私は会社でピアノ講師をしていました。
現在もたまにピアノを教えています!
初心者が上達するための練習方法の記事を書いていますが、
実際に私が今も続けている練習方法の部分は有料になります。
最初に言っておきたいことは…「ステージ上や人前で曲が楽しく弾けるのは快感です。一度経験すると忘れられません!」ということです!!
ピアノを習いたいという人は多いですよね。
私は大人になってからピアノを習いたいという人に何人も出会いました。
独学である程度練習している人もいましたが、なんか変…。
答えを先に言ってしまいます。
ピアノを独学で習っている人の「なんか変…」は拍の取り方、リズムの取り方に問題がある場合が非常に多いです。
もちろんそれだけではないので下記にその他の問題点などもまとめました!
この記事を読んでまずはピアノ練習が形になることをめざしましょう!
練習が形になれば曲も弾けるようになるのです。
独学の人は演奏は変なことが多い
では本題に入ります。
YouTubeやツイキャスで独学でピアノやギターなどの楽器を弾いている人を良く見かけます。
上手い人もいますが、正直「うーん」という感じの人もいます。
私は最初3歳のころにピアノを習っていたのですが半年でやめてしまいました。
半年間ずーっと「楽譜の読み方のトレーニング」をさせられていたからです。
おかげ様で楽譜はスラスラ読めるようになりました。
その後ピアノを習うのをやめたあと、ロングバケーションというドラマを見てピアノが弾きたいなと思いました(当時は10歳くらいでした)。
楽譜がすらすら読めるようになったからピアノを習わなくても簡単な曲だったら弾けるのでは??と思い弾いてました。
音は合ってる…。
だけど何かが違う…。
違うのはわかっているけど何が違うのかわからない…。
独学している人は昔の私みたいな人、多いんじゃないでしょうか??
その後ピアノを10歳~大学を卒業するまで10年以上習いました。
ですがポイントさえ押さえれば独学者の方でもある程度はうまくなると思います。
以下に独学者あるあるを書きます。
…と、その前に前提として楽器が続かない人あるあるを書きます(辛口)。
楽器が続かない人あるある
楽器が続かない人って共通点があるような気がします。
多分楽器が続かない人は他の練習が必要な趣味とかも長続きしないと思います。
以下楽器が続かない人の共通点です。
基礎がわかっていないのに難しいことに挑戦しようとする
YouTubeを見ていると楽器の歴が浅いのにめちゃくちゃ難しい曲を弾いている人がたくさんいます。
ぶっちゃけ雑音が混じりまくって下手なのに(失礼!)コメント欄では褒められたり…ということも見かけますが、楽器経験者などからすると基礎をおろそかにしていることは即バレします!
大事なのは基礎!
私はピアノを習っていない初心者のとき、いきなり「エリーゼのために」を弾こうとしました。
「エリーゼのために」は全体的に見るとそれなりに難しく私でも2年かかりました(ちなみに2年は早い方!)
なので学生や社会人でピアノを弾く時間が少ない方は「エリーゼのために」は3年くらいは見ていた方がいいです。
それか2年くらいで弾きたいのであれば「正しい練習の仕方で効率よく練習する」しか方法がないです。
上記に書かれていることを見てがっかりする人もいれば、チャレンジしてみよう!という前向きな人もいると思います。
この時点で独学が向いてるか向いてないか大体わかります。
独学なんて自分で自分を律することができなければ続きません(だから私は独学が続かないのです…)
結果を早く求めすぎ
多くの人は結果を早く求めすぎだと思います。
「一週間やったのに上達しない…」とか「一か月やったのに上達しない…」
ですが一週間、または一か月のうちに毎日楽器をさわりましたか?
5分くらいテキトーに弾いたことを練習だと言っていませんか?
または1時間以上弾いていたとしても、好き放題に弾いて間違ったやり方で練習していませんか?
「10000時間の法則」を聞いたことがあるでしょうか。
勉強や練習などプロフェッショナルになるには「10000時間」かかるという法則のことです(この法則には賛否あります)。
ですが楽器を独学されている方は恐らくプロになることを目指していませんよね?
