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夜中に何度も起こされ、心が折れそうだった私が、それでも介護を続けられた理由

夜中に何度も起こされ、心が折れそうだった私が、それでも介護を続けられた理由

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2025年06月13日 10:56

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はじめに

在宅介護をしていると、誰にも言えない苦しさにぶつかることがあります。
特に夜中、何度も起こされる日々が続くと、心も身体もボロボロになってしまいますよね。

今日は、11年にわたる在宅介護の中で、
私自身が「はぁ~またかよ!」と思った夜のこと、
そしてそこからどう乗り越えたのかをお話ししたいと思います。
同じように悩んでいるあなたに、少しでも寄り添えたら嬉しいです。


夜中に何度も起こされる現実と、心の限界

介護をしていると、夜中に何度も起こされることがあります。
最初は、優しく「どうしたの?」と声をかけていました。
けれど、2回目、3回目、4回目…と続くうちに、
イライラが抑えきれなくなっていったのです。

「またか!!」と思ってしまう自分。
優しくできなかった自分に、
声を荒げてしまう自分に、
あとで自己嫌悪を感じたことも少なくありません。

眠れないまま朝を迎え、心も身体もすり減っていく感覚。
「今夜は寝てほしい・・・」
そんなふうに思いながら毎日を過ごしていました。


それでも介護を続けられた「小さな工夫」とは

日頃の状況は、デイケアのスタッフさんと「連絡帳」を通じて、
共有していました。
そんなある日、私の状況を心配した看護師さんより、
「主治医の先生に相談してみる?」と声をかけられました。

そして、主治医の先生にも相談したところ、先生からはこんな一言が!

「お母さんも夜しっかり眠れないとお母さん自身がつらいと思います。
少しばかりお薬に頼りましょうか!?」

と、最新の睡眠導入剤を使うことを提案されました。
その薬は先生も、病院のスタッフさんも使うことがあるとのことで、
従来のお薬に比べると3~4時間で薬の効果が切れて、
スッキリと目覚める、とのことでした。

それでも、最初は抵抗がありましたが、
「お母さんもつらい」という先生の言葉に背中を押され、
本当に必要なときだけ使うことを決断しました。

しかし、服薬拒否が強かった母にどのように飲ませよう!?と新たな悩みに。
そこで、これまでの経験を活かし、錠剤を半分にして、
それを砕いてプリンやゼリーに混ぜて「デザート食べよう♪」と言って
一緒にプリンを食べました。

錠剤を見せて「薬」だよ、と言うより、
いとも簡単に口の中に入れられる「プリン作戦」は大成功でした。

面白いことに、
「今日こそはしっかり寝てもらうぞ~!」
と気合を入れて準備した日に限って、母はぐっすり寝ていました。

介護って本当に思うようにいきませんね!

ここからは、【私が実践した工夫】をご紹介します。

(1) 睡眠導入剤を必要な時だけ使う

前述したように、主治医と相談して、
「毎日ではなく、必要な時だけ、通常の半分量」で。
本人の状態を見ながら、無理のない方法を選びました。
夜中に何度も起きる負担が減り、私も心に少し余裕が生まれました。

(2) 自分の睡眠リズムを柔軟に調整

母が起きる時間がパターン化していた時期は、
母のリズムに合わせて私の寝る時間や起きる時間を微調整していました。
「7時間連続睡眠」にこだわらず、
日中も眠くなったら寝る!など工夫しました。

会社員だった時期は、ほぼ一睡もせずに仕事に行くことも多々あり、
10時の休憩・お昼休みには必ず寝ていました。
ひどいときはお昼ご飯を食べる前に一旦睡眠をとってご飯を食べる、
ということもありました。
完璧な睡眠を目指すのではなく、
「細切れでも休めたらOK」と思うことで、気持ちがぐっと楽になりました。

ほんの5分でもいい。細切れでも休めたら、心と身体は少しずつ回復していきます。

(3) 落ち着かない夜は「一緒に寝る」

母が不安で落ち着かない夜は、隣で一緒に寝ることで安心感を与えました。背中をさすったり、手を握ったまま寝るだけで、すぐに入眠することも多かったです。
小さなスキンシップが、母にも私にも、思った以上に大きな安心をもたらしてくれました。

しかし、それでも何度も起きることも多々ありましたが・・・。

(4) 限界を感じる前に専門職へ相談

一人で抱え込まないこと。
困った時はすぐにケアマネさんや関わってくれている専門職、
お医者さんにすぐに相談することが重要ですね。
自分自身が壊れないために、早めに相談することが大事だと気付かされました。

「話すだけでも少し楽になる」ことを実感し、
今でもどんなに小さな不安もこまめに共有するようにしています。

でも、もし今、夜中のトイレ対応で限界を感じていたり、
「もう無理…」って思ったことがある人なら、

私が実際にやってみて、心と体が軽くなった更に4つの工夫を、
どうか知ってほしい。

これは、きれいごとではない、ほんまもんの在宅介護の中で見つけた「生きる知恵」です。

そして、
「完璧じゃない自分を、ゆるしてあげられるようになった話」も、ここに書きました。


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