「また今日も、起きられないの?」
優しく起こしたつもりが、
だんだん声が強くなり、
最後には怒鳴ってしまう。
その直後、押し寄せる自己嫌悪。
怒りたかったわけじゃない。
傷つけたかったわけでもない。
ただ、今日も朝が来てしまっただけなのに――
娘は、明るくて活発で、アスリートとして10年間、走り続けてきた普通の中学2年生でした。
そんな彼女が、コロナ休校明けの春、突然「起立性調節障害」と診断されました。
朝、起き上がれない。頭痛、吐き気、めまい、倦怠感。
見た目ではわからない、でも確実に存在する“不調”。
それが、ある日、わが家の毎朝をまるごと飲み込んでいきました。
「薬、ちゃんと飲もうね」
そう言って手渡した薬を、娘は受け取りませんでした。
無意識に、体を丸めて、口に入れても吐き出す。
水を入れたコップは、はじかれて部屋に飛んでいく。
「また今日も、起きられないの?」
優しく起こしたつもりが、
だんだん声が強くなり、
最後には怒鳴ってしまう。
その直後、押し寄せる自己嫌悪。
怒りたかったわけじゃない。
傷つけたかったわけでもない。
ただ、今日も朝が来てしまっただけなのに――
娘は、明るくて活発で、アスリートとして10年間、走り続けてきた普通の中学2年生でした。
そんな彼女が、コロナ休校明けの春、突然「起立性調節障害」と診断されました。
朝、起き上がれない。頭痛、吐き気、めまい、倦怠感。
見た目ではわからない、でも確実に存在する“不調”。
それが、ある日、わが家の毎朝をまるごと飲み込んでいきました。
「薬、ちゃんと飲もうね」
そう言って手渡した薬を、娘は受け取りませんでした。
無意識に、体を丸めて、口に入れても吐き出す。
水を入れたコップは、はじかれて部屋に飛んでいく。