以前、面白い動画をYoutubeで見つけました。
たしかTED Talksというチャンネルだったと思いますが「ものごとの基礎を理するためには20時間あれば十分」だというのです。
ジョシュ・カウフマンという人が動画内でお話しされていて最後はギターを弾いています(とても面白い動画です)。
上記の理論上では、基礎をしっかり身に着けるには最低20時間は必要ということになります。
ですが基礎の練習を20時間もしてる人はいるのでしょうか?
私はベースも初心者ながら弾けますが4分ある曲の半分くらい今弾けるようになってますが、それでも20時間以上はかかっています。
基礎をしっかりしたうえでも一曲弾くにはそれなりの時間がかかるということです。
独学で何か曲を弾きたいのなら自分のレベルに合った好きな曲を一曲決めておくといいと思います。
最初は時間がかかって仕方がないですが、基礎をしっかり固めるとそのあとの成長の伸びが全然違います!
「基礎が大事」「ものごとを習得するには時間がかかる」ということを心に刻んでおくだけでも意識が全然違ったものになってくると思います。
簡単にネットで稼げると思っている(現実を見ていない)
楽器の独学者の方でネットで稼ぎたいと思っている人は少ないと思いますが先日とても興味深いお話を聞きました。
DTMの話になりますが、先日DTMの先生から以下のような人たちのお話を聞きました。
「曲をつくってお金を得たいからDTMを習いたい」と言っていたのに、実際に手順を教えると「難しそうだからやっぱりやめる」by50代のおじさん。
「曲が頭の中にあると言っていて(楽譜は読めない)」いきなり歌を歌われたので、リズム(拍)をとりながら歌えますか?と聞いたら「できないのでDTMやっぱり諦めます」by30代くらい。
上記の話を聞いてどう思いましたか??
「自作の曲でお金を得たい」とか「自作の曲を発信したい」という割には諦めるのが早すぎませんか(しかもいい年したおじさんが)?
DTMはそんなに甘くないです(DTMは作曲だけでなくパソコンの知識も必要になります)!
もちろん楽器練習も甘くないのです!
楽器のプロや上手な人は効率のよい練習をしていますが、もちろんそれだけではありません。
上手な人はみんな隙間時間などをつかって、累計の練習時間が多いのです!
楽器が上手いひとがみんな最初から上手だったと勘違いしていませんか?
世の中にはピアノを習ったことがないのに、曲を聴いただけで両手でいきなり弾ける人も存在しますが、そんな人知り合いにいますか?
天才はメディアで取り上げられて目立ちますが、世の中のほとんどの人は凡人です(失礼!)。
天才はごく一部だけです!
だから毎日(毎日じゃなくても)コツコツ練習をする必要があるのです。
上達しない楽器独学者にありがちなこと
私がYouTubeをみて「うーん」と思うピアノ独学者の人とピアノを習い始める前の私には共通点がありました。
以下5つです。
基本の姿勢やフォームが間違っている
音をはっきり出さない(自信がない)
拍やテンポがめちゃくちゃ
間違っているところをそのままにする
伴奏を伴奏らしく弾いていない
基本の姿勢やフォームが間違っている
楽器をやる上で最も大事なことは姿勢です。
ピアノをやる際もギターでもベースでも背筋をしっかり伸ばして弾くことが大事です。
上級者やプロなどは曲にノって感情を表現しクネクネ動いたり、たまに背中が曲がってたりしてますが(ちょっと自分に酔ってるみたいに見える)初心者ははっきり言ってそんな次元にいません!
背筋をまっすぐ伸ばして姿勢よく弾くのが最低限のポイントです。
指は昔よく言われていたのは「卵をつかむように指を丸くする」と言われていました。
ですが必ずしもそうとは限りません。

指の第2関節が曲がるように!指が平らだと弾きにくい!
