はじめに:なぜ今、この講座を公開するのか
「英語は話せるようになりたいけど、何年勉強しても実際の場面で使えない」
これは、私が20年間の海外営業キャリアの中で、数百人の日本人ビジネスパーソンから聞いてきた共通の悩みです。
TOEIC800点を超えているのに、外国人の前では固まってしまう。英語メールは書けるけど、電話会議では一言も発せない。そんな方々を、私は数え切れないほど見てきました。
私自身、かつては同じ悩みを抱えていました。大学卒業時のTOEICは450点。初めての海外出張では、空港で道を聞くことすらできませんでした。
しかし、今では年間100日以上を海外で過ごし、数億円規模の商談を英語で成立させ、15カ国以上の取引先と日常的にビジネスを展開しています。
この変化の秘密は、「勉強法」ではありません。「実戦での使い方」にあります。
本講座では、私が20年かけて体得した「実戦英語」の全てを、体系的にお伝えします。理論や精神論ではなく、明日から使える具体的な方法論と、実際の成功事例・失敗事例を交えながら、あなたの英語力を「知識」から「武器」に変える方法をお教えします。
第1章:なぜ日本人は英語が話せないのか?
1-1. 日本の英語教育の3つの致命的欠陥
減点主義の弊害:完璧を求めすぎて何も言えなくなる
日本の英語教育最大の問題は「減点主義」です。
私が面接してきた候補者の実例を紹介しましょう。TOEIC850点の方が、"What brought you here today?"という簡単な質問に対して、30秒間沈黙した後、"I... I... sorry..."と言って黙り込んでしまいました。
後で聞くと、「文法的に正しい答えを考えていたら、頭が真っ白になった」とのこと。
実際のデータを見ると、この問題の深刻さがわかります:
日本人の英語学習時間:平均3,000時間以上(中高大学)
実際に英語を話せる人の割合:約10%(2023年EF調査)
アジア主要国の英語力ランキング:日本は30位(韓国22位、中国28位)
この差は能力の問題ではありません。「間違えてはいけない」という呪縛が、実際のコミュニケーションを阻害しているのです。
インプット偏重:読めるけど話せない症候群
日本の英語学習時間の配分を見ると:
読解:45%
文法:30%
リスニング:20%
スピーキング:5%
一方、実際のビジネスシーンでの英語使用比率は:
スピーキング:40%
リスニング:35%
ライティング:20%
リーディング:5%
この乖離が、「勉強したのに使えない」最大の原因です。
試験至上主義:TOEIC高得点者の面接実態
私が実際に面接した約500名のデータから:
TOEIC700点以上:全体の60%
実際に英語で仕事ができると判断:全体の15%
TOEICスコアと実戦力の相関係数:0.3以下
ある候補者は、TOEIC950点でしたが、"Tell me about yourself"に対して、暗記した自己紹介を棒読みし、追加質問には全く答えられませんでした。
1-2. 海外で通用しない「日本式英語」の特徴
完璧主義による沈黙:「正しく」より「伝える」ことの重要性
はじめに:なぜ今、この講座を公開するのか
「英語は話せるようになりたいけど、何年勉強しても実際の場面で使えない」
これは、私が20年間の海外営業キャリアの中で、数百人の日本人ビジネスパーソンから聞いてきた共通の悩みです。
TOEIC800点を超えているのに、外国人の前では固まってしまう。英語メールは書けるけど、電話会議では一言も発せない。そんな方々を、私は数え切れないほど見てきました。
私自身、かつては同じ悩みを抱えていました。大学卒業時のTOEICは450点。初めての海外出張では、空港で道を聞くことすらできませんでした。
しかし、今では年間100日以上を海外で過ごし、数億円規模の商談を英語で成立させ、15カ国以上の取引先と日常的にビジネスを展開しています。
この変化の秘密は、「勉強法」ではありません。「実戦での使い方」にあります。
本講座では、私が20年かけて体得した「実戦英語」の全てを、体系的にお伝えします。理論や精神論ではなく、明日から使える具体的な方法論と、実際の成功事例・失敗事例を交えながら、あなたの英語力を「知識」から「武器」に変える方法をお教えします。
第1章:なぜ日本人は英語が話せないのか?
1-1. 日本の英語教育の3つの致命的欠陥
減点主義の弊害:完璧を求めすぎて何も言えなくなる
日本の英語教育最大の問題は「減点主義」です。
私が面接してきた候補者の実例を紹介しましょう。TOEIC850点の方が、"What brought you here today?"という簡単な質問に対して、30秒間沈黙した後、"I... I... sorry..."と言って黙り込んでしまいました。
後で聞くと、「文法的に正しい答えを考えていたら、頭が真っ白になった」とのこと。
実際のデータを見ると、この問題の深刻さがわかります:
日本人の英語学習時間:平均3,000時間以上(中高大学)
実際に英語を話せる人の割合:約10%(2023年EF調査)
アジア主要国の英語力ランキング:日本は30位(韓国22位、中国28位)
この差は能力の問題ではありません。「間違えてはいけない」という呪縛が、実際のコミュニケーションを阻害しているのです。
インプット偏重:読めるけど話せない症候群
日本の英語学習時間の配分を見ると:
読解:45%
文法:30%
リスニング:20%
スピーキング:5%
一方、実際のビジネスシーンでの英語使用比率は:
スピーキング:40%
リスニング:35%
ライティング:20%
リーディング:5%
この乖離が、「勉強したのに使えない」最大の原因です。
試験至上主義:TOEIC高得点者の面接実態
私が実際に面接した約500名のデータから:
TOEIC700点以上:全体の60%
実際に英語で仕事ができると判断:全体の15%
TOEICスコアと実戦力の相関係数:0.3以下
ある候補者は、TOEIC950点でしたが、"Tell me about yourself"に対して、暗記した自己紹介を棒読みし、追加質問には全く答えられませんでした。
1-2. 海外で通用しない「日本式英語」の特徴
完璧主義による沈黙:「正しく」より「伝える」ことの重要性