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とんたん 周産期専門医 超音波専門医

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“私だけ頑張ってる気がする”あなたへ。
夫婦で向き合う妊活のリアルと乗り越え方
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“私だけ頑張ってる気がする”あなたへ。 夫婦で向き合う妊活のリアルと乗り越え方

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とんたん 周産期専門医 超音波専門医

2025年06月27日 12:59

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❖ はじめに

こんにちは、周産期専門医のとんたんです。
これまで10年以上、妊娠・出産をめざす女性たちとそのご家族に寄り添ってきました。診察室で数多くのご夫婦とお話ししながら、私がずっと胸に抱えてきた思いがあります。

それは、「妊活という営みは、医学だけでは語りきれない」ということです。

血液検査の数値や卵胞の育ち方、精液所見の結果など、私たち医師は日々データと向き合いながら診療を行います。けれど、本当の勝負はそこではありません。

むしろ、妊活がうまくいくかどうかは、「おふたりがどれだけ心をひとつにできるか」にかかっていると私は感じています。

「私ばっかり頑張ってる」
「通院も、情報収集も、全部私…なんで?」

そんな声が、私の元には日々届きます。診察室で声に出せなくても、そのまなざしや溜め息から伝わってくるものがあります。

妊活中の女性たちは、身体のことだけでなく、心の重荷とも闘っています。
そしてその中で、夫婦の間に小さなすれ違いが生まれ、それがやがて深い孤独へと変わっていくのです。

本レポートは、そんな“孤独な妊活”からあなたを救い出すことを目的に書きました。
医師としての視点だけでなく、人として、そして男性として、私が見てきたこと・感じてきたことを、あなたにお伝えできればと思います。


第1章:「妊活」が女性だけのものになってしまう理由

「妊活って、どうして私ばかりが頑張ることになるの?」

これは、診察室でよく耳にするフレーズです。
多くの女性が、心の奥底で感じている疑問でもあります。

● 妊活のスタート地点は「女性」から

日本の医療制度では、妊娠に関する最初の窓口は基本的に「婦人科」です。
多くのご夫婦は、排卵のタイミングが合わない、生理不順があるなど、女性側の悩みから通院が始まります。

つまり、妊活は“女性が動くもの”としてスタートする構造になっているのです。

ここにひとつ目の誤解が生まれます。
男性は「付き添い」になり、女性は「治療の対象者」になってしまう。

この時点で、当事者意識に差が生まれてしまうのです。

● 「母になる責任感」に押しつぶされる

妊活が進むと、女性はサプリを飲み、基礎体温をつけ、生活習慣を整え、クリニックの予約を取り…と、実に多くのことを担うことになります。
一方、男性側の協力は「検査に一度行った」「励ましの言葉をかけている」というレベルにとどまることも少なくありません。

この差が積もり積もって、ある日、心の叫びが生まれます。

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