上の画像が基本的な指の形です(家事で手が荒れててすみません…)。
パソコンをタイピングする手の形に近いと思います。
手の甲は力が抜けているけど指先には力が入って文字を打つことができますよね。
鍵盤を弾くときもこれと同じです(鍵盤弾くときのほうがちょっと力強めかな)。
速い曲や動きのある曲は多少指のフォームが変わっても問題ありません。
ですが初心者のうちはゆっくりとしたテンポの曲や弾きやすい曲から初めてみましょう。
音をはっきり出さない(自信がない)
最初は自信がなくても仕方ありませんが、大事なことは音をしっかり出すことです。
音をしっかり出すことでメロディも把握できますし指の力もつきます。
弱弱しい音で弾いていてはいつまで経っても上達しません。
音はしっかり出すことは初心者の基本です!
ピアノは強弱がかなり出る楽器ですが、正直いって初心者の方が強弱をつけるのはどんな楽器でも難しいです。
確実に、絶対間違えない速さで【音をしっかり出して】「ドレミファソ ソファミレド」と右手で5本の指を使って弾いてみてください。
ドは親指、レは人差し指、ミは中指、ファは薬指、ソは小指で弾きます。
おそらく薬指と小指がちょっと弾きにくいと思います。
ですが練習を重ねるうちに慣れてきます!
拍やテンポがめちゃくちゃ
曲を弾くうえで一番大事なことが何かわかりますか?
「音を間違えないこと」が一番大事なのではありません。
一番大事なことは「拍」と「テンポが一定」なことです!
ぶっちゃけ音が多少間違ったとしても曲には聴こえます。
ですが拍やテンポがめちゃくちゃだったらどうでしょうか?
変なところで間延びしたり、急に曲が早くなったり、ゆっくりになったりしたら曲として成立しません(表現の問題で多少テンポが揺れることは除く)。
私は一時期ピアノの講師をしていましたが、習いたいと言っていた生徒さんがこんなことを言っていました。
私が「曲を弾くには1,2,3,4と拍をとることが大事です」とお伝えしたら…
「1,2,3,4って…全部同じ長さじゃないとダメなんですか?」
「拍は均等に数えてください!(語気強め)」
その生徒さんは楽譜は何とか読めたのですが、拍の長さが均等でないので曲を弾いても曲に聴こえませんでした。
拍を数えるときは均等の長さで数える!
テンポはゆっくりになったり、又ははやくなったりしない!(指示がある場合は別だけど初心者の曲でまずそんなのない)
基礎中の基礎です。
基礎はとにかく大事です!
何度でも言います!
基礎をしっかり身に着けるとそのあとの練習が段違いで成長がはやくなります!
間違っているところをそのままにする
ツイキャスのピアノの練習配信を見ていたら、「この人いっつも同じところで間違えるな…」という人が何人かいました。
練習配信だから間違っても仕方のないことですが、問題は「同じところを何度も間違える」ということ!
間違ったところだけ取り出して弾くのは練習の基本です!
弾けている部分を何度も繰り返して弾く必要はないです。
勉強でも同じだと思います。
難しい漢字なら覚えるために、そして使えるようになるために書いて練習しますが、「人」とか「田」とかの漢字を大人になった今練習することがありますか?
時間がもったいなくないですか?
間違った部分だけを取り出して「ゆっくり丁寧に練習」→「慣れてきたら普通のテンポで弾く」→「ちょっと前の部分から間違った部分を含む1フレーズを弾く」→「一曲通して弾く」が効率のよい練習の仕方です。
まず自分がいつもどこで間違っているのかを把握してください。
何回も間違える部分はわかりやすく☆マークを付けるなり自分のわかるようにしておきます。
間違っている部分や苦手な部分が自分でわかっているということは、大きな「のびしろ」です。
間違った部分だけ弾けるようになればあとは完璧なのですから!
間違っている部分が多くても一つ一つ問題を解決していけば大丈夫です!
伴奏を伴奏らしく弾いていない
基本的にピアノの初心者の曲であれば「右手がメロディ」で「左手が伴奏」です。
基本的にメロディが大事で伴奏はあくまでメロディの引き立て役です!
