第2話 週末だけの恋人
付き合い始めたばかりの頃、僕たちは兵庫と東京の遠距離だった。
新幹線で片道3時間、往復2万円。給料の中から捻出するには、それなりの覚悟がいる。
それでも、金曜の仕事が終わるとすぐに新幹線に飛び乗った。
窓の外の夜景は、ほとんど毎回見ていない。会えることだけで胸がいっぱいだった。
東京駅で待つ彼女は、いつも笑っていた。
「お疲れさま、来てくれてありがとう」
その一言で、週の疲れが全部消える気がした。
週末はほとんど外に出ず、コンビニで適当に買ったお菓子をつまみながら映画を見たり、近所を散歩したり。
何をしても楽しかった。距離があるぶん、一緒に過ごせる時間はひとつひとつが特別だった。
ある日、10日間の旅行に出かけた。
大阪、ヨロン島、千葉、東京の順で旅行した。
人生で1番の壮大な旅を彼女と過ごした。
行き先はあちこちで、旅先の食べ物や景色よりも、隣にいる彼女の笑顔ばかりが記憶に残っている。
(この旅行が気になる方が多ければ詳細を後日投稿します。)
でも、そんな日々の中に、突然、影が差し込んだ。
第2話 週末だけの恋人
付き合い始めたばかりの頃、僕たちは兵庫と東京の遠距離だった。
新幹線で片道3時間、往復2万円。給料の中から捻出するには、それなりの覚悟がいる。
それでも、金曜の仕事が終わるとすぐに新幹線に飛び乗った。
窓の外の夜景は、ほとんど毎回見ていない。会えることだけで胸がいっぱいだった。
東京駅で待つ彼女は、いつも笑っていた。
「お疲れさま、来てくれてありがとう」
その一言で、週の疲れが全部消える気がした。
週末はほとんど外に出ず、コンビニで適当に買ったお菓子をつまみながら映画を見たり、近所を散歩したり。
何をしても楽しかった。距離があるぶん、一緒に過ごせる時間はひとつひとつが特別だった。
ある日、10日間の旅行に出かけた。
大阪、ヨロン島、千葉、東京の順で旅行した。
人生で1番の壮大な旅を彼女と過ごした。
行き先はあちこちで、旅先の食べ物や景色よりも、隣にいる彼女の笑顔ばかりが記憶に残っている。
(この旅行が気になる方が多ければ詳細を後日投稿します。)
でも、そんな日々の中に、突然、影が差し込んだ。