数多くありました。自分の漫画では使う発想を持たなかった方法の習得や、限られた時間内での技術の使い方等です。
上で少し紹介した、ネット上で募集をかけられ一つのプロジェクトとして関わる様な仕事の場合、要求されるスキルは当然低いものではありません。
という事は、最初からスキルのある人でないと、そもそもそういう制作現場には入れないという事です。
このコンテンツでは、漫画の描き方の中でも背景のパース知識・技術について触れます。パースは漫画を作る技術の中でも、知って体得すればその後忘れる事もなくずっと使える部分です。
漫画の見せ方・演出に関わる背景の書き方の部分も漫画表現の基礎に入るとして扱っています。
このコンテンツが、漫画の世界の方法論に触れたい人、スキルの確認をして力をさらに伸ばしたい人に届くことを願っています。
また、見る専門だという人にも楽しみがさらに増す事になれば、漫画という表現手法を豊かにする事でもあり嬉しいです。
ドローマシーナ
このコンテンツの内容
このコンテンツでは、人物の配置など漫画背景作成上のキモとなるパースの基礎について記していきます。また、パースの知識・技術を漫画の見せ方に活かす方法・応用へのヒントにも触れます。
描いてから「なんか違う」でも「どう違うのか分からない」にならない為、作業を明確化する技術を習得できる内容です。
ガイドのカキコさん(仮名)と一緒に見ていきましょう。

◆ コンテンツ紹介 ◆
基本:「消失点」を知ろう
基本:消失点の高さの求め方
・消失点のある高さ
・消失点の取り方 バリエーション
基本:意識して使い分けるパース
・見上げる 見下ろす で変わる背景の違い 効果
・対象との距離で変わるパースの「強さ」
終わりに
基本:「 消失点 」を知ろう
消失点が解れば、ものを描き表す基本が解る。
こんな図を用意しました。

上の図の2本の線を、真上から見た「線路」としましょう。
どこまでもまっすぐな線路です。
これを人の目の高さくらいから見てみましょう。
こんなふうに見える筈です。

線路の先、伸ばしたところに交差するであろう点が想像できますね?

これは「消失点」というものです。
平行な線を斜めから見ると、一つの点で交差するのです。
平行な複数の線は一つの点に集まる。
ということは、、、。
下の図は、同じ窓が並ぶビルの壁を正面から見た様子としましょう。

この「ビル」を斜めから見ると、、、


窓の水平の線を向こうに辿っていくと、、、消失点が。
線路の例えの応用ですね。
ちなみに
隣り合った壁の窓の水平部分を伸ばしていくと、、、
こちらにも消失点が見えてきます。
これも、応用ですね。

はじめに。
この「はじめに。」では、このコンテンツを公開する動機を書いています。
パース・スキルの具体例をさっそく見たい読者は、この部分は読み飛ばしても構いません。
現在、流通する漫画制作の形が変化してきています。
現在、流通する漫画制作の形が変化してきています。
アシスタントと呼ばれる背景製作陣が漫画家の先生の仕事場に出向き、締切までの数日間で紙の原稿用紙に絵を入れていく昔ながらの環境ももちろん存在しています。
その一方で、デジタル環境が充実し、漫画作成アプリも高機能になって読む側も作る側もネット経由で関われる様に変わりました。
作家の生まれ方も、かつてのように出版社の雑誌から、という形に入らないタイプも出てきています。
企画が立てられ、その内容に合うスキルを持った人がその作品の為にチームを組んで数十話分の漫画作りをするという形もあります。
生まれた場所、住んでいる場所に縛られないで漫画に関われる機会が増えるのは良い事で、豊かな事とも言えるでしょう。
ところが、古くからあるスタイルの漫画制作現場で普通に行われていた事が難しくなっている事もあります。
このコンテンツの筆者であるドローマシーナはアナログ制作の現場からプロの漫画の仕事に関わる様になりました。
ベテラン、その仕事場のことをよく知る人、プロの現場は知らない当時の私のような新人のいる、漫画家の仕事場としてよくイメージされる通りの仕事場でした。こういう現場では他の人の仕事の進め方が意識しなくても吸収できます。各人の出来る事が増えれば、全体としての効率も上がるメリットもあります。
結果、それなりな自信を持って入った筆者も仕事場で覚えた事が数多くありました。自分の漫画では使う発想を持たなかった方法の習得や、限られた時間内での技術の使い方等です。
上で少し紹介した、ネット上で募集をかけられ一つのプロジェクトとして関わる様な仕事の場合、要求されるスキルは当然低いものではありません。
という事は、最初からスキルのある人でないと、そもそもそういう制作現場には入れないという事です。
このコンテンツでは、漫画の描き方の中でも背景のパース知識・技術について触れます。パースは漫画を作る技術の中でも、知って体得すればその後忘れる事もなくずっと使える部分です。
漫画の見せ方・演出に関わる背景の書き方の部分も漫画表現の基礎に入るとして扱っています。
このコンテンツが、漫画の世界の方法論に触れたい人、スキルの確認をして力をさらに伸ばしたい人に届くことを願っています。
また、見る専門だという人にも楽しみがさらに増す事になれば、漫画という表現手法を豊かにする事でもあり嬉しいです。
ドローマシーナ
このコンテンツの内容
このコンテンツでは、人物の配置など漫画背景作成上のキモとなるパースの基礎について記していきます。また、パースの知識・技術を漫画の見せ方に活かす方法・応用へのヒントにも触れます。
描いてから「なんか違う」でも「どう違うのか分からない」にならない為、作業を明確化する技術を習得できる内容です。
ガイドのカキコさん(仮名)と一緒に見ていきましょう。
◆ コンテンツ紹介 ◆
基本:「消失点」を知ろう
基本:消失点の高さの求め方
・消失点のある高さ
・消失点の取り方 バリエーション
基本:意識して使い分けるパース
・見上げる 見下ろす で変わる背景の違い 効果
・対象との距離で変わるパースの「強さ」
終わりに
基本:「 消失点 」を知ろう
消失点が解れば、ものを描き表す基本が解る。
こんな図を用意しました。
上の図の2本の線を、真上から見た「線路」としましょう。
どこまでもまっすぐな線路です。
これを人の目の高さくらいから見てみましょう。
こんなふうに見える筈です。
線路の先、伸ばしたところに交差するであろう点が想像できますね?
これは「消失点」というものです。
平行な線を斜めから見ると、一つの点で交差するのです。
平行な複数の線は一つの点に集まる。
ということは、、、。
下の図は、同じ窓が並ぶビルの壁を正面から見た様子としましょう。
この「ビル」を斜めから見ると、、、
窓の水平の線を向こうに辿っていくと、、、消失点が。
線路の例えの応用ですね。
ちなみに
隣り合った壁の窓の水平部分を伸ばしていくと、、、
こちらにも消失点が見えてきます。
これも、応用ですね。