慣れてきたら左手をやや小さめの音で弾いてみましょう。
このとき大事なのが小さい音で弾いているときも指の力はしっかり入っているということが大事です!
ちょっと文字だと伝えるのが難しいのですが、ヘニャヘニャした弱弱しい音にならないように注意してください!
もし左手の伴奏を小さく弾くのが難しければ、最初は右手を大きめの音で弾くのもありだと思います。
曲でもなんでもバランスをとることは大事です。
曲に強弱をつけるのは最初は難しいです。
ですが曲に強弱がついていると、この人曲想に乗っている!うまい!となります(多分)。
最初は曲を大きな音で間違わずに弾くところから初めて、慣れてきたら強弱をつけましょう。
強弱をつけると今まで弾けてたところが急に難しくなったりします。
ただその場合も間違ったところを繰り返し練習します。
とりあえず一曲弾けるようにしましょう!
最初はバイエルなど簡単な練習曲から始めてみましょう。
バイエルは度々ピアノの教則本としてはつまらない、とか黒鍵が出てくるのが遅いなど批判されますが現在は改訂版が出版されています。
「ぶんぶんぶん」などふつうの曲も収録されていますし、楽しんで弾けると思います。
最初は片手ずつ初めて4小節くらいの曲を弾き「できた!」という成功体験を経験しましょう。
曲というのは小さなフレーズで構成されています。
4小節や8小節単位のフレーズで構成されるのが曲です。
まずは短い曲を弾くことに慣れ曲を弾く体力がついてから1ページや2ページある曲を弾くと良いと思います。
ハノンを準備運動につかうとおすすめ!
ピアノ学習者にはとっても有名な教則本があります。
それがハノンです。
曲ではなく指の動きに特化したトレーニングなので弾いていてつまらないですが、指の運動に効果的です。
特に右手も左手も薬指、小指が動きにくいと思いますがスパルタ訓練のようにハノンでは弾かされます。
スパルタ訓練と言っても右と左同じ音を弾くのでそういった意味では慣れてくるとすぐ弾けるでしょう。
最初は弾きにくいですがゆっくり弾けばOKです。
私は毎日ハノンを最初に1つ弾いています。
目標設定におすすめの曲
エルメンライヒの紡ぎ歌
この曲は初心者向けですがですが独学の人がここまで弾けたら大したものです。
この曲の難易度は"A"です。
Aが一番簡単なので最初はこのレベルから弾きましょう。
(※ピアノピースのレベルの表はあてにならないことが多いですが"A"は本当に簡単な曲が多いです。漁師の方の演奏でラカンパネラという難曲を知っている人は多いと思います。ですがラカンパネラは"E"になっています。
最高難易度が"F"なのですがラカンパネラが"F"ではないのはおかしいです)
ブルグミュラー25の練習曲・アラベスク
ブルグミュラーはピアノ初心者がよく使う教則本のバイエルを卒業したあとによく使われる練習曲集です。
基礎を押さえていればそこまで難しい曲でもないです。
トルコ行進曲(モーツァルト)
モーツアルトのトルコ行進曲はピアノのレベルではBに設定されていますが実際に弾いてみるとなかなかに難しいです。
*******************************************************************
以下は実際に今も私がやっている練習法を書いていきます(ピアノだけでなくベースの練習法も書きますが参考になると思います。)
ご興味がある方だけご覧いただければと思います。
基本的にポモドーロ法をつかった練習をしている
めったに「通し練習」はしない
初めに基礎練習をする(毎日)
「5回確実に」練習法
時には「今はできなくても当たり前」とあきらめる
ちょっとでも上達してればそれでいいという思考
指の力をつける、瞬発力を上げるトレーニング
メトロノームをつかった練習法
暗譜のコツ
演奏の時は楽しむことと冷静さを忘れない
私は会社でピアノ講師をしていました。
現在もたまにピアノを教えています!
初心者が上達するための練習方法の記事を書いていますが、
実際に私が今も続けている練習方法の部分は有料になります。
最初に言っておきたいことは…「ステージ上や人前で曲が楽しく弾けるのは快感です。一度経験すると忘れられません!」ということです!!
ピアノを習いたいという人は多いですよね。
私は大人になってからピアノを習いたいという人に何人も出会いました。
独学である程度練習している人もいましたが、なんか変…。
答えを先に言ってしまいます。
ピアノを独学で習っている人の「なんか変…」は拍の取り方、リズムの取り方に問題がある場合が非常に多いです。
もちろんそれだけではないので下記にその他の問題点などもまとめました!
この記事を読んでまずはピアノ練習が形になることをめざしましょう!
練習が形になれば曲も弾けるようになるのです。
独学の人は演奏は変なことが多い
では本題に入ります。
YouTubeやツイキャスで独学でピアノやギターなどの楽器を弾いている人を良く見かけます。
上手い人もいますが、正直「うーん」という感じの人もいます。
私は最初3歳のころにピアノを習っていたのですが半年でやめてしまいました。
半年間ずーっと「楽譜の読み方のトレーニング」をさせられていたからです。
おかげ様で楽譜はスラスラ読めるようになりました。
その後ピアノを習うのをやめたあと、ロングバケーションというドラマを見てピアノが弾きたいなと思いました(当時は10歳くらいでした)。
楽譜がすらすら読めるようになったからピアノを習わなくても簡単な曲だったら弾けるのでは??と思い弾いてました。
音は合ってる…。
だけど何かが違う…。
違うのはわかっているけど何が違うのかわからない…。
独学している人は昔の私みたいな人、多いんじゃないでしょうか??
その後ピアノを10歳~大学を卒業するまで10年以上習いました。
ですがポイントさえ押さえれば独学者の方でもある程度はうまくなると思います。
以下に独学者あるあるを書きます。
…と、その前に前提として楽器が続かない人あるあるを書きます(辛口)。
楽器が続かない人あるある
楽器が続かない人って共通点があるような気がします。
多分楽器が続かない人は他の練習が必要な趣味とかも長続きしないと思います。
以下楽器が続かない人の共通点です。
基礎がわかっていないのに難しいことに挑戦しようとする
結果を早く求めすぎ(最低3か月は見ておきたい)
簡単にネットで稼げると思っている(現実を見ていない)
基礎がわかっていないのに難しいことに挑戦しようとする
YouTubeを見ていると楽器の歴が浅いのにめちゃくちゃ難しい曲を弾いている人がたくさんいます。
ぶっちゃけ雑音が混じりまくって下手なのに(失礼!)コメント欄では褒められたり…ということも見かけますが、楽器経験者などからすると基礎をおろそかにしていることは即バレします!
大事なのは基礎!
私はピアノを習っていない初心者のとき、いきなり「エリーゼのために」を弾こうとしました。
「エリーゼのために」は全体的に見るとそれなりに難しく私でも2年かかりました(ちなみに2年は早い方!)
なので学生や社会人でピアノを弾く時間が少ない方は「エリーゼのために」は3年くらいは見ていた方がいいです。
それか2年くらいで弾きたいのであれば「正しい練習の仕方で効率よく練習する」しか方法がないです。
上記に書かれていることを見てがっかりする人もいれば、チャレンジしてみよう!という前向きな人もいると思います。
この時点で独学が向いてるか向いてないか大体わかります。
独学なんて自分で自分を律することができなければ続きません(だから私は独学が続かないのです…)
結果を早く求めすぎ
多くの人は結果を早く求めすぎだと思います。
「一週間やったのに上達しない…」とか「一か月やったのに上達しない…」
ですが一週間、または一か月のうちに毎日楽器をさわりましたか?
5分くらいテキトーに弾いたことを練習だと言っていませんか?
または1時間以上弾いていたとしても、好き放題に弾いて間違ったやり方で練習していませんか?
「10000時間の法則」を聞いたことがあるでしょうか。
勉強や練習などプロフェッショナルになるには「10000時間」かかるという法則のことです(この法則には賛否あります)。
ですが楽器を独学されている方は恐らくプロになることを目指していませんよね?
以前、面白い動画をYoutubeで見つけました。
たしかTED Talksというチャンネルだったと思いますが「ものごとの基礎を理するためには20時間あれば十分」だというのです。
ジョシュ・カウフマンという人が動画内でお話しされていて最後はギターを弾いています(とても面白い動画です)。
上記の理論上では、基礎をしっかり身に着けるには最低20時間は必要ということになります。
ですが基礎の練習を20時間もしてる人はいるのでしょうか?
私はベースも初心者ながら弾けますが4分ある曲の半分くらい今弾けるようになってますが、それでも20時間以上はかかっています。
基礎をしっかりしたうえでも一曲弾くにはそれなりの時間がかかるということです。
独学で何か曲を弾きたいのなら自分のレベルに合った好きな曲を一曲決めておくといいと思います。
最初は時間がかかって仕方がないですが、基礎をしっかり固めるとそのあとの成長の伸びが全然違います!
「基礎が大事」「ものごとを習得するには時間がかかる」ということを心に刻んでおくだけでも意識が全然違ったものになってくると思います。
簡単にネットで稼げると思っている(現実を見ていない)
楽器の独学者の方でネットで稼ぎたいと思っている人は少ないと思いますが先日とても興味深いお話を聞きました。
DTMの話になりますが、先日DTMの先生から以下のような人たちのお話を聞きました。
「曲をつくってお金を得たいからDTMを習いたい」と言っていたのに、実際に手順を教えると「難しそうだからやっぱりやめる」by50代のおじさん。
「曲が頭の中にあると言っていて(楽譜は読めない)」いきなり歌を歌われたので、リズム(拍)をとりながら歌えますか?と聞いたら「できないのでDTMやっぱり諦めます」by30代くらい。
上記の話を聞いてどう思いましたか??
「自作の曲でお金を得たい」とか「自作の曲を発信したい」という割には諦めるのが早すぎませんか(しかもいい年したおじさんが)?
DTMはそんなに甘くないです(DTMは作曲だけでなくパソコンの知識も必要になります)!
もちろん楽器練習も甘くないのです!
楽器のプロや上手な人は効率のよい練習をしていますが、もちろんそれだけではありません。
上手な人はみんな隙間時間などをつかって、累計の練習時間が多いのです!
楽器が上手いひとがみんな最初から上手だったと勘違いしていませんか?
世の中にはピアノを習ったことがないのに、曲を聴いただけで両手でいきなり弾ける人も存在しますが、そんな人知り合いにいますか?
天才はメディアで取り上げられて目立ちますが、世の中のほとんどの人は凡人です(失礼!)。
天才はごく一部だけです!
だから毎日(毎日じゃなくても)コツコツ練習をする必要があるのです。
上達しない楽器独学者にありがちなこと
私がYouTubeをみて「うーん」と思うピアノ独学者の人とピアノを習い始める前の私には共通点がありました。
以下5つです。
基本の姿勢やフォームが間違っている
音をはっきり出さない(自信がない)
拍やテンポがめちゃくちゃ
間違っているところをそのままにする
伴奏を伴奏らしく弾いていない
基本の姿勢やフォームが間違っている
楽器をやる上で最も大事なことは姿勢です。
ピアノをやる際もギターでもベースでも背筋をしっかり伸ばして弾くことが大事です。
上級者やプロなどは曲にノって感情を表現しクネクネ動いたり、たまに背中が曲がってたりしてますが(ちょっと自分に酔ってるみたいに見える)初心者ははっきり言ってそんな次元にいません!
背筋をまっすぐ伸ばして姿勢よく弾くのが最低限のポイントです。
指は昔よく言われていたのは「卵をつかむように指を丸くする」と言われていました。
ですが必ずしもそうとは限りません。
指の第2関節が曲がるように!指が平らだと弾きにくい!
上の画像が基本的な指の形です(家事で手が荒れててすみません…)。
パソコンをタイピングする手の形に近いと思います。
手の甲は力が抜けているけど指先には力が入って文字を打つことができますよね。
鍵盤を弾くときもこれと同じです(鍵盤弾くときのほうがちょっと力強めかな)。
速い曲や動きのある曲は多少指のフォームが変わっても問題ありません。
ですが初心者のうちはゆっくりとしたテンポの曲や弾きやすい曲から初めてみましょう。
音をはっきり出さない(自信がない)
最初は自信がなくても仕方ありませんが、大事なことは音をしっかり出すことです。
音をしっかり出すことでメロディも把握できますし指の力もつきます。
弱弱しい音で弾いていてはいつまで経っても上達しません。
音はしっかり出すことは初心者の基本です!
ピアノは強弱がかなり出る楽器ですが、正直いって初心者の方が強弱をつけるのはどんな楽器でも難しいです。
確実に、絶対間違えない速さで【音をしっかり出して】「ドレミファソ ソファミレド」と右手で5本の指を使って弾いてみてください。
ドは親指、レは人差し指、ミは中指、ファは薬指、ソは小指で弾きます。
おそらく薬指と小指がちょっと弾きにくいと思います。
ですが練習を重ねるうちに慣れてきます!
拍やテンポがめちゃくちゃ
曲を弾くうえで一番大事なことが何かわかりますか?
「音を間違えないこと」が一番大事なのではありません。
一番大事なことは「拍」と「テンポが一定」なことです!
ぶっちゃけ音が多少間違ったとしても曲には聴こえます。
ですが拍やテンポがめちゃくちゃだったらどうでしょうか?
変なところで間延びしたり、急に曲が早くなったり、ゆっくりになったりしたら曲として成立しません(表現の問題で多少テンポが揺れることは除く)。
私は一時期ピアノの講師をしていましたが、習いたいと言っていた生徒さんがこんなことを言っていました。
私が「曲を弾くには1,2,3,4と拍をとることが大事です」とお伝えしたら…
「1,2,3,4って…全部同じ長さじゃないとダメなんですか?」
「拍は均等に数えてください!(語気強め)」
その生徒さんは楽譜は何とか読めたのですが、拍の長さが均等でないので曲を弾いても曲に聴こえませんでした。
拍を数えるときは均等の長さで数える!
テンポはゆっくりになったり、又ははやくなったりしない!(指示がある場合は別だけど初心者の曲でまずそんなのない)
基礎中の基礎です。
基礎はとにかく大事です!
何度でも言います!
基礎をしっかり身に着けるとそのあとの練習が段違いで成長がはやくなります!
間違っているところをそのままにする
ツイキャスのピアノの練習配信を見ていたら、「この人いっつも同じところで間違えるな…」という人が何人かいました。
練習配信だから間違っても仕方のないことですが、問題は「同じところを何度も間違える」ということ!
間違ったところだけ取り出して弾くのは練習の基本です!
弾けている部分を何度も繰り返して弾く必要はないです。
勉強でも同じだと思います。
難しい漢字なら覚えるために、そして使えるようになるために書いて練習しますが、「人」とか「田」とかの漢字を大人になった今練習することがありますか?
時間がもったいなくないですか?
間違った部分だけを取り出して「ゆっくり丁寧に練習」→「慣れてきたら普通のテンポで弾く」→「ちょっと前の部分から間違った部分を含む1フレーズを弾く」→「一曲通して弾く」が効率のよい練習の仕方です。
まず自分がいつもどこで間違っているのかを把握してください。
何回も間違える部分はわかりやすく☆マークを付けるなり自分のわかるようにしておきます。
間違っている部分や苦手な部分が自分でわかっているということは、大きな「のびしろ」です。
間違った部分だけ弾けるようになればあとは完璧なのですから!
間違っている部分が多くても一つ一つ問題を解決していけば大丈夫です!
伴奏を伴奏らしく弾いていない
基本的にピアノの初心者の曲であれば「右手がメロディ」で「左手が伴奏」です。
基本的にメロディが大事で伴奏はあくまでメロディの引き立て役です!
慣れてきたら左手をやや小さめの音で弾いてみましょう。
このとき大事なのが小さい音で弾いているときも指の力はしっかり入っているということが大事です!
ちょっと文字だと伝えるのが難しいのですが、ヘニャヘニャした弱弱しい音にならないように注意してください!
もし左手の伴奏を小さく弾くのが難しければ、最初は右手を大きめの音で弾くのもありだと思います。
曲でもなんでもバランスをとることは大事です。
曲に強弱をつけるのは最初は難しいです。
ですが曲に強弱がついていると、この人曲想に乗っている!うまい!となります(多分)。
最初は曲を大きな音で間違わずに弾くところから初めて、慣れてきたら強弱をつけましょう。
強弱をつけると今まで弾けてたところが急に難しくなったりします。
ただその場合も間違ったところを繰り返し練習します。
とりあえず一曲弾けるようにしましょう!
最初はバイエルなど簡単な練習曲から始めてみましょう。
バイエルは度々ピアノの教則本としてはつまらない、とか黒鍵が出てくるのが遅いなど批判されますが現在は改訂版が出版されています。
「ぶんぶんぶん」などふつうの曲も収録されていますし、楽しんで弾けると思います。
最初は片手ずつ初めて4小節くらいの曲を弾き「できた!」という成功体験を経験しましょう。
曲というのは小さなフレーズで構成されています。
4小節や8小節単位のフレーズで構成されるのが曲です。
まずは短い曲を弾くことに慣れ曲を弾く体力がついてから1ページや2ページある曲を弾くと良いと思います。
ハノンを準備運動につかうとおすすめ!
ピアノ学習者にはとっても有名な教則本があります。
それがハノンです。
曲ではなく指の動きに特化したトレーニングなので弾いていてつまらないですが、指の運動に効果的です。
特に右手も左手も薬指、小指が動きにくいと思いますがスパルタ訓練のようにハノンでは弾かされます。
スパルタ訓練と言っても右と左同じ音を弾くのでそういった意味では慣れてくるとすぐ弾けるでしょう。
最初は弾きにくいですがゆっくり弾けばOKです。
私は毎日ハノンを最初に1つ弾いています。
目標設定におすすめの曲
エルメンライヒの紡ぎ歌
この曲は初心者向けですがですが独学の人がここまで弾けたら大したものです。
この曲の難易度は"A"です。
Aが一番簡単なので最初はこのレベルから弾きましょう。
(※ピアノピースのレベルの表はあてにならないことが多いですが"A"は本当に簡単な曲が多いです。漁師の方の演奏でラカンパネラという難曲を知っている人は多いと思います。ですがラカンパネラは"E"になっています。
最高難易度が"F"なのですがラカンパネラが"F"ではないのはおかしいです)
ブルグミュラー25の練習曲・アラベスク
ブルグミュラーはピアノ初心者がよく使う教則本のバイエルを卒業したあとによく使われる練習曲集です。
基礎を押さえていればそこまで難しい曲でもないです。
トルコ行進曲(モーツァルト)
モーツアルトのトルコ行進曲はピアノのレベルではBに設定されていますが実際に弾いてみるとなかなかに難しいです。
*******************************************************************
以下は実際に今も私がやっている練習法を書いていきます(ピアノだけでなくベースの練習法も書きますが参考になると思います。)
ご興味がある方だけご覧いただければと思います。
基本的にポモドーロ法をつかった練習をしている
めったに「通し練習」はしない
初めに基礎練習をする(毎日)
「5回確実に」練習法
時には「今はできなくても当たり前」とあきらめる
ちょっとでも上達してればそれでいいという思考
指の力をつける、瞬発力を上げるトレーニング
メトロノームをつかった練習法
暗譜のコツ
演奏の時は楽しむことと冷静さを忘れない